「ハンバーグ」はネイティブに通じない?気をつけたい英単語5選【食べ物編】

海外旅行の際、英語を話さなければいけないシチュエーションの1つが、飲食店での注文です。特に、苦手な食材などがある場合には、メニューを指さすだけでなく、自分の口で説明する必要があります。海外では、サラダに入れる食材の1つ1つをカスタムオーダーするタイプの店も多いので、野菜の名前も覚えておきたいところです。

また、英会話レッスン中に、自分の好きな食べ物や最近食べた料理などについて、講師に英語で説明するケースもあるでしょう。

そこで注意したいのが、和製英語や、英語圏では伝わらない単語です。今回は、食べ物関連で気をつけたい英単語を5つご紹介します。

目次

気をつけたい英単語5選【食べ物編】

1. パクチー

その独特な香りから、人によって好き嫌いが分かれる、パクチー。英語では、「cilantro(シラントロ)」と言います。「パクチー」はタイ語に由来しているため、英語圏では通じません。

英語圏では…

  • パクチー→ cilantro など

アメリカをはじめ、世界の様々な国で人気なのがメキシカン・フード。代表的なメキシコ料理であるタコスやブリトーには、多くの場合パクチーが入っています。パクチーが苦手な方は、オーダーの際に「Without cilantro, please.(パクチー抜きでお願いします)」と伝えてください。

また、メキシコ料理を食べたいときにおすすめなのが、フード・トラックです。最近は日本でも、オフィス街や公園などでフード・トラックを見かける機会が増えましたが、アメリカでの人気はそれ以上。街角の様々な場所で、フード・トラックの列に並ぶ人の姿を目にします。

2. ピーマン

ピーマンは英語では、「green pepper(グリーン・ペッパー)」や「bell pepper(ベル・ペッパー)」と言います。また、シンプルに「pepper」だけでも使われます。

ちなみに、赤いパプリカは英語で「red pepper」、黄色のパプリカは「yellow pepper」です。英語の「paprika(パプリカ)」にも、野菜のパプリカの意味は存在しますが、一般的には、粉末状になった調味料を指します。

英語圏では…

  • ピーマン→ green pepper など

日本では、フライパンで炒めたり、電子レンジで加熱したりと、ピーマンに火を通して食べることが一般的ですが、アメリカやイギリスでは、生でサラダに入れることも少なくありません。

3. アメリカンドッグ

ホットスナックの中でも人気が高い、アメリカンドッグ。小腹がすいたときに、コンビニで購入する方も多いのではないでしょうか。

アメリカンドッグは、英語では「corn dog(コーンドッグ)」と言います。名称は、材料にコーンミール(乾燥させたとうもろこしを挽いて粉にした食品)が使われることに由来しています。

英語圏では…

  • アメリカンドッグ→ corn dog

また、たとえばイギリスでは、「アメリカンドッグ(corn dog)」という食べ物自体が、アメリカほどは一般的でないため、「corn dog」と言っても伝わらない場合があります。

4. ポテト

ファーストフード店の定番メニュー、ポテト。

英語で「potato」は、「じゃがいも」です。マクドナルドやバーガーキングでポテトを注文する際には、「French fries」や「fries」が主に使われます。(メニュー名に、アメリカ・イギリスともに「Fries」という単語が使われています。)

ちなみに、マクドナルドの「朝マック」のメニューとして人気のハッシュドポテトは、英語では「Hash Browns」と言います。おもちゃなどが付いてくるハッピーセットは、「Happy Meal」です。

英語圏では…

  • ポテト→ French fries、fries など

また、上記のような例を除き、イギリスでフライドポテトは一般的に「chips」と呼ばれます。

イギリスの定番料理「フィッシュ&チップス」の「チップス」は、ポテトチップスではなく、フライドポテトです。イギリスで「chips」と呼ばれるフライドポテトは、「fries」と比べて太めです。

フィッシュアンドチップス

イギリスの定番料理「フィッシュ&チップス」

5. ハンバーグ

日本にある洋食レストランの定番メニュー、ハンバーグ。

英語で「Hamburg」と言うと、ドイツ北部の都市・ハンブルグの意味になるので、食べ物のハンバーグのことだとは分かりません。

英語で「ハンバーグ」に相当する語には、「hamburger(※パン無しでも)」や「hamburg steak」「hamburger steak」などがあります。

ただ、たとえばアメリカやイギリスでは、「ハンバーグ」という外食メニュー自体があまり一般的ではないため、「hamburg steak」と言っても伝わらない可能性があります。また、アメリカでハンバーグに近いメニューとしては「Salisbury steak」がありますが、こちらも日本での「ハンバーグ」ほどは一般的でないので、伝わらない場合もあります。

「ハンバーグ」のイメージを英語で簡潔に伝えるには、「thick hamburger without the bun」や「thick hamburger patty」などの表現が使えます。

英語で伝えるには…

  • ハンバーグ→ thick hamburger without the bun、thick hamburger patty など

まとめ

カタカナで馴染みがある単語ほど、英会話の際につい使ってしまうもの。好きな食べ物、苦手な食材などについて英語で話す際には、ぜひ今回ご紹介した情報を思い出してみてくださいね。

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意外な和製英語・気をつけたい英単語

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

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