【インタビュー】「一生で一番、英語を伸ばす1ヶ月を」One Month Program

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7,500名以上の通訳・翻訳者を抱え、1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の株式会社テンナイン・コミュニケーションが独自に開発した、ビジネスパーソン向けの1ヶ月集中パーソナルトレーニングプログラム、「One Month Program」。

「一生で一番、英語を伸ばす1ヶ月」をコンセプトに、通訳や英語講師として活躍している日本人トレーナー、ネイティブ講師のペアによる強力なサポートで、本格的な通訳トレーニングメソッドで一気に英語力を伸ばすという同プログラムは開講後から注目を集めており、すでに受講生からも高い評価を得ています。

パーソナルコーチング系のプログラムが増えるなか、「One Month Program」は一体どのような仕組みにより1ヶ月という超短期で英語力アップを実現しているのか。English Hub編集部では、One Month Programの開発に携わり、通訳としても活躍されているテンナイン・コミュニケーション社の雨海まゆ氏にお話をお伺いしてきました!

話し手:雨海まゆ 氏:株式会社テンナイン・コミュニケーション 日英通訳者

テンナイン・コミュニケーションにて通訳・翻訳および英語教材開発を担当。上智大学外国語学部卒業。 TOEICスコア 985点。英語ができない幼少期にイギリスに家族で住んだ経験から、英語力の必要性を痛感。大学時代にオーストラリア留学はしたものの、ほぼ日本国内での学習で英語力を伸ばす。国内外の通訳学校で訓練をした経験をもとに、「One Month Program」を開発。

インタビュー目次

One Month Programとは?

Q:One Month Programの概要について教えてください。

One Month Programは、最短1ヶ月間という短期集中で英語力を伸ばすパーソナルトレーニングプログラムです。実際に通訳学校で使われており、効果が実証されている通訳トレーニング方法を取り入れているのが特徴で、受講期間中は日本人トレーナーとネイティブ講師が専属でつき、28日間分のトレーニング課題に取り組んでいただきます。

提出頂いた課題はトレーナーと講師が添削し、毎回約5ページにわたる手厚いレポートとしてお返ししています。レポートは「ディクテーション」「英作文」「シャドーイング」という3パートに分かれており、ディクテーションであれば提出いただいた文のなかで間違っている箇所の指摘や課題の分析などを記載しています。

英作文についてはネイティブ講師が添削し、正しい英文ともに添削の意図も含めたコメントつきでお返ししています。シャドーイングについては、提出いただいた音声を聴いたうえで発音が不明瞭な単語や相手に伝わりやすい発音についてのアドバイスなどをコメントしています。

このレポートを読むだけでも自分の英語の癖や弱点がよくわかるので、指摘されたポイントに気をつけながら自習を続けていくことで、効率的に弱点を克服することができます。

また、課題提出を通じて学んだ内容をアウトプットする練習の場として、週に2回のネイティブ講師とのプライベートレッスンがあります。レッスン内容は受講者ごとに完全カスタマイズしており、講師も課題の添削をしているので、受講者ごとの英語力や目標を見据えた内容となっています。

レッスン内容は受講者ごとに完全カスタマイズしており、講師も課題の添削をしているので、受講者ごとの英語力や目標を見据えた内容となっています。

雨海まゆ 氏:株式会社テンナイン・コミュニケーション 日英通訳者

Q:通訳トレーニングのメソッドとは?

中心にあるのは「ディクテーション」と「シャドーイング」です。ディクテーションは聴いた音声を書き起こすトレーニングです。シャドーイングは、聴こえてきた音声を即座にそのままリピートするトレーニングです。いずれも有名なトレーニングですが、大事なのは効果が出る正しいやり方で取り組むことです。

例えば、シャドーイングはやりっ放しになりがちですが、当社では一回音声を聴くだけではなく、しっかりとスクリプトを用意して自分の声を録音し、その音声をスクリプトと照らし合わせることで自分はどこが発音できていないのかを分析する、というプロセスまで挟むようにしています。また、シャドーイングの完成度にも段階があり、最終的にはスピーカーになり切ったつもりで話せるようになるまでやるようにお伝えしています。

