厳選!英検の学習におすすめのアプリ・参考書5選

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単語学習やリスニングは、通勤時間などのちょっとした空き時間にアプリを活用することで大きな学習効果が得られます。一方で、長文読解は机に向かい、集中した学習が有効です。このように、英語学習は鍛えたいスキルによって最適な学習方法が変わってきます。

そこで、今回は英語4技能それぞれの特性を考慮したうえで、おすすめのアプリと参考書の組み合わせをご紹介します。効率的な学習で英検突破を目指しましょう。

英検の学習におすすめのアプリ・参考書5選

単語学習・リスニング・長文読解・英作文・発音の5つのカテゴリでそれぞれおすすめする学習方法をご紹介します。

  1. 単語力養成には、英単語アプリ「mikan」がおすすめ
  2. リスニングは旺文社リスニングアプリ「英語の友
  3. 長文読解は「英検 長文読解問題120」でじっくり
  4. 英作文は細かく添削してくれる「アイディー
  5. 発音は「英語発音ドリルA to Z」でAIに矯正してもらう

単語力養成には、英単語アプリ「mikan」がおすすめ

単語をたくさん覚えるためには、何度も何度も同じ単語に出会うことが大事です。100の単語を覚えるのに、10個ずつ10日かけるより、うろ覚えでもいいから100個を毎日見るのが有効です。

英単語アプリ「mikan」は、覚える‐テストする‐復習するというサイクルを繰り返します。音声付で、苦手な単語をまとめてくれる機能も充実しています。自分の(出身)高校を登録してランキングが出る機能もあり、楽しみながらゲーム感覚で学習することができます。有料ですが英検の級別単語帳も揃っています。英単語は通勤通学の空き時間を使ってmikanで取り組むのが効果的です。

リスニングは旺文社リスニングアプリ「英語の友」

英単語と同様に、リスニングも細切れの時間を使った学習が可能です。英検の問題は出題形式がほぼ決まっていますので、過去問題や予想問題のリスニングができる「英語の友」をおすすめします。

リスニング力アップのためには、聞き流すよりも、流れてくる音を真似て口に出すシャドーイングが有効です。慣れるまではスクリプトを見ながら、流れてくる音をコピーするような気持ちで真似してみてください。

時間のあるときには問題を解くようにするとよいでしょう。リスニング問題とはいえ、選択肢は問題用紙に書かれていますので、リーディングの力も必要です。音声が流れる前に素早く選択肢に目を通す先読みの練習も大事です。

なお、このアプリ「英語の友」は単語集の音声もカバーしていますので、英単語の教材としても使えます。

長文読解は「英検 長文読解問題120」でじっくり

長文問題は机に向かって集中して解く必要があります。英検は出題形式が決まっていますので、「英検 長文読解問題120」などの予想問題集を繰り返し解くことが合格の近道です。級別に出されているものを使うとよいでしょう。

復習と間違い直しがいちばん大事です。英文がうまく読めない理由は、知らない単語が多いか、文法(構文)が分からないかのいずれかです。単語はmikanで補えば良いでしょう。文法が分からない場合は、学習アプリ「スタディサプリ」の長文読解講座がおすすめです。スタディサプリは英検対策講座も充実しており、有名な予備校講師がわかりやすく説明をしてくれます。

英作文は細かく添削してくれる「アイディー」

英作文の練習ができるアプリやサイトは多くありますが、英検のような長めのエッセイの添削は、英語に詳しい専門家の添削を受けるのが上達の近道です。

英語添削「アイディー」は世界中の英語専門家やネイティブが迅速・正確に添削をしてくれるオンラインサービスです。「なぜこのような添削結果になったのか」を丁寧に解説してくれるため、学習しながら英作文の作成ノウハウが学べるという非常に画期的なシステムです。気に入った講師にリクエストできる機能もあり、講師とのやり取りを重ねながらの上達も期待できます。

発音は「英語発音ドリルA to Z」でAIに矯正してもらう

2次対策のスピーキングは、「英作文」と「発音」の2つのポイントに分かれます。英作文は「アイディー」を使うことで練習ができます。発音は音声認識機能を使って正しさを判定してくれるアプリ「英語発音ドリルA to Z」がおすすめです。

英単語から日常会話で使えるフレーズまで、お手本の音声に合わせてスマホに声を出すだけで、発音の正しさを判定してくれます。完全無料というのもうれしいところです。発音は点数で評価されますので、クイズ感覚で楽しく発音を練習することができます。

アプリの制作元は、ストーリー形式で楽しく英語が学べる「マグナとふしぎの少女」というアプリも同じくリリースしています。楽しみながら「聞く」「話す」を習得できると、注目を集めています。

まとめ

毎日の生活リズムの中で、それぞれの特性に応じた学習方法から、アプリや参考書を紹介しました。ふとした空き時間には英単語やリスニングを、朝や夜など、集中して取り組む時間帯には長文読解を、といったタイムマネジメントを行い、いちにちのスケジューリングをしてみましょう。想像以上のスピードで英語力が向上していく自分を思い浮かべながら、一歩、動き出してみてください。

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中野 靖之

東京大学などの難関大学進学を目指す高校生に英語を教えています。「自分の目で、世界を見たい」と、20代は青年海外協力隊や世界青年の船などに参加し、多くの海外青年達と交流しました。英語は、世界につながるツール。自分の思い描く未来へと、羽ばたいて欲しいです。慶應義塾大学文学部卒業、英検1級、TOEIC910点。