ウェリントンへの語学留学が丸わかり!

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約1,000年前にポリネシア人開拓者がカヌーで島に渡り歴史が始まったニュージーランド。日本の4分の3ほどの国土には豊かな自然が広がり、遥か昔に超大国から切り離されて以来、動植物が独特の進化を遂げてきました。近年では、日本人の留学先としても人気が高まり、多くの人がニュージーランドでしか体験できない貴重な時間を過ごしています。そんな自然豊かなニュージーランドへの語学留学を検討されている方に、それぞれの人気都市について詳しくご紹介します。

今回は、ニュージーランドの首都ウェリントンのご紹介です。

ウェリントンの特徴

天然港と丘陵に並ぶコロニアル様式の美しい建物が特徴のウェリントン。ニュージーランドの首都でありながら、中心地は歩いて散策できる規模です。「アートの街」として知られ、街のいたるところで多彩なアートが楽しめ、多くの美術館や博物館で入場料が無料となっています。また、世界でも有数の「コーヒーの街」で、街中には数メートルおきにカフェがあるほど。大手コーヒーチェーン店のカフェがほとんどなく、好きなカフェを見つけてコーヒーを楽しむのがウェリントン流です。近年では「映画の都」としての知名度も上がり、小規模ながら世界最先端の映画製作技術を誇っています。映画「ロード・オブ・ザ・リング」の監督ピーター・ジャクソンの出身地でもあり、同映画が撮影された森やミュージアムなどを訪れる観光客も増えています。

ウェリントンの概要

ウェリントンは国土の中央、北島最南端に位置するオセアニアで最も人口が多い首都です。日本からの直行便はないため、通常オークランドで国内線へ乗り継ぎます。南島への拠点となる港町で、街は港を囲むように広がり、街中には国会議事堂や裁判所など国の機関の他、大学や美術館、劇場などが集まり、政治だけでなく芸術や文化の中心地でもあります。ときよりクック海峡から強い風が吹き込むため、「ウィンディ・ウェリントン」とも呼ばれています。1902年に開通した真っ赤なケーブルカーはウェリントン名物。地元の人の足として現在も活躍しています。首都ではありますが比較的落ち着いた雰囲気で、語学習得には最適です!アジア人が比較的少ないので、じっくり学習したい方におすすめの街です。

ウェリントンの気候

夏季は温暖で冬季は比較的寒冷な西岸海洋性気候に属するウェリントンは、年平均最高気温が17℃前後、平均最低気温が9.5℃前後で、年間を通して過ごしやすい気候です。南半球に位置しているため日本とは季節が反対で、春は9~11月、夏は12~2月、秋は3~5月、冬は6~8月です。夏の最高気温は20℃前後、最低気温は14℃前後で、日本の春や秋のような陽気です。冬の最高気温は13℃前後、最低気温は7℃前後で、寒さが厳しいというほどではありません。ただし、クック海峡から風が吹き込むと、体感温度は多少低くなるでしょう。また、冬に雨が多いのも特徴です。一年を通して穏やかな気候ですが、「一日の中に四季がある」と言われるほど一日の気温差が大きいので注意しましょう。

ウェリントンの治安

世界163カ国を対象に内的情勢や外的情勢を総合的に分析した2018年の世界平和度指数(Global Peace Index)で、2位にランクインしたニュージーランド。その安全性は数字からもうかがえますが、ウェリントンも例外ではありません。特に危険とされるエリアもなく、相対的に治安は安定しています。ただし、夜の一人歩きや人通りの少ない道などは避けた方がいいでしょう。慣れてくると夜の一人歩きなどをする人もいますが、安全な街と言っても海外ですから、過信しすぎないようにすることが大切です。ウェリントンに限ったことではありませんが、ニュージーランドでは大きな犯罪がない反面、置き引きやスリなどの軽犯罪が多発しています。海外で暮らしているという意識は、常に持っておくようにしましょう。