通訳トレーニングには他にも様々なメソッドがあります。例えば「クイックレスポンス」というのは日本語だけを見て英単語を瞬時に答えていくトレーニングで、「スラッシュリーディング」は長い英文を意味の塊ごとに区切り、英語の語順通りに処理していくトレーニングとなります。

中学や高校の英語の授業では、きれいな日本語に訳すために文末から訳すといった形が一般的ですが、それだとリスニングでは通じないので、語順通りに意味を処理していく練習をする必要があります。

また、ほかにも英語の音声を聴いた後に自分で再生するという「リプロダクション」というトレーニングや、英文を見ながらすぐに訳していく「サイトトランスレーション」というトレーニングもあります。

One Month Programでは、全ての受講生にディクテーションとシャドーイングは必ずやっていただき、その他のトレーニングはレベルに応じて行っていきます。例えばディクテーションは上級者の方だと簡単すぎることもあるので、正答率が連続して90%を超える場合は音声を聴いて口頭で和訳する、さらにその後に英訳する、など追加のトレーニングを行います。

Q:どんな課題を提出するのか?

提出する課題ファイルは、ディクテーション、英作文、シャドーイング音声、そして自己学習シートの4つとなっています。自己学習シートは毎日の学習時間を記録するシートで、学習する中で気づいたことやトレーナーに対するコメントなどを書いていただきます。

Q:課題をこなすのにどのぐらい時間がかかるか?

皆さん大体一日あたり1~2時間ぐらいかけていますね。ただ、必ずしも毎日行う必要はありません。プログラムは28日間分あるため、毎日取り組めば最短1ヶ月で終わる内容になっていますが、多くの方は1ヶ月以上かかってプログラムを終えるというイメージとなります。2ヶ月以内であれば、追加料金はかかりません。

Q:トレーナーと受講生はどのようにコミュニケーションをとるのか?

コミュニケーションはチャットツールを使っています。英語講師とトレーナーと生徒3名のグループチャットを作り、トレーナーも英語講師もいつでも質問を受け付けられる状況にしています。そこで課題を提出いただき、添削レポートはPDFとしてお返ししています。提出いただいた課題は翌~3営業日以内にはお返ししています。当日中に返すケースもあります。

Q:テキストの内容は?

テキストはWeek1からWeek4まであり、1週間で1冊となっています。それぞれの週にゴールが設定されており、Week1は自分について英語で説明できるようになるための自己紹介や会社紹介、サービス紹介など、Week2は海外出張を想定した道案内やチェックイン、展示会に行くなどの内容になっています。そしてWeek3では見込み客とのアポイントや仕事依頼、アドバイスを求める、進捗確認などのリクエスト表現を学び、Week4は1~3で学んだ英語表現を使った別の会話文を使って学習していきます。

テキストは私をはじめとする開発に携わったスタッフが実際に通訳としてお伺いした会社の現場で体験した会話内容をベースとして作っているので、とてもリアルな内容となっています。「テキスト内容が実践的でいいですね」と仰って頂ける方が多いですね。

One Month Program オリジナルのテキスト

ネイティブ講師とのカスタマイズレッスン

Q:ネイティブ講師とのプライベートレッスンの内容は?

ネイティブとのレッスンは、課題で自習した内容を実践して頂きます。例えば英作文の課題で書いていただいた自己紹介文をスピーキングしてもらうといった形です。

また、プライベートレッスンは受講生それぞれのニーズに合わせて完全カスタマイズしたレッスンとなっています。例えばもうすぐ海外赴任にいく予定の方の場合、アパート探しで不動産屋に家の要望を伝える練習や国際免許証を申請する練習などをしていますし、仕事で英語を使っている方であれば実際のテレカン音声を録音して持ってきて、その音声を使ってレッスンを行うこともあります。

プライベートレッスンは計8回あり、週2回ずつ受けると4週間で終わりますが、それだと課題が追いつかないという方もいるため、その場合は週1回で8週間にわたって行います。

当社が契約している都内7箇所(青山、六本木、東京、丸の内、品川、神田、新橋)の契約オフィススペースでのレッスンやスカイプ等を利用したオンラインレッスンも受講可能です。

Q:講師はどんな方が担当するのか?

