留学前に必修!アメリカの学生生活で必ず出会う、英語スラング&口語表現6選~動詞編~

アメリカの多くのカレッジやユニバーシティでは春学期の期末試験(ファイナル)が終わり、夏休みに突入しました。2学期制や4学期制など、学校によって休みの期間は異なりますが、休みの期間が長い学校では3カ月後に、短い学校では2週間後には次の学期が始まります。日本の学校もあと1ヶ月ほどで夏休みとなるので、留学や旅行を控えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、以前ご紹介した「留学前に必修!アメリカの学生生活で必ず出会う、英語スラング&口語表現6選~形容詞編~」に続き、アメリカの学生が頻繁に使う英語スラング&口語表現の「動詞編」をご紹介したいと思います。特に試験期間の前後にはよく耳にする表現ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

頻出の英語スラング&口語表現6選~動詞編~

様々なスラング・口語表現の中から、今回は動詞のワードを集めてご紹介します。

ghost

「ghost」とは、デーティングアプリなどでやり取りをしている相手に、理由や事情を説明せずに突然連絡を絶ち、一方的に関係を終わらせることを表す表現です。たとえば、そのように相手と連絡が急に取れなくなってしまった場合には、「I was ghosted by him.」や、「She ghosted me.」のように言うことができます。

最近ではアプリ上のやり取りに限らず、「急に姿を消す」という状況で「ghost」という表現は広く使われるようになりました。たとえば、ミーティング中に急用ができてしまい先に抜けるような場合に、「I am ghosting now.(今から帰ります)」のように使います。

roll

「roll」は「始める」という意味で、「Let’s start.」と同じように、「Let’s roll.(始めよう)」と言うことができます。ミーティングなどを始める際に、よく耳にするフレーズです。

ditch


「ditch」は、名詞では「溝」や「水路」、動詞では「溝を掘る」や「脱線させる」などの意味を持ちます。スラングでは、「サボる」や「(予定を)すっぽかす」という意味として使われます。

たとえば、「I want to ditch this class. I really want to go home. (このクラスサボりたい。もう帰りたいよ)」のように使われます。新しい学期が始まって1ヶ月ほど経つと、クラスにも慣れてくるため、つい「サボりたい欲」が出てくる学生もいます。しかし、アメリカでは就職活動の際に、大学での成績評価となるGPA(Grade Point Average)が重視されるため、授業への出席日数は非常に重要になります。そのため、実際にサボる学生はほとんどいません。

blow

「blow」は本来、「吹く」や「~を吹き飛ばす」と言う意味ですが、スラングでは「台無しにする」や「最悪である」といった意味を持ちます。たとえば、「This class blows. I think I am going to drop it.(このクラス、つまらない。多分、このクラスキャンセルすると思う)」のように使われます。

アメリカの大学では通常、学期が始まって最初の2週間は登録クラスの変更をすることができます。このように「クラスをキャンセルする」という場合には、「drop」という表現が使われます。スラングではありませんが、大学生活はもちろん語学学校でも使われる言葉なので、留学予定の方は覚えてくださいね。

zone out


テスト期間中に徹夜が続き、窓の外などを眺めてぼーっとしてしまったことがある方は多いのではないでしょうか。そのようなシチュエーションの時に使えるのが、「zone out」という表現です。

たとえば、授業中やグループワークミーティング中に、集中力が切れてぼんやりしてしまい、相手の発言を聞き逃してしまったようなときには、「I zoned out. Could you say that again?(ぼーっとしてしまっていました。もう一度言ってもらえますか?)」と言うことができます。

アメリカの大学は、ファイナル(期末試験)の時期には夜遅くまで学校が開放されているので、放課後も学校に残って勉強する学生が多くいます。テスト準備のために1週間ほとんど寝ずに過ごすという学生もいるので、「zone out」している人を校内でよく見かけます。もちろんテスト期間に限らず、ぼーっとしている人がいたら、このzone outという表現を使えます。

ace

ace(エース)というと、トランプの「1」を浮かべる人も多いのではないでしょうか。aceには、スラングで「とても良い点をとる」という意味があります。たとえば、「I aced the test!(テストですごく良い点とった!)」のように使うことができます。

まとめ

いかがでしたか。夏休みまで、あともう少し。渡米予定の方もそうでない方も、長期休みは勉強に集中できるチャンスなので、ぜひ目標を設定して勉強に取り組みましょう。「渡航を予定しているけれども英語に自信がない」という方は、まずは多くの英単語、特に動詞を覚えることをおすすめします。たとえ文法が理解できなくても、単語を聞き取ることができれば、相手が話す内容を理解できる可能性が高くなります。今回ご紹介した表現も含めて、楽しみながら多くの単語を覚えてみてくださいね。

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

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