「ビューラー」はネイティブに通じない?意外な和製英語5選【化粧編】

海外旅行の際、友人へのお土産としても人気なのが、化粧品。可愛いパッケージの商品は、持ち歩いているだけで気分が上がります。特にアイシャドウやリップなどは、日本ではなかなか手に入らないようなカラーも豊富なので、海外を訪れるたびにストックするという方も少なくありません。

海外でも買い物をスムーズに楽しめるよう、今回は、化粧品に関する和製英語を5つご紹介します。メイクに興味がある方、海外で化粧品を購入する予定がある方は、それぞれの正しい英語表現をチェックしてみてください。

目次

意外な和製英語5選【化粧編】

1. コスメ

日本では、化粧品のことをしばしば「コスメ」と言いますが、「コスメ」は海外では通じません。コスメは、英語の「cosmetics」を略したもの。英語では、「cosmetics」や「make-up」が使われます。コスメを販売している店も同じく、「cosmetics / make-up store」です。

英語圏では…

  • コスメ→ cosmetics、make-up

2. チーク

血色感を与え、顔を華やかに、立体的に見せてくれる、チーク。最近は、1つでチーク・リップ・アイシャドウなどとして使える商品も増え、持ち運びも便利になりました。

そんなチークは、英語では「blush」と言います。

英語圏では…

  • チーク→ blush

チーク(blush)を選ぶ際、ピンク1つでも様々なピンクがあるので、迷ってしまった経験がある人は多いでしょう。特に海外では、日本以上にカラーバリエーションが豊富なケースが多く、なかなか1つに絞れないことも。そんな時は、店員の方に相談するのがおすすめです。たとえば、フランス発で、アメリカなど世界各国に多数の店舗があるコスメショップ「SEPHORA」では、商品知識豊富なスタッフが化粧品を紹介してくれます。

「Could you tell me which blush suits me best?(どのチークが1番合うか、教えてもらえますか?)」「Can you help me pick out a blush?(チークを選ぶのを手伝ってもらえますか?)」など、相談してみてはいかがでしょうか。

3. リップ


日本では、口紅やリップクリーム、時にはグロスも含め全てを「リップ」と呼ぶ場合がありますが、英語ではそれぞれ言い方が異なります。

口紅は「lipstick」、リップクリームは「lip balm」、グロスは「lip gloss」と分かれています。「リップ」だけだと、単に「唇(の片方)」という意味になってしまうので、注意してください。

英語圏では…

  • リップ→ lipstick(口紅)、lip balm(リップクリーム)など

4. ハイライト

鼻筋やあご先などに入れ、顔に立体感を出すハイライト。パール感が強めのものや、ラメが入ったもの、艶系、マット系など、商品ごとに特徴が異なるので、こだわりがある方も多いのではないでしょうか。

ハイライトは英語で、「highlighter(ハイライター)」。パウダータイプのものは「highlighting powder」と呼ばれます。化粧品を指す際、日本語のように「ハイライト」だけでは使われません。

英語圏では…

  • ハイライト→ highlighter、highlighting powder など

5. ビューラー

まつ毛を上向きにするアイテム、「ビューラー」。日本では広く使われていますが、ビューラーは実は登録商標名で、英語では「eyelash curler」と言います。まつ毛(eyelash)をカール(curl)させるので、2つの単語を合わせて「eyelash curler」です。

製品ごとに、幅やカーブなどが異なるので、自分の目にフィットするものを選んでみてください。

英語圏では…

  • ビューラー→ eyelash curler

まとめ

多くの人にとって化粧品は、日常的に使うアイテム。海外に長期滞在する場合には、日本から多めに持参していても、いずれ現地で調達する必要が出てきます。陳列棚に商品がなく、店内在庫を確認したい場合など、英語でのコミュニケーションが求められる場合も少なくありません。正しい英語表現を知り、目当てのアイテムをスムーズに購入できるようにしておきましょう。

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意外な和製英語・気をつけたい英単語

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

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