「飲みに行く」に”go drinking”はNG!【通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語】

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○月○日、営業部のEさんはクライアントとの大きな商談がまとまった後、同僚達とお祝いの席を設けるために、「飲み会」を提案しました。しかしその時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

【NG文】

  • Let’s go drinking tonight!
    (今夜、飲みにいきましょう!)

「go -ing」で「~しに行く」という表現ですが、「go fishing」「go swimming」「go hiking」のように「長時間行う主となる目的」を表すときに使います。ですので「go drinking」というと「長時間ずっとお酒をがぶ飲みする」や「いくつものお店を飲み歩く」というニュアンスになってしまいます。

【オススメ英語】

  • Why don’t we go out for a few drinks tonight?
    (今夜飲みにいくのはどうでしょう。)

ポイント解説

「飲みに行く」を表すには以下のような表現があります。a drinkやa few drinksと言って「1~2杯」ということを明確にしましょう。
※また「Let’s」もあまりビジネスシーンには向かない表現でしたね。

  • have/grab/get a drink
  • have/grab/get a few drinks

例:
Would you like to have a drink later?
(後で飲みにいきませんか。)

  • go out for a drink
  • go out for a few drinks

例:
I’m going out for a few drinks with my co-workers tonight.
(今夜は同僚と飲みに行く予定です。)

ちなみに「お酒が好き」や「飲み会」は何と言うでしょうか。

  • お酒が好きです。
    ✖ I love drinking.
    〇 I love beer. / I enjoy a glass of beer after work.
    ※「ただずっと飲んでいるのが好き」ということではなく、「どんなお酒を嗜むか」を伝えるべきですね。
  • 飲み会
    ✖We had a drinking party last night.
    〇We had a get-together / work party last night.
    ※こちらもdrinking partyというとオクトーバーフェストのようなただひたすらお酒をがぶ飲みしているイメージがあります。

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【通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語】シリーズは、9,000名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。グローバル企業のオフィスを舞台に活躍する通訳者たちの体験をベースに、英語学習中のビジネスパーソンに役立つコンテンツをお届けします。

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