アインシュタインのポジティブ名言に学ぶ人生のヒントと英語表現

心に響く言葉を聞き、そこから前向きなパワーをもらったり、人生のヒントを得た経験はありませんか?

株式会社世界文化社より、「偉人たちのポジティブ名言で学ぶ英語表現」(小池直己著)が刊行されました。文豪、政治家、哲学者、科学者など、様々なジャンルで名を残した人物の言葉から、ポジティブなメッセージと洗練された英語表現が学べる一冊です。

今回は本書より、アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)による名言をピックアップ。英語表現の解説と、心理学にも精通する著者、小池直己氏の考察「think more」を併せて抜粋し、ご紹介します。

英語で読むアルバート・アインシュタインの名言

The more I learn, the more I realize I don’t know.
The more I realize I don’t know, the more I want to learn.

学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるかを思い知らされる。
自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。

Albert Einstein(1879-1955)
20世紀史上、最も深い考えを持っていた理論物理学者。特殊相対性理論、一般相対性理論を唱える。1921年にノーベル賞を受賞。その科学的な成果のみならず、ユニークな哲学者としても知られ、大らかな人間性を持っていた。

【表現解説】the more ~, the more …(~すればするほど、ますます…)

〈the+比較級~, the+比較級…〉は「~すればするほど、ますます…」。程度がだんだんに増すこと(漸増)を表します。

  • The more you get, the more you want.
    (手に入れれば入れるほど、もっと欲しくなる/欲望には際限がない)
  • The greater your hopes, the greater your disappointments.
    (期待が大きければ大きいほど、失望も大きい)

notes

  • learn 学ぶ、知る、わかる
    〈例〉 It’s never too late to learn.
    (学ぶのに遅すぎるということはない/60の手習い)

Think more

人間には、知識欲やあくなき探求心があります。前向きな気持ちで自分の興味のあることを学んでいると、そのことに没頭して、他のことをすべて忘れて集中してしまうことがあります。これはアインシュタインに限らず、多くの科学者、研究者に共通するものだと思います。

勉強や研究など、目に見える直接的な報酬がない行為を地道にやり続けることができるのは人間だけです。私たちの脳が快楽を感じる直接の源となっている物質が、「快楽物質」と呼ばれる「ドーパミン」です。

ドーパミンがうまく働いている限り、私たちの脳は頑張って何かを達成することに快楽を感じ、努力を続けることができるのです。

私たちの大脳は、中脳から送られてくるドーパミンの助けなしには、物事を決定したり、行動を繰り返し実行することができないのです。

著者紹介:小池直己 (こいけ・なおみ)

広島大学大学院修了。カルフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究 員を経て、大東文化大学准教授、相模女子大学教授、就実大学教授・ 大学院教授を歴任。その間、NHK教育の英語番組の講師も務める。 英語教育学、心理学を専門とする。主な著書に『スヌーピーで学ぶ すぐに使える英語表現105 』(祥伝社)、『ポジティブになれる英語名言 101』(岩波書店)、『中学・高校英語を10時間でやり直す本』、『英語で たのしむ「アドラー心理学」』(いずれもPHP研究所)など、380冊以上、 累計500万部以上。

『偉人たちのポジティブ名言で学ぶ英語表現』書籍概要

タイトル 偉人たちのポジティブ名言で学ぶ英語表現
著者 小池直己
価格 1,540円(税込)
発行・発売 株式会社世界文化社