65万部を突破する大ヒットを記録した『英単語の語源図鑑』の続編、『続 英単語の語源図鑑』(清水建二、すずきひろし著) が、9月4日に発売されました。
「もっとも効率的な英単語の覚え方は、語源学習である」という著者のコンセプトに基づき作成された、本シリーズ。重要単語を語源に沿って分解し、語源の知識とともに語彙を増やしていくことができるその内容は、「面白い。わかりやすい!」「読んでいるだけで英単語がどんどん頭に入ってきて、勉強しているという感覚がなくなる」など、学習者からの絶大な人気を博しています。
英単語の3つの語源 ―「接頭辞」「語根」「接尾辞」
英単語の多くは、「接頭辞」「語根」「接尾辞」という3つの語源から構成されています。(※下記の表を参照ください。)
「接頭辞」「語根」「接尾辞」は、『英単語の語源図鑑』の中でも説明されているように、漢字における「偏(へん)」や「旁(つくり)」のようなもの。
漢字の場合、私たち日本人は、たとえ初めて見たものであっても「『さんずい』がついているから、水と関係があるのだろう」といったように、偏(へん)や旁(つくり)から大まかな意味を類推することができます。英語の場合も同様に、「接頭辞」や「語根」などの語源から、単語の意味を推測することが可能です。
個別の単語をただ丸暗記していく方法とは異なり、『英単語の語源図鑑』シリーズでは、語源を軸に単語同士を関連づけながら学んでいくことができます。
単語例:injection
一例をみてみましょう。「injection(注射)」という単語は、接頭辞「in(中に)」+語根「ject(投げる)」+接尾辞「ion(もの)」と分解できます。
ject(投げる)という語根のイメージがつかめると、「project」は pro(前に)+ject(投げる)で「映し出す」、「reject」は re(後ろに)+ject(投げる)で「拒絶する」、「eject」は e(外に)+ject(投げる)で「排出する」 というように、共通する語源を持つ単語の理解がぐっと楽になります。
このように、語源を理解することは、英単語を学習する上で大きな助けとなります。
前作を読んだ多くの学習者からの声に応え、今回第二弾が発売された「語源図鑑」シリーズ。「語源」をテーマにした英語学習書は「語源図鑑」以前にもありましたが、ふんだんに使われたイラストを見ながら気軽に楽しく学べるという点も、同シリーズが幅広い読者から支持されている理由です。
今回発売された「続 英単語の語源図鑑」では、厳選された110個の語根が紹介されています。語源という観点から単語をとらえ、単語が持つイメージを理解する感覚をマスターできれば、英語学習の質やスピードは大きく進歩するでしょう。
今回「続 英単語の語源図鑑」発売にあわせて、特設サイトがオープンしています。本の中身を試し読みすることもできるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
『続 英単語の語源図鑑』書籍概要
【概要】
清水建二/著 すずきひろし/著 本間昭文/イラスト
定価:1,500円+税
判型:46判
体裁:並製
頁数:320頁
ISBN:978-4-7612-7435-1
発行日:2019年9月4日
出版社: かんき出版
English Hub 編集部
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