アメリカ語学留学のメリットとデメリットを徹底比較!

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留学先を検討中の方にとっては、各国の良い面と同様に、マイナス面も気になるところではないでしょうか。そこで今回は、アメリカ語学留学の「メリット」と「デメリット」の両方について、みていきたいと思います。

アメリカ留学のメリット

まずは、アメリカ語学留学のメリットについてみていきましょう。代表的なものとしては、下記の3点が挙げられます。

  • 「地域を問わず通じやすい英語」が身につく
  • 国際感覚が養われる
  • 学習のモチベーションを高めやすい

それぞれのメリットについて、詳しくみていきたいと思います。

メリット1:「地域を問わず通じやすい英語」が身につく

アメリカ留学の1つ目のメリットは、「地域を問わず通じやすい英語」が身につくことです。「世界の公用語」とも言われるほど、英語は現在、世界各地で使われています。しかし、「英語」と一口に言っても、国や地域によって、その発音や語彙には様々なバリエーションがあります。それらの中で「アメリカ英語」は、世界の多くの人にとって理解しやすい英語です。留学生活を終えた後、英語を使う地域が特に決まっていないという方にとって、アメリカ英語を身につけることは決して不利にはなりません。

メリット2:国際感覚が養われる

メリットの2つ目として、多様な文化に触れることを通して、国際感覚が養われることが挙げられます。移民国家であるアメリカには、様々な民族・宗教の人々が暮らしています。1つの国に居ながら世界中の文化を体感できることは、アメリカ留学の大きな魅力です。肌の色や生活習慣が異なる人々の中で生活することで、自然とものごとの捉え方が柔軟になります。狭い範囲での「常識」に捉われることなく、様々な価値観を尊重するスタンスを身につけることは、グローバル社会を生きていく上において非常に大きな意味があります。

メリット3:学習のモチベーションを高めやすい

3つ目のメリットは、英語学習のモチベーションを高めやすい環境であることです。アメリカは、政治、文化、ファッション、スポーツ、流行など、あらゆる分野において世界の中心となっています。様々な分野の最新情報が集まるアメリカは、興味を引く話題で常に満ちています。「自分にとって好きなもの」・「興味があるもの」であれば、その内容が英語であっても、進んで知りたいと思うものです。「楽しい」や「もっと知りたい」と思う気持ちは、学習をする上で大きなプラスとなります。同時に、最先端の情報に日々触れることで、英語を身につける必要性を改めて実感することができます。「英語を学びたい気持ち」が自然と高まるアメリカは、語学留学に非常に適した環境であると言えます。

アメリカ留学のデメリット

アメリカ留学のメリットについてみてきましたが、今度はいよいよ、気になるデメリットについてみていきたいと思います。アメリカ留学のデメリットとして代表的なものには、下記の3点が挙げられます。

  • 日本人留学生も多い
  • 防犯意識を高める必要がある
  • 冬の寒さが厳しいエリアも

それぞれのポイントについて、みていきましょう。

デメリット1:日本人留学生も多い

アメリカ留学の1つ目のデメリットは、日本人も少なくないということです。アメリカは世界中の留学生から人気の国であるため、必然的に日本人留学生の数も多くなります。 学校の授業は英語で行われるため、同じクラスに日本人が何名かいても、それ自体は問題ではありません。ただ、放課後や休み時間などの「授業以外の時間」には、それなりの工夫が必要となります。新しい環境で緊張もする中、日本人同士だとつい気が緩み、授業以外では日本語で会話をしてしまいがちです。しかし、せっかく留学していても日本語を頻繁に使っていては、英語力を充分に伸ばすことは難しくなります。ただ、そうは言っても、「日本人とは一切話さないようにする」といった方法も、現実的にはなかなか難しいのではないでしょうか。

日本人が多い環境でも英語をたくさん話すコツは、日本人「だけ」で固まってしまわないことです。グループの中に一人でも日本人以外の学生がいれば、必然的に使う言語は英語になります。この状況ならば、日本人の友人が話す内容からも、英語表現や語彙を吸収することができます。日本人以外の留学生にも積極的に声をかけ、英語を使う機会を意識的に増やしましょう。そうすることで、「日本語ばかり使ってしまい、期待したほど英語力を伸ばせなかった」という状況を防ぐことができます。

デメリット2: 防犯意識を高める必要がある

デメリットの2つ目には、日本との治安の差が挙げられます。「アメリカへの留学」というと、治安面で不安を感じられる方は少なくないようです。実際には、最低限の注意(ガイドブック等でも確認できる、「治安の悪いエリア」に足を踏み入れないようにすること等)を守っていれば、危険を感じる場面に遭遇するようなことはほとんどありません。

しかしそれでも、日本にいる時と比べると、防犯意識は高く持つ必要があります。たとえば日本では、カフェの席を鞄で確保することがあります。また、携帯電話やパソコンが机の上に置かれたままとなっているような光景も、しばしば見られます。しかしアメリカでは、これらの行為は全てNGです。安価なコートのような、「これは誰も盗らないだろう」と思うようなものであっても、席に戻ると無くなっていたという事例もあります。いわゆる「貴重品」ではないものでも、失いたくない物の放置は厳禁です。

また、日本との防犯意識の差が表れている一例として、「飲食店のトイレ」が挙げられます。アメリカのカフェでは、防犯上の理由から、トイレに鍵がかけられていることが一般的です。トイレを使いたい場合には、店員にその旨を伝えて鍵をもらうか、ドアを開けるためのコード(6桁程度の数字など)を教えてもらう必要があります。日本のように、誰でもすぐに使えるものではないので、特に最初のうちは不便に感じるでしょう。

日本とアメリカでは防犯意識の基準が異なるということを理解し、それに対応することが求められます。
 

デメリット3:冬の寒さが厳しいエリアも

デメリットの3つ目としては、冬の厳しい寒さが挙げられます。留学先として人気の都市であるニューヨークやボストンでは、例年冬の寒さは非常に厳しいものとなります。氷点下15度前後まで気温が下がり、大雪が降ることもしばしばあるため、日本の冬以上に寒さ対策が必要となります。凍えるほど寒い朝には、語学学校へ向かうのがおっくうになってしまうこともあるでしょう。

カイロは日本ほど一般的では無く、取り扱いのある店舗でも日本より割高となります。普段から冷えが気になる方は、日本から持っていくことがおすすめです。ダウンジャケットなどの防寒具も、現地でも入手はできますが、日本から持っていくことで余分な出費を抑えることができます。

一方、西海岸のサンフランシスコやロサンゼルスなどの都市は、年間を通して比較的過ごしやすい気候です。「アメリカに留学はしたいが、冬の寒さは耐えられそうにない」という方は、都市を選択する際、気候面にも着目して検討してみてください。

まとめ

今回は、アメリカ語学留学のメリットとデメリットの両方についてみてきました。今回取り上げたメリットを、ぜひ他の国のメリットと比較して、留学先を選ぶ上での参考にしていただければと思います。デメリットに関しては、事前に把握しておくことで、マイナスの影響を最小限に抑えることもできます。また、「こういったデメリットがある」という心構えをしておくだけでも、実際に現地に行ってみると、「想像していたほど悪くはないな」と思えるものです。メリットとデメリットの両方を把握して、ぜひ悔いの残らない留学生活を手にしてください!

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