自身の努力で英語力を身につけ、今では世界を舞台に活躍している日本人の方に英語学習の秘訣を聞くインタビューシリーズ、「世界を体験した日本人に学ぶ英語学習法」。
第二回目は、大学卒業後にゴールドマン・サックス、ハーバード・ビジネス・スクール(以下HBS)、マッキンゼー・アンド・カンパニーと世界トップレベルのビジネスの現場でキャリアを積まれ、現在はその経験を活かして開発された短期集中ビジネス英語プログラム「VERITAS」を主宰している、ベリタス株式会社(旧シーネクスト・パートナーズ株式会社)代表の戸塚隆将氏にお話をお伺いしました。
日本で生まれ、日本で育った戸塚氏がどのように英語と向き合いながらキャリアを積み重ね、世界のトップエリートと渡り合ってきたのか。そのストーリーには英語学習に励んでいる全てのビジネスマンが勇気づけられるエッセンスが詰まっています。ぜひ参考にしてください。
1974年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。ゴールドマン・サックス勤務後、ハーバード経営大学院(HBS)でMBA取得。マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2007年、シーネクスト・パートナーズを設立、代表取締役に就任。同社にて企業のグローバル事業開発およびグローバル人材開発を支援するほか、HBSのケーススタディ教材を活用した実践ビジネス英語プログラム「VERITAS」を主宰。著書に『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』(2013年、朝日新聞出版)、『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?【実践編】』(2014年、同)があり、前者は20万部のベストセラーになった。最新刊は『世界の一流36人「仕事の基本」』
ゴールドマンで出会った、ノンネイティブの日本人が目指すべき英語の形
Q:まずは、最初に社会人としてのキャリアの始まりについて教えていただけますか?
日本の大学を卒業後、新卒でゴールドマン・サックス証券に入社しました。私が入社した98年は、まだ今とは違ってネットベンチャーや起業という選択肢も一般的ではありませんでした。実力主義の環境で、型にはまらず新しい仕事をしたいと考えていた自分にとっての選択肢が、当時で言えば外資系金融だったのです。入社後は投資銀行部門に配属され、企業の買収や合併などのM&Aアドバイザリーに従事し、週に90~100時間ほど働いていました。
研修を終えて最初にアサインされたプロジェクトは、世界シェアNo.1の日本企業によるアジア企業の買収案件でした。そこではイギリス人、南アフリカ人、アメリカ人、アジア人の混合チームというグローバルな環境にいきなり放り込まれ、英語もできず仕事もできないダメな新人だった私はこのときに英語の必要性を強く感じました。
1年目の後半からは、今でいう東芝の半導体事業売却のような国策的巨大グローバルM&A案件に関わり、海外企業による日本企業の買収にどっぶりと漬かりました。このころから少しずつ最低限の仕事はできるようになっていきました。
自分の関わる案件が何十回と新聞に出るのを見て、単純に嬉しかったのを覚えています。日本を代表する起業家の買収案件も経験し、大きな仕事であっても当たり前のプロセスで当たり前の意思決定をすることが大事だということを1年目から体感できたのが大きな財産でした。
Q:日本人として外資系企業に入社し、英語には苦労しましたか?
私は日常会話などの英語は一定得意なつもりで入社しましたが、ビジネスの現場では全く歯が立ちませんでした。特に会議の場では多国籍の状況下で聞き取るだけでも苦労しました。最初は英語で発言をする自信もなかったので、紙に発言内容を書いてはその文章を何度も読み直し、電話会議などの前ではしっかり準備をして臨むようにしていました。
同時に、自分の上司がどのように英語を使って仕事をしているかを目の当たりにできたのは大変大きかったです。彼らは皆ノンネイティブで日本語のアクセントも残っているのですが、論理的でシンプルな表現を会議室の奥まで届く堂々とした声で話すため、相手にしっかりと伝わるのです。こうした英語に触れたことで、これこそが自分が目指すべき英語だと明確に分かりました。このときの経験は現在のVERITASのゴール設定にも受け継がれています。
Q:トップレベルの環境で経験を積むなかで、MBAを目指そうと思ったきっかけは?
