“Are you OK?”はNG!【通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語】

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○月○日、A社では新製品のプロモーションについて打ち合わせが行われていました。最終的なプランについて、会議参加者の中で合意に至った後、社員Aさんが上長に最終承認のために聞いた一言の中に通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

【NG文】

  • We’d like to go with the plan A. Are you OK?
    (プランAでいきたいと思います。OKでしょうか?)

Are you OK? ではOKの許可を求める意味にはなりません。基本的には「大丈夫ですか?」という体調を聞く質問になってしまいます。

【正しい英語】

  • We’d like to go with the plan A. Is that OK?
    (プランAでいきたいと思います。OKでしょうか?)

ポイント

Are you OK?は主語(you)の状態を聞いている質問なので、体調を聞く質問です。ここでは主語を「that=それ(前文の内容)」とする必要があります。その他に「これでよろしいでしょうか」という意味で相手の承認を求める表現は以下があります。

  • Is this/that OK with you?
  • Are you OK with this/that? ※with this/thatをつければare you OKは使えます。
  • Is this/that all right?
  • Is this/that all right with you?
  • Would this/that be OK? ※より丁寧
  • Would this/that be OK with you? ※より丁寧
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    【通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語】シリーズは、9,000名以上の通訳・翻訳者で1,700社以上のグローバル企業に語学サービスを提供してきた通訳・翻訳エージェント大手の 株式会社テンナイン・コミュニケーションによる英語学習コラムです。グローバル企業のオフィスを舞台に活躍する通訳者たちの体験をベースに、英語学習中のビジネスパーソンに役立つコンテンツをお届けします。

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