「スピークとスピークバディって何が違うの?違いがわからない」
「スピークとスピークバディのどちらが自分に向いているの?」
「英語が全く話せない超初心者でもスピークとスピークバディは使える?学習効果がある?」
英会話アプリのスピーク、またはスピークバディに興味がある方で、このような疑問や悩みをお持ちの方はいませんか?
スピークとスピークバディは似たようなアプリのように思われますが、実際にはさまざまな点で異なります。
そこで、本記事ではスピークとスピークバディの違いを12個の項目から徹底的に比較するとともに、それぞれのアプリがおすすめの人の特徴を紹介します。
どちらのアプリが自分に向いているか分からず悩んでいる方は、ぜひお読みください。
スピークとスピークバディの基本情報
まずは、スピークとスピークバディがそれぞれどのようなアプリであるかを確認しましょう。
スピーク
出典:スピーク公式ホームページ
スピークは、アメリカ・シリコンバレー発のAI英会話アプリで、ハーバード大学を筆頭に米国の名門大学出身の開発チームによって生み出されました。世界中で累計500万ダウンロードを記録し、日本国内でも注目を浴びています。
スピーク最大の強みは、OpenAI社と連携し、最先端のAI技術「GPT-4」を搭載している点です。これにより、人と会話をしているかのような自然でリアルな英会話体験が可能となっています。特にフリートークの自由度が高く、レベルやシーンに応じて柔軟に対話できるのが特徴です。
また、スピークは7日間で10,000語以上話せるよう設計されており、圧倒的なアウトプット量を通じて短期間でスピーキング力を高められます。会話後にはAIから詳細なフィードバックが提供されて、不自然な言い回しや文法ミスまで丁寧に指摘されるため、着実なスキルアップが期待できます。
スピークバディ
スピークバディは、日本人学習者向けに日本企業が開発したAI英会話アプリです。2016年9月から2025年8月までの累計ダウンロード数は500万件を超えており、すでに100社以上の企業に導入されるなど、国内での高い支持と信頼を得ています。
最大の特徴は、感情表現豊かなAIバディと英会話の練習ができる点です。人間の講師が相手ではないため緊張することなく、何度も繰り返し練習ができ、初心者であってもミスを恐れず自分のペースで取り組めます。
日常・旅行・ビジネスなど幅広いシーンを想定した1,000以上のストーリーで構成されているのも嬉しいポイント。語彙や熟語、フレーズなどの知識の幅が広がるとともに、英会話の応用力も身につけられます。
さらに、日本人の学習スタイルや特性を踏まえて設計されているため、操作のしやすさや分かりやすさにも定評があります。
12個の観点からスピークとスピークバディを徹底比較
本章では、以下の12個の観点からスピークとスピークバディを徹底比較します。
- 対象者
- 料金
- 学習内容
- カリキュラム
- AI機能
- 使いやすさ
- 復習機能
- 口コミ・評判
- 会話量
- 無料体験
- 学習時間
- フリートーク機能
どちらのアプリを活用すべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
対象者
スピークは、英語中〜上級者やアウトプット重視の英語学習者、自然な英語表現や実践的なスピーキング力を身につけたい人におすすめです。
一方、スピークバディは英会話でなかなか英語が口から出てこない人や、文法や単語も含めてバランスよく学びたい人、インプットとアウトプット両面で基礎から着実に学びたい初〜中級レベルの学習者に向いています。
料金
スピークとスピークバディの料金については、下表を参考にしてください。
| スピークの利用料金 | 【プレミアムプラン】 ・年払い:19,800円(月額換算1,650円) ・月払い:3,800円 【プレミアムプラス】 ・年払い:29,800円(月額換算2,843円) ・月払い:5,800円 |
| スピークバディの利用料金 | ・1ヶ月プラン:月額3,300円 ・12ヶ月プラン:23,800円(月額換算1,983円) |
スピークとスピークバディは、どちらも有料プランを提供していますが、価格帯やプランの内容に違いがあります。