講師はアメリカやイギリスなどの英語圏のネイティブで、日本在住歴が10年以上あり、永住予定の講師も多いです。日本語ができる講師も多く、社内で日本語研修もしているので初心者の方でも安心して受講いただけます。また、講師歴も3~15年程度あり、当社クライアントのグローバル企業での講師も務めているなど経験豊富で、みな非常に人気があります。

受講生の英語力は伸びている?

Q:受講生はどんな方が多いか?

年齢は30~50代まで幅広く、ご職業も経営者や医師、商社やIT企業の管理職の方など様々です。なかにはビジネスでは英語を使わないので日常英会話をできるようになりたいという方もいらっしゃり、そうした方向けのカスタマイズも行っています。男女比は6:4で男性が多いですね。

英語レベルも様々で、TOEICを受けたことがないという方もいますし、800点後半の方もいます。初心者レベルの場合、こうしたプログラムを受講できないのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、当社のプログラムでは初心者の方でも大丈夫です。講師は日本語が分かるものが多いので日本語を交えた指導もしていますし、トレーニングメニューを軽くするなどの対応もしています。

Q:実際に受講生の英語力は伸びているか?

当社では初回カウンセリング時とプログラム終了時に、1分間のスピーキング量をアセスメントしているのですが、終了時には1分間の英文量が2倍ぐらいに増えます。最初は中学レベルの自己紹介だった方でも最終的にはとても情報量が多く長い英文を話せるようになっています。

プログラムでは自習課題で英作文もしますしプライベートレッスンでもスピーキング練習をするのでこの結果は当然と言えば当然ですが、それに加えてシャドーイング練習などでより流暢かつスピーディに話せるようになり、同じ1分でもアウトプットできる量が増えています。当社では実践的な対面コミュニケーション能力の向上に焦点をあてており、特にリスニングとスピーキング力を重視しています。

One Month Programはここが違う!

Q:他のプログラムと比較した際のOne Month Programの違いは?

他のプログラムとの違いをまとめると大きく3つとなります。一つ目は、通訳・翻訳エージェントが開発しているという点です。当社には通訳・翻訳登録者が7500名おり、通訳トレーニングのノウハウもたまっているので、必ず効果が出る学習方法を分かったうえで開発しているという点が大きいですね。実際にテキストを開発しているのも通訳者です。

そして二点目は添削レポートです。冒頭でお伝えしたように当社では提出ごとに約5ページにわたるレポートをお返ししていますが、ここまで細かく添削してくれるサービスはないのではないかと思います。レポートを読んでいただければ自分が伸ばすべきポイントが分かるので、最短距離で英語力を伸ばすことができます。実際に、レポートをお返しすると「こんなに濃い内容だったのか」、「こんな内容が知りたかった」と感動のメッセージを頂くことも珍しくありません。

そして三つ目はフレキシビリティですね。当社はあくまで受講者を中心にしたプログラムを作りたいと考えており、トレーニングメニューについても標準メニューに加え、特にリスニング力を伸ばしたい方にはリスニング強化メニューを追加するなどのカスタマイズを行っています。

また、英作文のトピックもカスタマイズしています。例えば看護師の方向けの英作文トピックでは、疾患Aについていろんな角度から説明してもらうというトピックや、外国人の患者の方が問診票を書くときのお手伝いをするトピックへとカスタマイズしています。

当社のプログラムを選んでいただいた理由として、「仕事ですぐに使える内容を学べる」「受講者それぞれの弱点やニーズにフォーカスした内容を学べる」、そして「レッスン場所もカスタマイズできるといったフレキシビリティ」を挙げて頂く方は多いですね。

Q:無料カウンセリングではどのような内容を行うのでしょうか?

プログラムの説明に加え、なぜ英語力を高めたいのか、どういう場面で困ったのか、どんなスキルをいつまでに身につけたいのか、などをヒアリングさせていただき、そのニーズに対して役立つプログラムになるのかをディスカッションしながら内容のイメージを固めていきます。

また、当日は実際にシャドーイングやディクテーション、リプロダクション、スラッシュリーディングなどの通訳トレーニング方法を網羅的に体験していただきます。皆さんリーディング力は高いので、読むと簡単な文章でも聴けないし話せないというところにとても驚かれる方が多いですね。