もともとは大学生のときからMBA留学をしたいと思っていました。きっかけは大学1年のときに行ったスタンフォード大学への短期留学です。そこで、外国人と英語でコミュニケーションをとることの楽しさや、世界中から集まる学生と日本人とのレベルの差を実感し、またいつかは留学をしたいと思いました。
そのため、ゴールドマン・サックスへの入社当時からMBA留学には行きたかったのですが、会社には企業派遣制度がなかったため、私費留学をするためにお金を貯めました。上司からは、MBAなしでゴールドマンに入社できたのだから今さらMBAを取りに行く必要はないと言われましたが、それでもどうしても留学をしたい気持ちが強く、陰で勉強をしていました。
Q:MBA留学のために、どのように英語を勉強しましたか?
大手英会話スクールやMBA留学の予備校など、いろいろな英会話スクールに通いました。予備校ではTOEFL対策の講座を受け、問題集も自分でやっていました。しかし、なかなか必要とするTOEFLのスコアに到達せず、当初はゴールドマンに3年勤務してからMBAに行くのが目標だったのですが、結果5年勤務することになりました。
最後の半年間は、夜22時~24時ごろになると問題集を会社の資料で挟んで隠し、空いた会議室にこもって勉強をしていました。家に帰ると寝てしまうので、英語を残業の一部に組み込み、24時になると自分の机に戻り、その後1時間ほど仕事をしてから帰宅するという生活を続けていました。
当時の勉強法は、問題集をひたすら解くというやり方でした。予備校も問題演習の解説のみで、英会話スクールはひたすらネイティブと毎回話すだけ。今思えば、これでは体系的な学びになっておらず、とても遠回りだったと感じます。このときの経験をもとに、より体系的に英語を習得できないかと考えた結果が現在のVERITASプログラムの原形にもなっています。
Q:そして、見事ハーバード・ビジネス・スクールへ合格します。
HBSに行くためには上司に推薦状を書いてもらう必要がありましたが、英語の基準で不合格になるレベルでは頼めないと考えていました。最後はHBSに合格できるTOEFLスコアを出すことができ、勇気を出して上司に推薦状を依頼したところ、喜んで書いてもらうことができました。
合格通知を受け取ったときは嬉しかったです。HBSでは一貫してリーダーシップの経験が重要視されますので、学生時代や仕事などでリーダーシップを発揮する経験をしており、常に自分の意識がそこにあるということが大事だと思いました。
大事なことは、留学前にどれだけ英語力を上げられるか
Q:留学後、最初に苦労したことは?
HBSはすべてのクラスがケーススタディのディスカッション形式で行われますので、日本人にしてみれば最も苦手な形式であり、必要とされる英語力はどの留学先やビジネススクールよりも圧倒的に高いと思います。90人の階段教室に座り、目の前にはネームプレートが置かれています。発言しないと指されますし、だからといって手を上げても他の学生も一斉に挙手をしているので、なかなか当ててはもらえません。それでも発言しないと落第するという危機感が常にありました。
マイクなしで90人の前で発言するというのは本当に苦労しました。声は通りませんし、日本語アクセントの下手な発音でしたから。また、90人のディスカッションを聞き取ることも大変で、毎日クラスに参加するプレッシャーを感じていました。
Q:その苦労をどのようにして乗り越えましたか?
正直なところ、最後まで苦労を乗り越えたという感じではありませんでした。どちらかと言えば何とかやり抜いたという感じです。対応法としては、やはりクラスの予習を怠らないことです。マテリアルを事前にしっかりと読み込み、それに対して自分の考えをめぐらし、しっかりと整理する。短くとも結論と根拠を明確にし、ぺらぺらと話すことはできなくても、自分の意見を言える準備をすることが大事です。クラスの前に自分の部屋で発言内容を音読したり、一人で大きな声で発言する練習をしたりしていました。
クラスの中で発言を即興で考えるのは非常に難しいので、決まった文章になったとしても、何を発言するのかをあらかじめ明確にしておくことが大事です。それを積み重ねていくことで、徐々に即興でも発言ができるようになります。
Q:留学するうえで最も必要な心構えとは?
