みなさん、こんにちは!今週の日本語表現は『あっさり』です。
「あっさり」は「〜した味」や「〜した性格」など、日常生活でもよく使われる形容詞ですが、文脈によってそのニュアンスは微妙に異なってきますよね。今回はそんな「あっさり」を使った4文の英訳例をご紹介します。
- 「入念に準備した提案があっさりと断られてしまった。」
The proposal that I carefully prepared was refused straight away.straight away = すぐに、即座にstraight awayと同じ意味として、immediatelyを使うこともできます。
- 「彼は、普段はあっさりとした態度だが、実は情に厚い。」
He usually seems standoffish, but he’s actually a compassionate person.standoffish = 素っ気ない、冷たい日本語で「ドライな人」というように、dryを使うこともできます。
- 「どちらかというとあっさりとした味が好みだ。」
I prefer lightly-flavored dishes.lightly-flavored = 薄味のlightには「軽い、薄い」という意味があります。light tasteでも「薄味」という意味になります。
- 「誰も解決できない問題を、彼はあっさりと解決した。」
He found no difficulty in solving the problem that no one else could.find no difficulty in = 難なく、簡単にeasilyと1単語でシンプルに言うこともできます。
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【通訳者も悩む日本語表現】シリーズは、7,500名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。通訳者も思わず唸ってしまうような英語に訳しづらい身近な表現や流行りの現代用語などについて、「こう訳す!」という英訳をご紹介していきます。
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