サッカー観戦前に覚えておきたい英単語&英語フレーズ【まとめ】

英語学習中のスポーツファンの中には、2ヵ国語放送などを利用してオリンピック競技を英語で観戦する方もいるのではないでしょうか。試合後には、世界のメディアにより英語で発信されるニュースや解説をチェックする楽しみもあります。

今回は、英語でサッカーの観戦や情報収集を楽しむサッカーファンのために、覚えておきたい英語のサッカー用語や関連フレーズをご紹介します。

知っておきたいサッカー関連の英単語

日本で使われているサッカー用語はカタカナの物が多いですが、意外とサッカー英語とは異なります。

  • header (ヘディング)
  • indirect free-kick (間接フリーキック)
  • set-piece (セットプレー)
  • equaliser (同点ゴール)
  • defensive half (ボランチ)
  • playmaker (司令塔)
  • line-up (スタメン)
  • additional time (ロスタイム)

ヘディングは「header」で、ヘディングとは言いません。ロスタイムを「additional time」と言うのは、日本でも最近は解説などで一般的になってきました。

サッカーのプレー中に使う英語フレーズ

サッカーをプレーするときは、チームメイトとのコミュニケーションが欠かせません。選手間などで使われることの多いフレーズを挙げていきます。

  • Push forward! (上がれ!)
  • Fall back! Come back! (下がれ!戻れ!)
  • 攻守が切り替わるタイミングで使われる「上がれ」と「下がれ」。

  • Cross! (クロスを上げろ!)
  • Hit it! (シュートを打て!)
  • Mark him! (彼のマークにつけ!)
  • Man on! (敵がきているぞ!)
  • Keep your eye on the ball! (ボールをちゃんと見て!)
  • Handball! (ハンドだ!)

「Handball!」は審判に対して、けん制や抗議の意味を込めて。「Hand」ではない点に注意しましょう。

サッカー観戦で役立つ英語フレーズ


サッカー解説で使われることの多いフレーズをいくつか紹介します。

  • kick off (試合開始)

キックオフは日本でも使われるフレーズ。

例えば、
“Okazaki kicks off, and the ball is away.”
(岡崎のキックオフで試合開始です。)
と用いられます。

  • good work (好アシスト)

日本では「ナイスアシスト」と言うこともありますが、英語では「good work」。

例えば、解説で
“Honda did good work and Kagawa scored.”
(本田の好アシストで香川がゴールしました。)
のように使われます。

  • break the deadlock (先制点を取る)

break the deadlock」は「行き詰まりを壊す」=「均衡を破る」という意味から、サッカーでは「先制点を取る」という意味で用いられています。

先制点を取ったシーンでは、
“Arsenal finally broke the deadlock.”
(アーセナルがついに先制点を取りました。)
といった形で使います。

  • convert a penalty (PKを決める)

PKは「penalty kick」の略です。ただし、PKが決まったシーンでは、直訳すると「罰を転換する」という意味がある「convert a penalty」が使われることがあります。

例えば、
“Honda converted a penalty.”
(本田がPKを決めました。)
と言ったように用いられています。

オリンピックを英語で楽しもう!

世界中の人々の視線がスタジアムに向けられるオリンピック会期に向けて、基本の用語を英語で学んでおきませんか?海外ニュースやSNSを通して海の向こうのサッカーファンとも感動を分かち合えるはずです。

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イー・エフ・エデュケーション・ファースト

1965年にスウェーデンで設立され、現在、世界各地に500を超える事業拠点と50校の直営語学学校を擁する国際教育事業のリーディングカンパニー。留学プログラムなど、多数の教育プログラムをグローバルに展開。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルパートナー(語学トレーニング)。