スピークのプレミアムプランは月額1,650〜3,800円程度で、より高機能なプレミアムプラスは月額2,843〜5,800円となっており、上位プランの設定があるのが特徴です。
一方、スピークバディは1ヶ月プランと12ヶ月プランのシンプルな2プラン構成で、年間契約で見るとスピークのプレミアムプランよりは割高、プレミアムプラスよりは割安です。
学習内容
スピークとスピークバディそれぞれの学習内容は、以下の通りです。
| スピークの学習内容 | ・ネイティブ講師による短いビデオレッスンで表現や文法を学習 ・ドリル形式で関連フレーズや表現を繰り返し発話練習 ・AIを相手にロールプレイやフリートークで大量にアウトプット ・レッスンごとに習得した表現が自動で記録・復習される ・AIによる発音・文法の自動添削やカスタムレッスン、即時フィードバック ・実用的な日常会話やビジネス英語など幅広いジャンルに対応 |
| スピークバディの学習内容 | ・シナリオに沿った英会話レッスンで単語・フレーズ・文法をバランスよく学ぶ ・音声認識AIによる発話練習(発音チェック機能あり) ・短い会話のリスニングを通じた基礎力の向上 ・定着度テストや復習サイクルが組み込まれ、インプットとアウトプットを体系的に強化 ・日常・ビジネス・海外旅行などさまざまな場面別教材を用意 ・日本語サポートや初心者向けの解説も充実 |
スピークは、AIと実際に会話しながらスピーキング力を強化することに特化しています。発話量が従来のサービスの10倍以上確保でき、会話の反復練習や自分の弱点に合わせたカスタマイズがしやすい点が特徴です。
一方、スピークバディは基礎から初中級レベルまで総合的に学べるAI英会話アプリです。特に話すのが苦手な人や、ゼロから話せる力を身につけたい人に適しており、基礎から一歩一歩英語力を積み上げていくカリキュラムが組まれています。
両アプリともAI技術を使って学習効率を高めていますが、スピークは大量アウトプット&カスタマイズ重視、スピークバディはインプットと発話のバランスと基礎力養成重視している点が大きな違いです。
カリキュラム
スピークとスピークバディは、下記のようにカリキュラムの面でも大きく異なります。
| スピークのカリキュラム | ・「ネイティブ講師によるビデオレッスン→ロールプレイ→Q&Aチャット→再度ロールプレイ」の流れ ・「メイドフォーユー(自分用レッスン)」や「クイックレッスン(単語・イディオム)」など多彩なレッスンを自分で選択できる ・AIとのフリートークやコミュニティでの自由会話もできる ・レッスンはアウトプット中心で、文法や語彙のインプット要素は少なめ ・レッスンの順序や回数に制限はなく、学びたい内容を自分のペースで選べる |
| スピークバディのカリキュラム | ・「単語学習→リスニング→会話→英作文→応用問題→バディチャット」の順で段階的に進む流れ ・シーンごとに単語・フレーズ・文法のインプットと発話のアウトプットをバランスよく取り入れられる ・文法・語彙学習も解説付きで丁寧に作られている ・レベル・シーン・学習目的ごとにトピックを任意選択できる柔軟性あり ・全体的に、インプット(理解)からアウトプット(発話)まで体系立てて学べる設計となっている |
上表より、スピークは英語を大量にアウトプットして会話量を確保したい人、スピークバディは基礎から段階的に英語をバランスよく学びたい人におすすめです。
AI機能
スピークとスピークバディのAI機能は目的やできることが異なります。それぞれのAI機能の主な違いは、以下のとおりです。
| スピークのAI機能 | ・GPT-4搭載でネイティブ並みの自然なフリートークが可能 ・発音、流暢さ、発話内容、文法エラーなどをAIが細かく自動分析してくれる ・フィードバックの精度が高く、即時に修正点を可視化してくれる ・発話内容に応じて独自問題やオリジナルレッスンを自動生成してくれる ・【プレミアムプラスの場合】AIチャットボット(スピークチューター)で無制限フリートークが可能 |
| スピークバディのAI機能 | ・会話内容に応じてAIが柔軟にシナリオを生成し、自然な流れに導いてくれる ・発音のチェックや評価もできるが、比較的簡易的 ・10段階のレベル判定とパーソナライズ学習おすすめ機能がある ・復習時期を自動提案し、定着度の管理がしやすい ・日本人向けに最適化された会話サポートやAIアバター利用もできる ・AIによる流暢さや文法のチェックは、スピークよりも簡易的 |