カウンセリングルーム

カウンセリングルーム

英語学習者へのメッセージ

Q:受講を検討されている方向けにメッセージをお願いします。

必ずしも留学しなくても、正しい方法で継続すれば、英語力を上げることはできます。私自身も海外経験は2年しかなく、その2年の間に英語力がアップしたという実感はありませんでした。主には国内での勉強でアップできたと考えています。ただし、独学では続かない、間違ったやり方をしてしまうなどのリスクもあります。スクールは強制力になりますし、客観的なフィードバックをもらったほうがより効率的に学習できるので、そのために当社のプログラムを活用いただけるとよいのかなと考えています。

今まで英語学習に挫折してしまったけれども、どうしても英語力をあげたいという方、英語を学ぶ必要性と緊急性が高いという方はぜひOne Month Programに来ていただきたいですね。トレーナーと講師が併走するので、今度こそ英語力をアップさせましょう!

インタビュー後記

雨海氏のお話をお伺いするなかで特にOne Month Programが魅力的だと感じたポイントは、受講生の課題やニーズに応じてトレーニングを完全カスタマイズしてもらえるため、実務に活かせる実践的な英語を効率よく学ぶことができるという点です。レッスンや課題の内容はもちろん、プライベートレッスンの場所まで選べるなど徹底的に受講者の目線に立ったプログラムとなっており、受講生の満足度が高いという点も頷けました。

また、実際に通訳学校で厳しい訓練を積み、現在は通訳としてグローバルビジネスの現場で活躍されている英語のプロフェッショナルの方から直接指導が受けられるという点も他のプログラムにはない大きな魅力だと感じます。

急に海外出張や海外赴任が決まり、1ヶ月程度の短期間で英語力を一気に高めなければいけない状況にあるという方にはとてもおすすめできるプログラムです。また、実際には1ヶ月分のプログラムを2ヶ月かけてこなすことができるため、毎回の課題をしっかりと消化しながらじっくりと取り組んでいきたいという方でも大丈夫です。

One Month Programは、日本と海外のビジネスをつなぐ通訳というプロフェッショナルな仕事につく人々が実際に学んできたメソッドを使って英語力を身につけられるとても貴重なプログラムです。無料カウンセリングでも実際のトレーニングを体験できるので、興味がある方はぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?

One Month Programの詳細

サービス名 One Month Program
URL http://www.ten-nine.co.jp/onemonthprogram/
運営会社名 株式会社テンナイン・コミュニケーション
本社所在地 〒105-6009
東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー9階
スクール所在地 神谷町オフィス(東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー9階)
青山、六本木、東京、丸の内、品川、神田、新橋の契約オフィススペース
設立 2001年7月11日
資本金 1,680万円
入学金 なし
教材費用 レッスン料金に含まれる
期間 1ヶ月
コースと料金 ●日本人トレーナーによる初回カウンセリング
・プログラム内容の説明
・初回レベルチェック
・ヒアリング
・ヒアリングに基づいた学習計画の立案
・自習方法(通訳トレーニング法)の練習

●自習と添削レポート
・28日間の自習提出とそれぞれに対する添削レポートの返却(専属の日本人トレーナーと外国人講師による添削)
・自習は、「テキスト自習」と「課題自習」の2パート。
「テキスト自習」では会話文を「音読・シャドーイング・リプロダクション・英語表現の反復暗記」。
「課題自習」では、「ディクテーション(英文書き取り)」、「英作文」。
・1週間ずつの目標が設定されており、それを達成できるカリキュラムが組まれている。
・専属の日本人トレーナーと外国人講師のグループチャット内で、プログラム期間内は常時コミュニケーション。英語の弱点克服法やトレーニングメニュー変更などの学習アドバイスに加え、受講者はいつでも英語の質問が可能。

●外国人講師とのマンツーマンレッスン
・各50分×週2日。合計8回。
・レッスンは、自習内容の復習をして表現を定着させる場。
・添削レポートの事前共有で、受講者ごとの英語の癖や弱点を克服するためのカスタマイズされたレッスン内容。

●プログラム終了時
・トレーナーと講師からの総評のフィードバック。
・今後の学習に役立つ学習アドバイス。

●受講料金:
・1ヶ月間のフルプログラム:298,000円(税別、カウンセリング2回・教材・添削・学習アドバイス・マンツーマンレッスン等込み)

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English Hub 編集部

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