先生を呼び捨てでもOK?留学生が見た、日本とアメリカの授業風景の違い&注意点

夏休みまであと少しということで、短期の語学留学を予定しているという方もいるのではないでしょうか。留学を控える時期には、わくわくすると同時に様々な不安も感じるものです。中でも、留学生活の中心となる学校に関しては、多くの人が気になるところでしょう。

私はアメリカに留学して現在4年目ですが、留学前は楽しみな反面、英語での授業についていけるか不安でした。日本とアメリカでは、授業スタイルにも様々な違いがあります。そこで今回は、アメリカの語学学校と日本の授業との違いや、日本人留学生が気をつけたいポイントについてご紹介します。留学前に、ぜひチェックしてみてください。

授業中の飲食OK


日本では基本的に授業中の飲食は禁止ですが、アメリカでは飲食可能なクラスが少なくありません。(クラスによっては、先生が昼食をとりながら授業を進めることもあります。)

日本には、午前中の休み時間などにお弁当を食べる、いわゆる「早弁」の慣習がありますが、アメリカでは、多くの学生は、校内にある自動販売機で購入できるスナックを間食として食べます。

午前中から午後まで授業が入っていて、昼休みがとれないような場合には、学生たちはスナックを授業中に食べて空腹をしのぎます。中でも人気なのは、プロテインバー。アメリカには様々な種類のプロテインバーがあります。価格も1~3ドル程度と手頃で、しかも片手で食べられるため、多くの学生が授業中に食べているのを見かけます。

先生もファーストネームで

日本では先生を呼ぶ時には通常、「田中先生」や「鈴木先生」のように、苗字の後ろに「先生」をつけます。しかし、アメリカの語学学校の場合、先生であっても「Mark」や「Amy」のように、ファーストネームで呼ぶことが一般的です(※)。

さらに、先生をあだ名で呼ぶ場合もあります。たとえば自己紹介の際に、「I am Alexandra, but call me Alex(私はアレクサンドラといいます。アレックスって呼んでください。)」と先生の方から言われることも。

語学学校に通っていると、先生に対して「〇〇teacher」と呼びかける人も時々見かけます。しかし、多くの先生は「〇〇teacher」という呼ばれ方に慣れていないため、少し驚いたリアクションをしています。

日本では、先生を「大輔」や「由紀」のようにファーストネームで呼ぶことはほとんどないため、「先生なのに、呼び捨てにしていいの?」と躊躇する人もいるでしょう。しかし、アメリカの語学学校では普通のことなので、先生に話しかけるときには臆せずにファーストネームで呼びましょう。

※小学校や中学校、高校の先生の場合は、Mr.やMs.+苗字、大学教授の場合は、Professor+苗字、博士の場合は、Dr.+苗字で呼ぶことが一般的です。

出席しているのに、欠席扱いに?!


日本の学校では、授業中に居眠りをしてしまう生徒も少なくありません。しかし、アメリカの語学学校では、机にうつぶせになっているなど授業への参加意欲がみられないと、欠席扱いになってしまう場合もあります。

また、授業中の携帯電話の使用にも注意が必要です。単語の意味を調べるために携帯を使っていても、先生には、授業と関係のないサイトを眺めているのと見分けがつきません。また、「分からない単語や表現があれば、英語で直接質問した方が勉強になる」などの考えもあり、多くの学校では授業中の携帯使用が禁止されています。

「1回の授業で、携帯の使用を2回以上注意されると遅刻扱い」などのルールを設けている先生もいるので、特に英語初心者の方は電子辞書を留学前に準備しておくことをおすすめします。(留学先に持って行くべきアイテムについては、「留学体験者が語る、渡航前に買っておくべきだった5つのアイテム」を参照ください。)

学校や先生によってルールは異なりますが、積極的に話す姿勢は英語力アップのために欠かせません。語学学校では、日本の授業のように静かに聞いているだけではNGということを意識しておきましょう。

先生とはたくさんコミュニケーションを!

語学学校では、先生とたくさんコミュニケーションをとるようにしましょう。何か分からないことがある場合などは特に、英語のミスを恐れずに「とにかく尋ねる」ということが大切です。授業に関するルールや課題の内容についてなど、理解が曖昧なままでは、後になって困る可能性もあります。

周りでも実際に、説明されたルールをきちんと理解できていなかったために、「体調不良で、数分間机につっぷしていたら、欠席扱いになってしまった」というクラスメイトがいました。(事前に体調の件を先生に伝えておけば、欠席にはならない決まりだったのですが、そのクラスメイトは伝えていませんでした。)

日本では、「静かに先生の話を聞き、指されたら答える」という授業スタイルが一般的です。そのため、クラスメイトの前で自ら意見を述べたり、率先して先生に質問したりすることを「恥ずかしい」と感じがちです。入学当初などの英語に自信がない時期には、なおさら質問することに消極的になることもあるでしょう。

「どうしてもクラス全員の前で質問する勇気が出ない」という場合には、授業後に先生に直接質問をするようにしましょう。語学学校には様々な国からの留学生が通っているため、先生たちの多くは異文化に慣れています。日本人にとって大勢の前で質問するのが簡単ではないということも、多くの先生が理解してくれています。「授業外の時間に、迷惑ではないかな」と遠慮せずに、先生とは積極的にコミュニケーションをとりましょう。

まとめ

今回は、日本とアメリカの授業風景の違いと、留学時に気をつけたいポイントについてご紹介しました。留学前には、期待と同時に様々な不安を抱えていることでしょう。しかし、留学生は皆不安を抱えているので、周りに仲間がいることを忘れないでくださいね。留学後にはきっと、「留学前はこんな不安を抱えていたよね」と、お互いに笑って話し合えるようになります。今回ご紹介したポイントを忘れずに、ぜひ楽しみながら留学生活を過ごしてください!

【参照サイト】What Should I Call My Professor?(Academic Positions)
【関連ページ】アメリカ語学留学

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りみ

りみ

アメリカ留学4年目。短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、長期留学を決意。英語力ゼロからのスタート。自分なりに勉強法を考え、英検2級を取得。現在はロサンゼルスにある専門学校でエンターテイメントマネジメントを学ぶために、語学学校に通いながら、スコアを取得するために勉強している。

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