株式会社アルクは6月5日、CD付英語学習月刊誌「ENGLISH JOURNAL(イングリッシュ・ジャーナル)」の2017年7月号の内容について公表した。
「ENGLISH JOURNAL」は、著名人のインタビューや、すぐに役立つ特集、世界のニュース、ネイティブのトークなど、バラエティー豊かな英語が収録されており、楽しみながらオールラウンドな英語力を身に付けることができる学習情報誌だ。
7月号は「1000人に聞いて分かった「仕事の英語」最前線」と題し、特集を組んでいる。ビジネス英語の実態を、英語を使って仕事をしている人や、英語研修を積極的に導入している企業の担当者、計1000人以上への調査・取材を基にリポート。ビジネスの現場ではどのような英語力が求められ、企業やそこで働く人が、状況にどのように対応しようとしているのかを明らかにする。現場で実際に使われている「仕事英語フレーズ」も紹介する。
特別企画は「ジョセフ・E・スティグリッツ、トマ・ピケティ「経済英語」を2大学者のインタビューで聞く!」だ。今後グローバル社会において「経済英語」を理解できることは大きな意味を持つ。ここでは世界的に著名な経済学者たちが、日本経済について語ったインタビューを紹介する。「経済英語」のエッセンスを感じとることができる。
EJインタビュー1人目は俳優のアンドリュー・ガーフィールド。2012年公開の「アメイジング・スパイダーマン」で主役を演じ注目された若手俳優である。最近は日本を舞台とする映画に相次いで出演している。一つは、遠藤周作の小説をマーティン・スコセッシ監督が映画化した「沈黙―サイレンス―」。もう一つは、第2次世界大戦の激戦地沖縄に武器を持たずに乗り込む兵士を描く、メル・ギブソン監督の「ハクソー・リッジ」である。それぞれの役柄と、2人の監督について、ガーフィールドが語る。
なお、オンラインショップでアンドリュー・ガーフィールドの音声を視聴可能だ。
EJインタビュー2人目は、日本文化研究者のアンドリュー・ガーストル。2013年10月より翌年1月にかけて、イギリス大英博物館で開催された前代未聞のセンセーショナルな特別展「Shunga: sex and pleasure in Japanese art(春画―日本美術における性とたのしみ)」を行った。江戸時代に描かれた日本の性風俗画をテーマにしたこの展覧会は2015年に日本の永青文庫でも実現し、連日長蛇の列の大盛況となった。その「仕掛け人」であるロンドン大学のアンドリュー・ガーストル教授が春画の「文化的意義」について語る。
今回は特別付録としてCDの他に、英文とエクササイズを携帯用小冊子にした「Pocket EJ」が付属する。
「ENGLISH JOURNAL」7月号は、私書籍版はCD付で税込み1,512円、電子書籍版は税込1,200円で販売中だ。
【参照リリース】「どんな業種」「どんな職種」で、「どんな英語」が使われているのか?を大調査 /『ENGLISH JOURNAL』2017年7月号、6月6日発売
(English Hubニュース編集部 平井 真理)
English Hub 編集部
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