【参考ページ】世界平和度指数

ウェリントンのここがおすすめ

文化・芸術の中心地であり自然にも恵まれたウェリントンにはおすすめスポットがたくさんありますが、その中でも特におすすめしたいポイントをご紹介します。

  1. ウェタ・ケープ
  2. マウント・ビクトリア
  3. ジーランディア
  4. テ・パパ・トンガレワ

1.ウェタ・ケープ

ハリウッドをなぞって「ウェリウッド」と呼ばれる映画の都。その立役者でもあるピーター・ジャクソン監督が設立したウェタ社の本拠地です。映画「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」「ゴースト・イン・ザ・シェル」など、ウェタ社が手がけた映画の特殊効果や小道具が見学できる他、小道具の制作現場も実際に見ることができます。ウェタ・ケープとともに「ロード・オブ・ザ・リング」が撮影された森などを訪れるツアーがおすすめ。映画ファン必見です!

2.マウント・ビクトリア

ウェリントンの街が一望できる標高196mの丘。展望台からは街や港、クック海峡も眺められる360度の大パノラマが広がっています。車で行くのが便利ですが、遊歩道もあるのでハイキングがてら出かけ、丘の上でピクニックしてもいいかもしれません。夜は一段と美しい眺めですが、夜行く際には数人のグループで行くようにしましょう。ウェリントンの絶景ポイントなので、滞在中に一度は足を運んでみてください。

3. ジーランディア

ウェリントン郊外にあるサンクチュアリ(自然保護区のこと)。原生林を再生させ、絶滅危惧種の野生鳥類を保護しています。広大な再生森林には30kmを超える自然遊歩道が張り巡らされ、鳥図鑑入りのガイドマップに従って自由に散策が楽しめます。人間がニュージーランドにやってくる前から住み続ける野鳥に出会える貴重な体験です。夜行性動物ツアーに参加して、茂みや湿地帯を探検するのもおすすめ。サンクチュアリ内には、ダムや金採掘の跡など歴史的な遺跡も点在しています。

4. テ・パパ・トンガレワ

ニュージーランドのインタラクティブな国立博物館。国土と人々にまつわるテーマがフロアごとに展示され、ニュージーランドの自然や歴史から原住民族マオリの文化まで学べます。各フロアで相互体験型の展示が楽しめ、深海用車両で海底火山を体験することも可能です。実物大の大型哺乳類のレプリカは迫力満点!敷地内にはオシャレなカフェや港が見えるレストランなどもあるので、一日のんびりできます。入館料は無料。ちなみに、名称である「テ・パパ・トンガレワ」はマオリ語で「宝箱」という意味です。ニュージーランドの宝箱を覗いてみてはどうでしょう。

まとめ

ニュージーランドの首都ウェリントンについてご紹介しました。首都ということもあり、交通機関は他の都市より充実しています。大きすぎず小さすぎない適度な大きさで暮らしやすく、治安がいいニュージーランドの中でも安全な街の一つです。日本からの直行便がないためか日本人があまり集まらないので、どっぷりと英語環境に浸れる環境です。確実に語学を身につけたい人に最適な街。オシャレなウェリントンで英語を習得してみませんか?

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ニュージーランド留学におすすめの語学留学プログラム

ニュージーランドに語学学校のある語学留学プログラムをご紹介します。

首都オークランドで英語を学ぶ「EFの語学留学プログラム」

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EFの語学留学は、創業以来50年の実績を誇り、海外留学、語学教育、学習研究、文化交流などの事業をグローバルに手掛けるイー・エフ・エデュケーション・ファーストの直営語学学校へ留学できるプログラムです。世界22ヵ国に広がるEFの語学学校には100カ国以上から生徒が集まり、インターナショナルな環境で語学力を磨けます。授業外でもイベントやアクティビティなど、留学仲間との交流の場がたくさん用意されています。留学エージェントを通しての留学ではなく、プログラム運営機関の直営校で学ぶ大きなメリットは、希望、目的に応じて渡航先や期間、カリキュラムなど、留学プランをフレキシブルにオーダーメイドできる点。また仲介費等は一切かからず、国内留学カウンセラーと現地スタッフの円滑な連携によるサポートを受けられます。

