ネイティブとコミュニケーションを取っている際、英語だと思って使った言葉が実は和製英語で、伝わらなかったという経験はありませんか?英会話レッスンであれば間違いも学びの糧となりますが、ビジネスの現場では小さな誤解が損失を生むことも。そこで本シリーズでは「英語のようで英語でない」意外な和製英語をご紹介します。
国際化が進む中、ビジネスパーソンにはこれまで以上に英語力が求められています。2022年には、海外での事業拡大を目論むシャープが、社内での英語公用語化を打ち出すなど、日系企業においても英語力を重視する動きが加速。また、円安の影響で海外での就職に関心を持つ人も増えています。今回は、ビジネスパーソンが知っておくと役立つ、和製英語を5つご紹介します。
目次
ビジネス関連の意外な和製英語5選
1. ノートパソコン
英語圏では「laptop(ラップトップ)」と言います。「lap」は「膝」を意味し、膝のtop(上)に置いて使用されるイメージで覚えてください。
- ノートパソコン→ laptop
2. クレーム
日本では「クレームを入れる」や「モンスタークレーマー」など、「苦情」を意味する言葉として多用されていますが、英語圏では通じません。英語のclaimは、「主張する」や「請求する」などを意味します。英語で「苦情」を表現する際には、「complaint」が使われます。
- クレーム→ complaint
3. アルバイト
アルバイトの語源はドイツ語の「arbeit」で、「労働」や「仕事」を意味しますが、英語圏では通じません。短時間労働を表現する場合は、「part-time job」と言いましょう。
- アルバイト→ part-time job
4. アポ
「appointment(アポイントメント)」を略した和製英語です。日本では「アポ取り」や「アポ無し」など、馴染みのある単語ですが、英語圏では通じません。会合の約束や予約を表現するのであれば、「アポ」や「アポイント」とは略さず「appointment」と言いましょう。
- アポ→ appointment
5. SNS
近年は、多くの企業が活用するようになったSNS。「Social Networking Service」の頭字語ですが、「SNS」では伝わらないケースが少なくありません。一般的には、「social media」などが使われます。
- SNS→ social media
まとめ
英語が得意な方でも、馴染みがある和製英語をうっかり使ってしまうことはあるものです。あらかじめ和製英語を調べて覚えておくのが、対策としては最良でしょう。また、ネイティブスピーカーとコミュニケーションを取り、間違いを指摘してもらいながら学んでいくのも効果的。正しい英語表現は、積極的に使って定着させましょう。
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意外な和製英語・気をつけたい英単語
りみ
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