まとめると、スピークは高度な会話力・発音矯正・発話分析を重視したAI機能が搭載されており、スピークバディのAI機能にはシナリオ作成・レベル診断・学習管理に強みがあります。
使いやすさ
それぞれのアプリで、使いやすさについても違いがあります。
スピークは「直感的に操作できてシンプル」「アプリ起動直後にすぐにレッスン開始できる」「音声認識が非常にスムーズ」といった特徴があり、余計な手順を踏まずに発話練習に集中したい人に向いています。画面構成が分かりやすく、スマホに不慣れでも迷わず使えるのが強みです。
一方、スピークバディは「画面情報が多いものの、学習履歴の可視化や丁寧な誘導があり、慣れれば使いやすい」設計です。英語学習の進捗や復習ポイントの管理がしやすいため、計画的に学習したい人に適しています。
復習機能
スピークとスピークバディの復習機能は、アプローチと内容に違いがあります。
| スピークの復習機能 | ・学習したレッスンやフリートークで何度も繰り返すことで定着を図るスタイル ・AIがユーザーの弱点やミスの傾向を分析し、苦手な分野を中心にカスタムレッスンや追加ドリルを自動生成 ・文法や単語の復習機能は少なめで、会話練習の繰り返しが主体 ・復習日時の自動リマインドなどの機能はない |
| スピークバディの復習機能 | ・各レッスンで登場した新出単語・フレーズを自動で集約し、「自分だけの単語・キーフレーズ集」を作成できる ・文法・語彙ごとに繰り返し復習できるモードあり ・忘却曲線に基づいてAIが復習タイミングを自動提案してくれる ・ストリーク(連続記録)機能により、学習サイクルの維持・可視化が可能 |
まとめると、スピークは「たくさん英語を話すことで苦手を克服したい人」、スピークバディは「知識の定着や復習サイクルを重視したい人」に向いています。
口コミ・評判
スピークとスピークバディは、どちらのアプリもApp StoreとGoogle Playでの評価が高いです。
| アプリ | App Storeでの評価 | Google Playでの評価 |
| スピーク | 星4.6(5.3万件) | 星4.5(9.65万件) |
| スピークバディ | 星4.6(5.9万件) | 星3.9(61件) |
スピークとスピークバディの良い口コミと悪い口コミをそれぞれ1件ずつ紹介します。
【スピークの良い口コミ】
大変良いアプリで、毎日すきま時間を活用して英語を勉強しています。英語で話すとアプリが内容を解析し、回答を返してくれる仕組みになっており、そのやり取りを繰り返すことで学習を深めています。また、レッスンモードもあり、特定の表現を集中的に学びたい場合に非常に有効です。
出典:Google Play
【スピークの悪い口コミ】
フリートーク中にエラーがよく出てくるので練習にならない、音声を全く聞き取ってくれない。英語をしゃべっても日本語の文しか表示されない。お金と時間が無駄になった。いちいち日本語文を喋るのが余計にうざい。レビューに対してのメールが届くけどなんにも改善されない。お試し期間には、こんなこと一切なかったのに。何でこんなに平均のレビューが高いのか一切理解できない!!!!!。使い物にならない、やるだけ時間の無駄
出典:Google Play
【スピークバディの良い口コミ】
Duolingo系のアプリが合わず、ダメ元で試してみたら驚きのヒットでした。とにかく口から英語を出すことに慣れたい人にオススメです。特に感動しているのは、質問に対して自由に答える問題です。出てくるキャラクターとの対話形式となっていて、例えば「どうやって英語を勉強してる?」という問いに対して自分で考え答えます。正解はなく、文章が特におかしくなければExcellentをもらえるようです。クリアするとかなり嬉しい。カフェ英会話に通っていた時のことを思い出します。お値段が張るので、いつまで続けるかは悩み所です。
出典:Google Play
【スピークバディの悪い口コミ】
