「1対1」に”man to man”はNG!【通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語】

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○月○日、プロジェクトリーダーを務めるMさんは自身のチームメンバーにそれぞれのパフォーマンスについて個別にフィードバックをすることに決め、その旨をミーティング内で発表しました。しかし、そこで通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

【NG文】

  • I’ll have man to man meetings with all the team members.
    (チームメンバー全員と1対1のミーティングを持とうと思います。)

「マンツーマン」 と日本語で聞くと、ただ単に「1対1で」の意味になりますが、英語では「腹を割って話す」というニュアンスになり、「man to man meetings」と言うと、「いったいどんな話をされるんだろう」と相手を不安にさせてしまいます。(単語の通り「男対男で腹を割って話そう」という、たくましい響きがありますね。)

【オススメ英語】

  • I’ll have one on one meetings with all the team members.
    (チームメンバー全員と1対1のミーティングを持とうと思います。)

ポイント解説

「1対1で」と表すにはone on oneという表現が一般的で、上記のようなシチュエーションの場合は、以下のような言い方があります。

  • face to face(対面で)
    I’ll have face to face meetings with all the team members.
    I’ll speak to all the team members face to face. ※face to faceを副詞として使っています。
    (チームメンバー全員と対面形式のミーティングを持とうと思います。)
  • individually(個別に)
    I’ll meet with each team member individually.
    I’ll talk to everyone individually.
    (皆さんには個別にお話しするつもりです。)

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【通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語】シリーズは、9,000名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。グローバル企業のオフィスを舞台に活躍する通訳者たちの体験をベースに、英語学習中のビジネスパーソンに役立つコンテンツをお届けします。

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