カシオ電子辞書「EX-word(エクスワード)」、自分に合った英語学習プランやアプリ連携を搭載した13機種販売へ

カシオ計算機株式会社は1月12日、メーカーシェアNo.1の電子辞書「EX-word(エクスワード)」シリーズの新製品として、自分にあった学習プランを選んで英語を学習でき、進捗状況を視覚的に教えてくれる機能も備えた「XD-G4800」(高校生モデル)など13機種を、1月20日より順次発売することを公表した。

EX-wordは、1996年7月の販売開始から去年6月末までの世界累計販売3,000万代を達成し、幅広い層から支持されている電子辞書だ。新製品は研究・翻訳などプロのニーズに応えるモデルから中学生向けまで13機種をラインアップし、中学生モデルを除く12機種には、新形式問題に対応のTOEIC Listening & Reading Test模試を収録した。

新製品13機種の特徴は、「新機能トレジムプラン搭載」、「発音判定機能強化」、「スマートフォンやタブレットとの連携」である。

新機能のトレジムプランは、English Training Gym(イングリッシュトレーニングジム)を拡充したものである。English Training Gymは去年より搭載を開始した、英語学習の進捗状況がわかる内臓コンテンツである。これに関西大学外国語学部教授竹内理氏が監修した学習プランを採用した。「高校英語の総まとめ(ボキャブラリー編)」「短期間で英会話フレーズをマスター(基礎編)」など、学習目的に適したコンテンツを組み合わせたプランが組み込まれる。

発音判定機能においては、英単語だけではなく、文章での判定にも対応。コンテンツ「発音トレーニング」や、「しゃべって身につく 英会話スキット・トレーニング[電子増補版]」の英語文書を録音すると採点し、レーダーチャートで視覚的に結果を表示する。5要素は「音読時間」、「脱カタカナ英語度」、「子音の強さ」、「メリハリ」、「なめらかさ」に基づく。

スマートフォンやタブレットとの連携は、アプリ「クラブエクスワード」によって可能となる。電子辞書による学習進捗状況を友達同士や学級単位で共有できるほか、英単語900種類の解説動画を視聴できる。さらに1月19日のバージョンアップにおいて、電子辞書で何度も調べている単語を、苦手な単語としてリストアップする機能が追加される。

すでに電子辞書は調べるだけではなく、英語などの学習ツールとなっている。ここに、学習プランの提案や、問題点の視覚化、アプリによる連携が加わることにより、さらに学習の幅が広がりそうだ。

【参照リリース】新機能“トレジムプラン”を搭載 自分に合った学習プランで英語を学べる電子辞書 スマートフォンやタブレットとの連携も拡充

(English Hubニュース編集部 平井 真理)

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