聞き取り(これで有料?)、発声練習については他のアプリの方が良い。会話での聞き取り判定は一語ずつ判定しているようだ。各単語の発音が正確にされているかが評価される。2つの単語が重なって1単語に発音するような文章の場合は判定が弱い(子音、母音と続く場合)。定型文を覚えて取り敢えず使ってみたい人向け。自分の発声を聴けるのは良い。
出典:Google Play
各アプリの良い口コミと悪い口コミを紹介しましたが、人によって感じ方が異なります。口コミや評判はあくまで参考程度にとどめ、無料体験を活用して使用感やレベル、使いやすさを自分の目で確認してから本格的に使用を開始することがおすすめです。
会話量
会話量については、スピークの方が多いです。
スピークは「AIとのフリートークの自由度が高く発話量が多い」ことが強みで、7日間で10,000語以上話せる設計となっています。自由に会話ができるモードやカスタムレッスンなど、多様な会話シーンが用意されているため、話題がなくて困るようなこともありません。
一方、スピークバディは、1ユニットに複数回のレッスンがあるため、レッスン数自体は多いものの、インプットや定型対話が多く会話量で比較するとスピークに劣ります。フリートーク機能もありますが、基本的にはシナリオ進行・短文での会話中心で、スピークよりは発話量が少なめです。
会話量を重視する方には、スピークをおすすめします。
無料体験
スピークとスピークバディの無料体験の違いは、以下の通りです。
| スピーク | スピークバディ | |
| 無料体験期間 | 7日間 | 3日間 |
| 利用できる機能 | 全機能 | 全機能 |
| 無料体験期間終了後の有料プランへの自動移行 | なし | なし |
スピークの方が無料体験期間が長く、機能をたっぷりと使い倒して試せるのが特徴です。
どちらも無料体験期間中は有料プランと同等の内容を試せるため、実際に使ってみて自分の学習スタイルやレベル、目的に合った方を選ぶと良いでしょう。
学習時間
両アプリとも1回の学習時間は10〜15分以内に収まるため、仕事や勉強などが忙しい人でもスキマ時間を使って学習をしやすい設計です。しかし、学習内容についてはそれぞれのアプリで違いが見られるため、自分に合ったアプリを選ぶようにしましょう。
スピークの場合は、発話練習とAIからのフィードバックが中心です。そして、スピークバディにはシーン別やテーマ別のフレーズ練習や英作文練習などアウトプットだけでなくインプットのトレーニングを行うため、スピークよりも学習時間が少し長くなる傾向があります。
短い時間でサクッとアウトプット中心のトレーニングをしたい人にはスピークが、学習内容の理解と定着を重視したい人にはスピークバディがおすすめです。
フリートーク機能
スピークのフリートーク機能は、本物の人間と話しているかのような自然な会話を楽しめるのが特徴です。ユーザーが設定した「自分の役」や「AIの役」、テーマを自由に設定できます。フリートークが終わると、AIがフィードバックやミニレッスンを提供してくれるため、自分では気づきにくい発音の癖や語彙の偏りに気づけます。さらに、スマホにほぼ触れずに英会話に集中できるハンズフリーの自動録音機能も搭載されており、非常に便利です。
一方、スピークバディのフリートーク機能(バディチャット)は、シナリオに沿った会話練習を通じて、実際の場面で使える表現の運用能力が強化されます。また、学習したフレーズをバディチャットで実践すると、AIが即座にフィードバックをしてくれるため、誤った発音や使い方を覚えてしまうことがありません。また、日本語によるサポートやシナリオの選択肢が充実しているため、英会話初心者でも安心して使いやすいです。
まとめると、スピークのフリートーク機能では自由度の高い自然なフリートークを通じて発話量を増やしながらフィードバックをもらえるのに対して、スピークバディの場合は実践的なシナリオ会話をすることでフレーズの習得と会話力の定着を目指す設計となっています。
どちらのフリートーク機能もAIを活用した会話練習ではあるものの、スピークはスムーズかつ自由な会話を重視、スピークバディは構造化された会話練習重視といった点で異なります。
スピークとスピークバディそれぞれのおすすめの利用者像
前章では、スピークとスピークバディの違いをさまざまな観点から比較しましたが、それでも「どちらのアプリにすれば良いか選べない」という方もいるかもしれません。