留学の前にしっかりと英語力を上げていくことが重要です。留学すれば英語はできるようになる、海外に住めば英語は上達する、というのは幻想です。現地に行ってしまうと、なかなかブレークスルーは起こりません。もちろん日常英会話レベルまではできるようになりますが、そのブロークンな英語に慣れてしまうと、ベースアップができません。そしてそれが2年ともなれば、自分なりのブロークンの英語の型ができあがり、そこから抜け出せないまま定着してしまいます。
ビジネスの場で相手にしっかりと自分の意見を伝え、説得したり、人をマネジメントしたりできるようになるためには、しっかりとした英語の基礎が重要です。そのためには、日本でしっかりと準備をしておく必要があるのです。そして、ここでの準備とは「入学に必要な英語力」ではなく「現地で貢献できる英語力」を身につける意識を持って取り組むということです。
Q:英語の上達を留学の目的にしてはいけないということですね。
グローバルに見て、日本人の留学生の特徴として多いのは、留学の目的を英語力のアップに置いていることです。しかし、本来留学の価値とは何か新しいことを経験し、日本では学べないことを学ぶことにあります。「英語で学ぶ」が本来の姿であり、「英語を学ぶ」だけではお金と時間がもったいない。語学習得を目的とした短期留学にはもちろん意義がありますが、2年間大学院にいくのであれば、もう一つ上のところを目指すべきです。私の場合は私費で留学したぶん、そこで何を得るのかという意識が強かったです。
Q:海外から来たクラスメイトと比較した日本人の強み、弱みは?
日本人が強いと感じた部分は数字ですね。日本人は計算も早い。しかし、英語で数字を言う、計算をするとなると話は別です。英語で伝えようとした瞬間に計算も難しくなってしまいます。桁数の多い数値を英語で表現する練習をしたり、英語ベースでの四則計算をノートに書いて記憶するなど、が必要です。その部分だけしっかりと頑張れば、クラスやチームに対する貢献はしやすいのではないでしょうか。
一方で、日本人に足りないと思う部分は自分の意見がないことです。日本人は概して一つ一つのテーマやトピックに対して意見を持つという訓練を受けてきていないので、発言に詰まったとき、一見は語学力がないように思えるのですが、実はそもそも意見を持っていないということが多い。そして、その場しのぎで何かを話そうしてしどろもどろな英語になってしまうことがよくあります。これは、英語力不足のようで実はテーマに対して自分なりの明確な「Yes or No」とそれに対する根拠を持っていないことが問題なのです。
Q:HBSへの留学を通じて得たものは?
大きく分けて3つあります。1つ目は、ビジネスにおける全てのマネジメントイシューについて一通り体系的に学ぶことができたという点。2つ目は、日本では出会えなかった仲間や友人がグローバルにできたという点。そして3つ目は、自分から率先して何かに取り組むアントレプレナーシップ、リーダーシップの重要性です。安定よりもリスクテイクという姿勢を体感できた点が良かったです。
起業したいという情熱を胸に、母国である日本へ
Q:帰国後はマッキンゼーに入社されました。
HBSに在学中、将来は起業したいという情熱が湧きました。卒業後はアメリカに残って就職する選択肢も考えたのですが、起業するならば母国でやるべきだという想いがあり、そのためにも一度母国に戻ってコンサルティング業に従事しながら起業の準備をしたいと考えたのが就職した理由です。
面接はニューヨークでやりました。アジアオフィスのプロフェッショナルと計6人、ケースインタビューを行いました。英語でのケースインタビューはなかなか大変だったのを覚えています。
入社後は、グローバルな買収案件の事業戦略立案プロジェクトでマレーシアに滞在しました。他には社長直下の戦略グループの立ち上げ支援や組織のリストラプロジェクトなど、事業戦略作りや組織再編などのコンサルティングに従事しました。
Q:そして起業されました。当初はどのような事業をスタートしたのでしょうか?
