アメリカ留学希望者必見!事前に知っておきたい現地の移動手段

留学を前に、現地での移動手段について不安を感じる人は多いようです。私も初めて短期留学する際、「英語があまり話せないのに、バスや電車に乗れるのか」「タクシーを利用するとき、きちんと行き先を伝えられるのか」と思いを巡らせ、公共交通機関の利用に戸惑いがありました。そこで今回は、私が滞在しているアメリカでの移動手段についてご紹介します。

1. バス

アメリカへ渡航予定で現地のバスに乗車することに不安を感じている方もいるかもしれませんが、私は明るい時間なら、比較的安心してバスを利用しています。ただし、留意すべきことが2点あります。

1点目は利用する時間帯です。「アメリカといえば車社会」ですので、渋滞が起きるのは日常茶飯事。時間によっては、何十分もバスが来なかったり、大渋滞でなかなか行き先に到着しなかったりします。 

2点目は、路線のチェックです。イベントや工事などのために道路を封鎖しなければならないとき、アメリカのバスは予告なく路線変更することがあります。私は初めて留学した際、登校初日に迷わず学校に到着できるように1度訪れておこうと、バスで学校まで向かいました。ところが、たまたまその日はアカデミー賞授賞式のためにハリウッドの大通りが封鎖され、バスが通常停まる場所では停車しなかったのです。私は迷子になって2時間歩き続けました。渡米して2日目の出来事だったので、バスに関するトラウマになってしまい、いまだに利用の際は念入りに調べています。

2. 電車

電車も日本ほどの本数はない上、あまり時間通りには来ません。でも、バスのように渋滞が起こることはないので、私はバスよりも電車を使うようにしています。私が滞在するロサンゼルスの電車には切符はなく、Tap(タップ)と呼ばれる日本でいうSuicaやPasmoのようなICカードを購入します。Tapを忘れてしまった場合、再び購入しなければならないので、毎回忘れずに持参する必要があります。払い戻しはできません。

ラインによって異なりますが、車内がとても汚く、悪臭のする電車もあります。時間に気をつければ比較的安心して利用できるラインもありますが、時間に限らず、1人ではあまり乗らない方が良いと言われているラインもあります。事前によく調べ、安全面に気を付けて利用しましょう。

3. Uber(ウーバー)

「Uber(ウーバー)」は最近、日本でも話題なので、既にご存知の方も多いのではないでしょうか。Uberは、アプリを使って配車することができるとても便利な移動手段です。英語に自信のない方は、タクシーに乗ることに不安を抱えていると思いますが、Uberの場合、行き先をドライバーに説明する必要はなく、アプリ上で行き先を設定できるので、安心して利用できます。また、アプリ上にマップが搭載されているので、自分がどこにいるのか確認することもできます。支払いはクレジットカードのみなので、アプリをダウンロード後、クレジットカード情報を登録する必要があります。その後、乗るたびに料金がカードから引き落とされるシステムになっているので、目的地に着くまでに、お金の計算をする必要がなく、降りる直前に慌てることもありません。金額は目的地を設定後、確認することができるので、想定外の高額な料金を請求されることもなく、安心して利用できるのもUberの魅力の1つです。

4. レンタカー

アメリカは車社会で車がないと不便だと言われています。ロサンゼルスのような都心部の場合、バスや電車、Uberを利用すれば、それほど不便を感じることはないのですが、遠出する場合は車がないと不便を感じるかもしれません。先ほどご紹介した通り、バスは時間通り来ない場合があり、車で20分の距離がバスでは1時間30分かかるようなことも。乗り換えが必要な場合はそれ以上かかることもあります。国際免許を持参して渡米し、車をレンタルしている留学生も少なくありません。車は1ヵ月間レンタルすることも可能なので、免許を持っている方なら選択肢の一つになるでしょう。

5. Bird

Bird アプリ
「Bird」は、最近ロサンゼルスで流行し始めた、ライドシェアの電動スクーターです。人気急上昇中で、サンタモニカ方面で利用している人を多く見かけます。Uber同様、利用にはアプリをダウンロードし、クレジットカード情報を登録する必要があります。Birdは町中に乗り捨てられていますが、アプリでどこにBirdがあるのかを探すこともできます。昨年始まったばかりのサービスですが、新しい移動手段として1度利用してみるのもいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。私は昼間はバスや電車を使うようにしていますが、安全に帰宅するためにも帰りが遅くなってしまう時は、Uberを利用しています。皆さんも自分に合った移動手段を見つけ、安心で安全な留学生活を送りましょう。

【関連ページ】携帯は留学先で入手?アメリカ留学前に知っておきたい現地の通信事情

The following two tabs change content below.

りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

English Hub 編集部おすすめの英語学習法PICK UP!

English Hub 編集部がおすすめの英語学習法を厳選ピックアップしご紹介しています。

EF(イー・エフ)語学留学

EF トップページ世界中に広がるEF直営語学学校で、自分だけの留学プログラムをオーダーメイド!

ENGLISH COMPANY

「第二言語習得研究」の科学的な知見をベースに、90日間で飛躍的な英語力向上を目指す。

レアジョブ

満足度99.4%!シェアNo.1、累計会員数90万人を超えるオンライン英会話の代名詞

語学留学に関する記事の一覧を見る

語学留学エージェントに関する記事の一覧を見る

おすすめの語学留学エージェント・語学留学プログラム

語学留学先を国別に見る