2019年のTOEIC L&R 国別受験者スコア発表 – 日本の平均スコアは523点 –

日本でTOEIC(R)Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が、TOEIC(R) Program を開発しているEducational Testing Service(以下、ETS)がまとめた2019年(1月~12月)の世界におけるTOEIC(R) Listening & Reading Test(以下、TOEIC L&R)受験者スコアと、受験者が回答したアンケート結果を発表しました。

日本のトータル平均スコアは523点で、リスニングパートが291点、リーディングパートが232点となっています。アジア諸国で最も平均スコアが高かったのは、フィリピンの713点でした。

2019年TOEIC(R) L&R 国別平均スコア

※受験者の母国別の平均スコアを集計したもの。受験者がTOEIC L&Rを受験した国・地域とは、必ずしも一致しません。年間の総受験者数が500名以上の国のみを掲載。

2019年TOEIC(R) L&R バックグラウンドアンケート結果

平均スコアと同時に、受験者がTOEIC L&Rを受ける前に記入する「バックグラウンドアンケート」の結果も発表されました。

集計結果によると、「英語学習において最も重視する能力」については、「リスニングとスピーキング」と回答した人が23%で、「英語の4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)全て」の21%を上回りました。

また、「日常生活において英語を使用する割合はどのくらいですか」という質問に対しては、全体の43%が「1~10%」と回答。日本に絞ると46%の人が、英語を使用する割合を「1~10%」と回答しています。

「最も使用する言語技能」では、受験者全体の32%が「リーディング」と回答し、「リスニング」は19%でした。また、女性(26%)よりも男性(36%)の方が、最も使用する技能として「リーディング」を挙げる傾向にありました。

TOEIC L&Rの受験経験については、40%が「3回以上」と回答。受験目的として最も多かったのは「英語学習のため(31%)」で、「就職活動のため(24%)」が続きました。コスタリカ(66%)やタイ(53%)、韓国(45%)では「就職活動のため」という結果が多く、「英語学習のため」という回答は、日本(41%)や香港(36%)で多く挙げられました。


リスニング・リーディングセクション別の平均スコアや、属性別の平均スコアなどの詳細を確認できるレポート「2019 Report on Test Takers Worldwide : TOEIC(R) Listening & Reading Test」は、IIBCの公式サイトに掲載されています。興味がある方は英語学習の参考に、一度目を通してみてはいかがでしょうか。

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English Hub 編集部

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