起業の当初はM&Aアドバイザリーや経営コンサルティングなど、前職や前々職の経験を活かした活動をしていました。色々な新規ビジネスを検討したのですが、単純に儲かりそうという領域での事業立ち上げは違うと感じており、案はたくさんあるけどなかなか自分の中に落ちてこなかったためです。
事業を検討するにあたり、自分のなかでは「Passion(情熱)」「Opportunity(ビジネス機会)」「Capability(強みを活かす)」の3つの円が重なり合う領域で立ち上げようと決断していました。儲かる、儲からないに関係なく情熱が沸き、世の中としてもニーズがあるため継続ができる。そして自分たちのスキルや強みが活かせるテーマです。
私の場合、自身の情熱は「日本から海外へと発信すること」にありました。以前に外資系の日本法人に勤めた経験があるため、海外の先端技術やノウハウを日本に持ち込むというベクトルは既に経験していました。しかし、せっかく留学をして海外の視点を身につけたのだから、今度は日本から海外に向けたベクトルに携わりたいと考えていました。
その際のボトルネックとなるのが英語力でした。英語力は自分自身の課題でもありましたが、それは同時に日本全体の課題でもありました。この日本人の弱みである英語力の向上に寄与したいと考え、2012年に「VERITAS」という英語学習プログラムの事業を立ち上げました。
原体験をベースに作られた英語プログラム「VERITAS」
Q:VERITASプログラムにかける想いは?
自分自身のHBS留学に向けた英語学習の苦労やHBSでの経験をベースとしつつ、ゴールドマンやマッキンゼーで共に働いたノンネイティブながらもグローバルに活躍する日本人上司たちの英語力を到達するべきゴールと設定し、体系的なプログラムに落とし込めたらよいと考えたのがVERITASの始まりです。
また、同時にTOEIC300点台から英語を学び直し始めた周囲の友人と英語の勉強会を開き、彼らの英語学習経験をもとにプログラムを構築しました。そのため、VERITASはTOEICのスコアアップだけでもなく英会話だけでもない、ノンネィティブスピーカーであっても英語で堂々とビジネスをするビジネスパーソンという高い目標をTOEIC400点未満からでも目指せる短期集中型のプログラムとなっています。
おかげさまで、今では1年でTOEIC400点台から900を超え、実際に堂々と英語で仕事ができるようになった卒業生を輩出できるようになりました。VERITASの受講をきっかけにニューヨークやロンドンへの海外転勤や転職など新たなチャレンジをされる方々が多く、受講生の方からは大きな刺激をもらっています。
Q:具体的なプログラムの内容についても教えてください。
VERITASは3ヶ月を1タームとする短期集中、少人数制の英語学習プログラムです。週1回の集合クラスと週15時間の自宅学習に取り組みます。対象者はTOEIC400前後の英語学習の初学者から、TOEIC900点超でスコアは高いもののより実践的な英語力を身につけたいと考えている上級者まで幅広いです。共通しているのは、受講生の皆さんは誰もが前向きで、刺激的で、楽しく、かつ真剣に英語の習得に取り組んでいる点ですね。
Q:どんな特徴がありますか?
特徴は大きく分けて3つあります。1つは、HBSのケーススタディ教材をメイン教材としている点です。VERITASでは、中級レベルの学習者にもHBSのケーススタディ教材から英語を学べるように独自のカリキュラムを組んであります。この教材の良い点は、実際のビジネスがテーマとなっているため、ビジネスパーソンには興味が沸いて仕方がない教材だという点です。
2つ目は、明確なゴール設定とそれに向けたカリキュラムを用意している点です。具体的には、いわゆるぺらぺらと表現されるような表面的な英会話力の向上を目指すのではなく、自分の意見を英語で堂々と論理的に伝えられるようになることを目指してカリキュラムが組まれています。
そして3つ目は、「日本で生まれ、日本で育ったノンネイティブにとっての最も効果的な英語習得法」を独自に開発している点です。日本語を母国語として身につけ、第二言語として英語を学ぶ日本人の場合、単にネイティブスピーカーの子供たちが自然と英語を身につけたアプローチを真似しても上手くはいきません。大人が英語を身につけるには、単に英会話を続けたりTOEIC対策をしたりするだけではだめなのです。「ノンネイティブがどうすればよいか」を真剣に考え抜いて作っているのがVERITASのプログラムです。
