「偽物の」という意味で使われる「なんちゃって」。フォーマルな表現から、カジュアルな表現まであります。
1. Pseudo
「偽物の」という意味の接頭辞です。
- Many say fortune telling is just a pseudoscience.
占いは偽科学だ、という人も多い。
*Pseudonymといえば、ペンネーム・偽名のことです。
2. Faux
元々はフランス語で「人造の」という意味です。
- Our kitchen countertop is made with faux marble.
台所のカウンターは、人工大理石でできています。
*日本語でも偽物の毛皮のことをフォーファーと呼ぶことがありますね。
3. Wannabe
カジュアルな表現です。
- He pretends to be a rising star but he’s just a wannabe singer.
期待の新人みたいなふりをしているけど、彼は歌手の真似事をしているだけだよ。
*Want to beを略してWannabeとしています。「〇〇になりたい」という意味から、なりたいだけで本物ではない、という意味になります。
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【通訳者も悩む日本語表現】シリーズは、7,500名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。通訳者も思わず唸ってしまうような英語に訳しづらい身近な表現や流行りの現代用語などについて、「こう訳す!」という英訳をご紹介していきます。
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