〇月〇〇日、社員Aさんは部内ミーティング終了後、同僚のBさんにランチに誘われていましたが、Aさんには先約がありお断りをしていました。その時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです…。
- Sorry, I have a plan for lunch today.
(すみません、今日のランチは予定があるんです。)
実はa planの場合は「(何かを達成するための)計画・戦略がある」という意味になります。「予定」と言いたい場合には、plansと複数形になります。
- Sorry, I have plans for lunch today.
(すみません、今日のランチは予定があるんです。)
このように複数形の「-s」を付けることで、意味が変わる単語があります。以下にその他の例を記載します。
- work(仕事) ⇔ works(作品)
- advice(アドバイス)⇔ advices(通知 ※主に金融・貿易分野で慣例的に用いられる)
- manner(態度)⇔ manners(礼儀作法)
この他にも複数形の「-s」が付くと意味が全く変わる英単語です。
- paper 「紙」 / papers 「書類」
- people 「人々」 / peoples 「民族」
- security 「安全」 / securities 「証券、債券」
また「-s」を付けると、単なる複数形および全く別の意味という2パターンの意味を持つ単語もあります。
- interest 「興味」 / interests 「複数の興味」または「利益」
- custom 「習慣」 / customs 「複数の習慣」または「税関」
- receipt 「領収書」 / receipts 「複数の領収書」または「収入」
- minute 「分」 / minutes 「~分」または「議事録」
- term 「期間」 / terms 「複数期間」または「条件・用語」
単数形、複数形、両方の意味をしっかりと理解して、使い分けていきたいですね!
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【通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語】シリーズは、9,000名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。グローバル企業のオフィスを舞台に活躍する通訳者たちの体験をベースに、英語学習中のビジネスパーソンに役立つコンテンツをお届けします。
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