結果として、初学者、中級者レベルの方々がTOEICでいえば900点を超えるまで英語力を高めることができています。また、スコアアップだけでなく実際にグローバルな環境で仕事をしながら活躍する卒業生が多いのも特徴ですね。
Q:最後に、英語学習者にメッセージをお願いします。
英語を学ぶうえでのキーワードは3つあります。それは「攻め」「基本」「インテンシブ」です。
まず「攻め」ですが、人は守るより攻める方が楽しく、前向きに取り組めます。日本人の英語力の必要性は叫ばれて久しいですが、未だ実際に英語を使って仕事をしている人の数は圧倒的に少なく、日本人のほとんどは英語を使えないのが現状です。これは、逆に言えば英語ができるようになればそれだけ自分は得をするということです。世界中の人と話ができ、仕事でも成果が出て、結果としてお給料も上がる。英語ができる日本人が少ないからこそ、今であればそれだけで得をするのです。これが、皆が英語をできるようになった環境で、自分もやらなければならないとなると「守り」の学習となり、辛いはずです。英語ができるのがまだまだ少数派である今だからこそ、攻めたほうがよいのです。
次の「基本」とは、英語習得に近道はないということです。聞き流しで英語が聴けるようになる、留学すれば話せるようになる、読み書きはできなくても英会話スクールに毎日通えば自然とビジネスで英語が使えるようになる、といった話は全て幻想でしかありません。また、ブロークンであっても伝わればよいという意見も聞きますが、実際には一定レベル以上の環境で仕事をするとなればブロークンでは通用しません。結局のところはしっかり基本から積み上げるしかないのです。
幸い、私たち日本人は中学、高校と英語を学んでいます。気が付いていないかもしれませんが、実はそこにはしっかりとした基礎があるのです。日本の受験英語はだめだと全否定されることもありますが、そんなことはありません。実際にグローバルで活躍しているビジネスパーソンは受験英語を無駄にせず、その基礎の上に実践を積み上げているのです。そのため、私はノンネイティブの日本人でもこれらの受験英語を昇華させ、基本を積み上げていくことができれば、必ず英語は習得できると考えています。
最後に、英語を修得するならば一定期間は「インテンシブ」、集中的にやった方がいいという点も付け加えておきます。スキマ時間でだらだらとやってもベースを作り上げることはできません。3ヶ月、半年、1年など、どこかで集中して取り組むことをおすすめします。イメージとしては、TOEIC900レベルまでは一気にやるのがよいでしょう。TOEIC400からでも、1年から1年半あれば、900レベルまでは到達できます。
VERITASはインテンシブなプログラムですが、皆笑顔で楽しく真剣に学んでいます。英語に対する苦手意識を取り除き、英語を得意分野に変えたい方には150%の自信をもっておすすめします。英語はすごく苦手だけど、攻めたいという強い気持ちを持った人は、ぜひVERITASに来てみてください。
Q:ありがとうございました。
ありがとうございました。
インタビュー後記
ビジネスマンとして世界最高峰のキャリアを積み上げられてきた戸塚氏が、英語学習について繰り返し強調していたのは「基本」の大切さです。ノンネイティブの日本人が目指すべき英語は、ネイティブのようなペラペラ英語ではなく、シンプルでも論理的で明確に相手に伝わる、堂々した英語。そしてその英語を習得するうえで重要なのが、受験英語をベースとする基礎の積み上げと徹底した準備であるという戸塚氏の考えは、実際に世界トップクラスのビジネスマンと仕事をしながらグローバルな環境で戦ってきた自身の経験に裏打ちされており、非常に説得力がありました。
英語学習に取り組んでいるビジネスマンは数多いと思いますが、自分が目標とする「英語が使える状態」を明確に定義し、その姿がしっかりと自分の中でイメージできており、それに向かってどのようなトレーニングが必要なのかを理解したうえで日々学習に取り組んでいるという人は非常に少ないのではないでしょうか。
戸塚氏が指摘するように、英語を学ぶうえでは、具体的な目標がなくだらだらと続けているだけでは一向に成果は上がりません。明確な理想像を頭に思い描き、そこに向けて一定期間集中して取り組むことが一番の近道となります。戸塚氏が主宰するVERITASでは、その部分をプログラムがしっかりとサポートしてくれるので、戸塚氏の考えに共感し、自ら「攻め」の姿勢で本気で英語に向き合ってみたいという方は、ぜひVERITASの扉を叩いてみてはいかがでしょうか。
English Hub 編集部
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