カプランオークランド校で学ぼう!「Kaplan(カプラン)の語学留学プログラム」

Kaplanの語学留学プログラム トップページ

1938年の創業以来80年以上にわたり、海外留学・語学教育・進学などの分野で世界各地の学習者を支えてきた『カプラン インターナショナル ランゲージ』。英語圏6ヵ国のほか欧州3ヵ国に広がる語学学校では、12歳~80代という幅広い年齢層の世界中からの留学生が年間5万人以上学んでいます。オリジナル教材に基づくレッスンと「使える英語」の実用を組み合わせた独自の学習メソッド「K+(ケープラス)」は、学習者のニーズに合わせて専門家チームによって開発されました。レッスンで使用する教材はオンライン学習ツールと連動しており、学んだトピックを授業外でも効率的に復習できます。課外アクティビティへの参加の機会も豊富で、留学期間を通じて英語のインプットからアウトプットまでを効果的に促してくれる環境です。調査では、生徒の97%が友達や家族にもカプランを薦めたいと回答。利用者満足度の高さがうかがえます。

ニュージーランド語学留学におすすめの留学エージェント

ニュージーランド留学におすすめの留学エージェントをご紹介しています。はじめてニュージーランド留学を検討されている方、ニュージーランド留学の情報収集をしたい方はぜひ参考にしてください。

顧客満足度No.1!従来の最大半額(※1)で留学が可能な「スマ留」

スマ留は、語学学校の稼働率が低い時間や場所を活用することで従来の最大半額程度(※1)での留学を実現できる留学支援サイトです。渡航先と渡航期間だけ決まれば留学費用が明確に分かり、留学先の語学学校に関わらず料金は全て一律となっているなど、シンプルで明瞭な料金体系が特徴です。留学前の事前学習としてオンライン英会話と英語学習アプリが6か月活用可能となるほか、留学中も株式会社日本旅行の海外グループ会社「TASKAL」と提携し、留学中のトラブルについて24時間365日コールサポートが受けられるので、はじめて海外留学をされる方でも安心です。留学エージェント10社におけるブランド調査(※2)では、「口コミ人気」「価格満足度」「認知度」の3つで1位を獲得するなど利用者の満足度が高くなっています。新宿サロンとオンラインにて無料個別カウンセリングを開催しており、留学の相談に乗ってもらうことができます。

※1 2020年及び2023年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づく
※2 2023年4月期。調査対象:18~29歳の直近5年以内の留学経験者618名

国内最大級の留学・語学学校の総合サイト「School With」

School With トップページ

School With(スクールウィズ)は、留学・語学学校情報の総合サイトで、世界16ヵ国・700都市以上、約2,500校の語学学校のなかから自分に合った留学先選びをサポートしてもらえます。代理店手数料がかからず、語学学校に直接申し込みをする場合と変わらない料金でカウンセラーと相談しながら留学手続きを進められるのは大きなメリットといえるでしょう。留学を機に英語力をとことん磨きたい方には、渡航前の事前学習で現地到着後にスムーズなスタートダッシュを切るためのプログラム「プレ留学」の活用もおすすめ。4週間以上の留学申し込みで4週間分のプレ留学プランが無料となるなど、お得な利用条件にも注目です。

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語学留学先を国別に見る

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reisuke

オーストラリア在住11年目。英語が最も苦手な教科でありながら英語を話すことに憧れ、海外生活を始める。コミュニケーションのツールとして英語を身につけ、現在では英語で夢を見るまでに。日本語教師として活動していることもあり、英語と日本語の文法の違いや国による英語の違い、言語と文化のつながりなどをライターとして発信中。