そのような方は、以下の表を参考にしながら、ご自身が当てはまる特徴が多い方を選ぶことがおすすめです。
| スピークがおすすめの人の特徴 | ・少し面倒くさがり ・AIと気軽に英会話を楽しみたい人 ・通勤や家事の合間に「ながら学習」したい人 ・英語を話すことに不安があり、オンライン英会話や英会話スクールを活用することに迷いがある人 ・とにかく英語を話したいアウトプット重視派 ・ネイティブが使うリアルで活きた英語を学びたい人 ・細かい発音チェックや丁寧なフィードバックを受けたい人 |
| スピークバディがおすすめの人の特徴 | ・英語を基礎から体系的に学びたい人 ・単語や文法の理解から発話までバランスよく学びたい人 ・学習の進捗管理や復習をしっかりと行いたい人 ・シナリオに沿った実践的な会話練習をしたい人 ・日本語でのサポートが欲しい人 ・コツコツと段階的に学習したい人 ・日常英会話やビジネス英語の基礎を固めたい人 |
両者は対象者や学習スタイルが異なります。「たくさん英語を話してスピーキング力を高めたいならスピーク」、「基礎固めや復習重視ながらスピーク」と覚えておくと選びやすいでしょう。
スピークとスピークバディに関するFAQ
最後に、スピークとスピークバディに関するよくある質問とその回答をご紹介します。
スピークとスピークバディを同時に使って意味がある?
結論から申し上げると、スピークとスピークバディを両方同時に使うことには意味があります。それぞれのアプリは強みが異なり、相互補完的に学べるからです。
スピークはアウトプット重視で「話す力」を集中的に鍛えることができる一方で、スピークバディは「語彙」「表現」「発音」なども含めて幅広くバランスよく学習できます。また、スピークはフリートーク中心で自由な会話練習ができるのに対して、スピークバディはシナリオに沿った体系的な学習が可能です。
それぞれの別の角度から英語力を伸ばせるので、飽きずに継続させやすいでしょう。
しかし、両方を使いこなすには時間管理や学習計画が必要です。英語初心者や英語学習を始めたばかりの人は、まずはどちらか1つに集中して使うことをおすすめします。
スピークとスピークバディはそれぞれタブレットでも使える?
スピークとスピークバディは、どちらもタブレットで使えます。スマホより大きい画面でじっくり学習したい、あるいは家族と一緒に使いたいという方はタブレットでの使用がおすすめです。
スマホとタブレットを上手に使い分けて、学習環境を柔軟に設計しましょう。
発音チェック機能は、スピークとスピークバディのどちらが優れている?
発音チェック機能については、スピークとスピークバディで特徴が異なります。
スピークはAIがリアルタイムで発話内容を細かく分析し、音節単位でのフィードバックや流暢さや文法ミスの指摘も高精度で行います。発音矯正に特化しており、中〜上級者に特に効果的です。
一方、スピークバディは3段階の発音評価機能があり、音素分析やイントネーションの可視化が特徴となっています。初心者が発音の基本を理解しやすいサポートが充実していて、発音チェックとしてはやや簡易的ですが、実用的です。
つまり、細かく高度な発音矯正を重視するならスピーク、初心者が基礎的な発音をしっかりと学びたいのであればスピークバディをおすすめします。AIの発音チェック機能はどちらも優秀ですが、対象レベルや目的によって使い分けるのが効果的です。
スピークとスピークバディでTOEIC対策できる?
スピークはTOEIC対策に非常に効果的です。特にリスニングとリーディングの両方に対応したリアルなビジネス会話シナリオで実践練習ができるだけでなく、AIからの発音や語彙、文法のフィードバックを通じて効率的にスコアアップができます。また、AIがユーザー一人ひとりにあわせてパーソナライズされた学習プランを作成し、TOEIC頻出の語彙やフレーズを効率的に学べる点も特徴です。
一方、スピークバディに関しては、TOEIC対策に特化した情報は少なく、主に日常英会話やビジネス英語の学習に適しています。
そのため、TOEICのスコアアップを目指すのであれば、スピークがおすすめです。
英語初心者には、スピークとスピークバディのどちらがおすすめ?
