英語教育に関する教材の企画・販売などを行う株式会社elifet(以下:エリフェット)は5月11日、大阪観光大学・国際交流学部の池田和弘教授のもと、英会話の苦手な日本人に最も効果的な学習方法を追求した新しい教材「スピークエッセンス」を本格的に販売開始したことを公表した。
「スピークエッセンス」は、言葉の学習が、脳のネットワーク的な情報処理のプロセスであることに着目した英会話教材である。「英単語こうすれば速く覚えられる」など著書が累計86万部以上販売された実績を持つ大阪観光大学・国際交流学部教授の池田和弘教授が監修した。ただ「単発的に英語が口から出る」だけではなく、「会話をつなげる」ことができるようになっており、本当の意味でのスピーキング力が身に付く内容となっている。
「スピークエッセンス」の特徴は5つある。1つ目は「マイクロ会話」である。会話の最小単位である一対の会話(マイクロ会話)をひとつのユニットとして学習するため、これを自由に組み合わせることで何通りもの会話パターンで話すことが可能となる。これが「会話がつながる」という体感を生み出す。
2つ目は「超スローリスニング」である。高速リスニングが多くの教材で採用されているが、「スピークエッセンス」では一語一語区切るように丁寧なポーズで収録している。脳が音声情報を受け取り理解する、つまり認識するには、わずかながらしっかりとした時間が必要である。このような音声は非常に深く記憶されるため、短期間で使えるようになるばかりか、正確なイントネーションも身に付き、ネイティブの発音ができるようになる。
3つ目は「単一音声の使用」である。すべての発話をまるで自分の発話であるかのように錯覚させる単一音声を使用。英語を確実に「自分のもの」として記憶可能だ。
4つ目は「瞬間通訳練習」である。「スピークエッセンス」では文法的に英作していてはリアルタイムの発話ができないことから、英文を組み立てる、つまり英作するという発想を排除している。代わりに、脳のネットワーク的な情報処理の特長として英文を意識的に組み立てなくとも適切なトレーニングによってほぼ無意識のうちに組み立てることができるようになるという理由に基づき、その練習ができるよう「瞬間通訳練習」を採用した。文字通り、瞬時に日本語による思考を英語で口に出すトレーニングを行う。
5つ目は「ナチュラルリスニング」である。トレーニング用の音声とは別に、ネイティブの男女によるナチュラルスピードの音声を収録している。学習した「マイクロ会話」をネイティブスピードで聴き直すことによって、実践的なリスニング力を身に付ける。一度深く記憶した音声は、少しのトレーニングで、高速でも聞き取ることが可能だ。
一般に、外国語として言葉を学ぶ場合には、4技能(聴く、読む、書く、話す)のうち、「話す力」、すなわち「スピーキング」が特に難しいと言われている。「スピークエッセンス」においては既に頭の中にある「日本語回路」を有効に利用しつつ、ゆっくりと発音された英語を繰り返し聞くことで、「英語」を無理なくスムーズに脳に覚えこませるように工夫されている。
「スピークエッセンス」はエリフェット運営の教育サイト「Bright Eggs」にて、CDとテキスト一式、送料無料の24,800円(税別)で販売されている。学習方法などを気軽に質問できる無料の電話相談(電話番号:06-6152-8830)が用意されており、さらに学習の効果をチェックできるオンラインレッスンを1ヶ月間、計4回まで無料で受講できる。今までの英会話教材では英会話習得が実感できなかった方も、試してみてはいかがだろうか。
【参照リリース】日本語を活用した超初心者向けの英会話トレーニング教材が発売 ~脳が教える究極の会話システムがバージョンアップ~
【サービスページ】『スピークエッセンス』について
(English Hubニュース編集部 平井 真理)
English Hub 編集部
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