TOEFL iBT®テストの開発・運営を行う米国非営利教育団体 Educational Testing Service(ETS)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための対応策として、日本をはじめとする世界中の国々(中国本土とイランを除く)で TOEFL iBT®テストを自宅でオンライン受験できる「TOEFL iBT® Special Home Edition」の提供を開始しました。
自宅受験が可能な「TOEFL iBT® Special Home Edition」テストは、フォーマット、画面、スコア、受験料金など、テスト会場で受験するTOEFL iBT®テストと同様の内容となっています。セキュリティの面では、ProctorU®が提供する AI 技術と人間による遠隔監視を導入。テストの妥当性や信頼性、セキュリティが確保されているので、安心して自宅で受験が可能です。「TOEFL iBT® Special Home Edition」テストのスコアは、従来のTOEFL iBT®と同じく、公式スコアとして教育機関等に送付することができます。
今回「TOEFL iBT® Special Home Edition」の提供を開始するにあたって、ETSのTOEFL®プログラムのエグゼクティブディレクターのスリカント・ゴパル氏は「当社テストの受験者が世界中で直面している試練をわれわれは理解しており、現在、当社テストの一貫性に妥協することなく自宅で安全に受験できる選択肢を提供できることは喜ばしい。」とコメントしています。
「TOEFL iBT® Special Home Edition」テストの受験登録について
「TOEFL iBT® Special Home Edition」テストを受験するには、自宅の使用機器と受験環境がETSの要件を満たしているかを確認する必要があります。例えば、テストに使用できるのはデスクトップかラップトップPCのみ。タブレットやスマートフォンは不可となっています。受験場所としては、机(テーブル)と椅子があり、テスト時間中に誰も入ってこない部屋を確保する必要があります。それ以外にも様々な要件があるので、それらすべてをクリアした上で受験登録を行います。
受験登録は、ETSの公式ウェブサイト(www.ets.org/mytoefl)からETSアカウントにサインインし、「My TOEFL Home」で「Special Home Edition」を選んで申し込みます。ETSアカウントを持っていない方は、まずETSカウントの登録から始める必要があります。
詳しい登録のプロセスや、受験に関する環境要件・注意事項などは、TOEFL®テスト日本事務局を担う一般社団法人 CIEE国際教育交換協議会の案内ページ(https://www.toefl-ibt.jp/about.html)で確認してください。
安全な自宅で受験することができ、公式スコアとして海外の大学などにも提出できる「TOEFL iBT® Special Home Edition」テスト。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続いていますが、この機会に、進学、留学などの将来に向けて、英語の資格試験の勉強に取り組んでみてはいかがでしょうか。
【参照サイト】TOEFLテスト 国際基準の英語能力測定試験 | TOEFLテスト日本事務局(CIEE Japan)
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Yoko
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