英語初心者には、以下の理由よりスピークバディの方がおすすめです。
- 日本語サポートが充実しており、英語の基礎(単語・発音・文法)を体系的に学べるカリキュラムが整っている
- シナリオに沿った段階的な学習で、初心者でも無理なく進めやすい設計になっている
- 忘却曲線に基づいた復習機能や進捗管理があり、学習内容が定着しやすい
- 発音チェック機能も初心者にとって分かりやすく、使いやすい
一方、スピークは自由度の高いフリートークや大量アウトプットが魅力ですが、初心者にとっては内容がやや難しく感じることもあるでしょう。発話練習に慣れてからスピークに移行することをおすすめします。
ビジネス英語を勉強するなら、スピークとスピークバディのどちらが良い?
ビジネス英語を勉強する場合、スピークとスピークバディのどちらもコンテンツが充実していますが、レベルや目的によって使い分けるのがおすすめです。
スピークのビジネス英語は、基礎と外資系の2つのレベルに分かれています。ネイティブらしい自然なビジネス表現やリアルな会話を動画やフリートークで学べるのが特徴です。ある程度の英語力があり、実践的なビジネス英会話スキルを磨きたい中〜上級者に向いています。
一方、スピークバディのビジネス英語は、初級・中級・上級の3段階で体系的に学べます。単語やフレーズ、文法をバランスよく学習できるとともに、日本語サポートが充実しているため、ビジネス英語の基礎をしっかりと固めたい初心者におすすめです。
学習レベルや目的に応じてどちらか、あるいは両方を使い分けると良いでしょう。
スピークとスピークバディはどちらが解約しやすい?
アプリ内で解約手続きができることから、スピークバディの方が解約しやすいです。スピークはサブスクリプション管理画面からの解約となるため、多少慣れが必要ではあるものの、手間についてはスピークバディと大きく変わりません。
まとめ
本記事では、AI英会話アプリのスピークとスピークバディの違いについて、さまざまな観点から比較しました。
スピークとスピークバディは、どちらも優れたAI英会話アプリですが、目的や学習スタイル、レベルなどによって選ぶべきアプリが異なります。それぞれのアプリのおすすめする人の特徴は以下の通りです。以下の表で自分が当てはまるものが多いアプリを選べば、時間とお金を無駄にするリスクを軽減できるでしょう。
| スピークがおすすめの人の特徴 | ・少し面倒くさがり ・AIと気軽に英会話を楽しみたい人 ・通勤や家事の合間に「ながら学習」したい人 ・英語を話すことに不安があり、オンライン英会話や英会話スクールを活用することに迷いがある人 ・とにかく英語を話したいアウトプット重視派 ・ネイティブが使うリアルで活きた英語を学びたい人 ・細かい発音チェックや丁寧なフィードバックを受けたい人 |
| スピークバディがおすすめの人の特徴 | ・英語を基礎から体系的に学びたい人 ・単語や文法の理解から発話までバランスよく学びたい人 ・学習の進捗管理や復習をしっかりと行いたい人 ・シナリオに沿った実践的な会話練習をしたい人 ・日本語でのサポートが欲しい人 ・コツコツと段階的に学習したい人 ・日常英会話やビジネス英語の基礎を固めたい人 |
それでも選べないという方は、まずは無料体験を活用してみることをおすすめします。
English Hub 編集部
最新記事 by English Hub 編集部 (全て見る)
- もう迷わない!スピークとスピークバディを12の観点から徹底比較! - 2025年11月13日
- おすすめの英語ライティングアプリ10選!選び方のポイントも解説 - 2025年11月13日
- 英検S-CBTとは|メリット・デメリット・受験時の注意点 - 2025年11月2日
- TOEIC® Speaking Test オンライン個人受験、期間限定で実施へ - 2025年11月1日
- アミティーの口コミ・評判・料金まとめ!こども英会話専門校アミティーはなぜ選ばれる? - 2025年10月23日















