海外旅行の楽しみの1つといえば、ショッピング。特にアメリカの場合、ファッションは世界の流行の最先端とも言われています。アメリカ発のブランドや限定品、流行している物を先取りして購入したいと考える方は多いのではないでしょうか。
しかし身近なファッションアイテムでも、意外と瞬時には英語が出てこないものです。また、留学を検討している方の場合には、日本からどんな洋服を持って行けばよいか迷っているという方もいるでしょう。そこで今回は、アメリカの学生の定番ファッションアイテムをピックアップし、アメリカ英語で何と言うかについてご紹介したいと思います。
アメリカの学生のファッション傾向
アメリカのファッションは派手だと思われがちですが、意外と日本よりもシンプルです。Tシャツに黒のデニムで、派手なアイテムを取り入れる場合には小物に限る人が多いです。ファッション雑誌を見ると、セレブリティーの方でもモノトーンを着ている方が多く、ユニクロも人気です。
学生の定番ファッションアイテムを英語で言うと?
パーカー
アメリカで人気のお土産の1つが、UCLA(※1)やUSC(※2)など有名大学のパーカー 。パーカー欲しさに、大学まで訪れる方も多くいる ほど。「パーカー」は英語では「hoodie(フーディー)」と言います。(※発音する際には、hをfで発音してしまわないように注意しましょう。)
hoodieは、アメリカの学生は1人1つ持っていると言っても過言ではない程マストなアイテムなので、渡米の予定がある方はぜひゲットしてみてください。
※1 UCLA:カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles)
※2 USC:南カリフォルニア大学(University of Southern California)
英語の「parka」は、日本で「パーカー」と呼ばれるアイテムではなく、より厚手の防寒服を指します。しばしば防水加工がされており、フードの周りにファーが付いていることが一般的です。
ピアス
日本語での「ピアス」は、ピアスホール(小さい穴)を開けてつけるタイプのアクセサリーのこと。耳たぶを挟んでつけるタイプの「イヤリング」と区別していますが、英語ではどちらも「earring(イヤリング)」と呼ばれます。
ワンピース
英語ではワンピースのことを「dress(ドレス)」と言います。日本語で「ドレス」というと、パーティーなどに来ていくイメージですが、英語では日常使いのカジュアルなワンピースも「dress」です。ちなみに、日本語でもよく使われているのでご存知の方も多いと思いますが、上下が繋がった、丈の長いパンツタイプのものは「jumpsuit(ジャンプスーツ)」と呼ばれます。
ショートパンツ/短パン
丈の短いズボンを、日本語では「ショーパン(ショートパンツ)」と言いますが、英語では「shorts(ショーツ)」と言います。「ショーツ」と聞くと下着が浮かびますが、半ズボンや短パンも「shorts」です。
英語で明確に「下着」を表す語には、「underwear(アンダーウェア)」があります。また、長ズボンのことは、アメリカでは「pants (パンツ)」といいます。
ビーチサンダル
アメリカ、ロサンゼルスで人気のビーチといえば、「サンタモニカビーチ」。サンタモニカでは、多くの方がビーチサンダルを履いています。
私自身も、初めてサンタモニカに訪れた際にサンダルが欲しくなり、取り扱っている店を探していました。その時に「Do you have beach sandals?(ビーチサンダルはありますか?)」と店員さんに尋ねたのですが、「???」という表情をされた経験があります。このように、「beach sandal」では相手にうまく伝わらないことも多いので、別の単語がおすすめです。
英語でビーチサンダルを表すより一般的な単語には、「flip-flops(フリップフロップス)」があります。「flip-flops」と見聞きした際にも、ビーチサンダルのことだと理解できるように覚えておきましょう。
おまけ
日本語では衣料品のサイズを「エス(S)」「エム(M)」「エル(L)」サイズと読みますが、英語ではそのような略し方はせず、「スモール」「ミディアム」「ラージ」サイズと読むので、こちらもお間違えなく!アメリカで「エス(S)サイズ、プリーズ」と言っても伝わりません。
小さいサイズのものがあるか尋ねたい場合には、「Do you have this in a small?(これのsサイズはありますか?)」や、「Do you have this in a smaller size?(これの小さいサイズはありますか?)」のように伝えましょう。
まとめ
いかがでしたか。8月は夏休みということで、アメリカでも多くの日本人観光客を見かけました。そこでよく耳にしたのが、今回記事の中でもいくつかご紹介したような和製英語。カタカナ表記の言葉は英語だと思われがちですが、アメリカでは全く通じない、日本人だけが使っている単語やフレーズが多くあります。もちろん、中には「T-shirts」や「polo shirts」のように、日本と同じ呼び方で通じる単語もありますが・・・。
私自身も渡米したばかりの頃、英語だと思っていた言葉が和製英語で伝わらずに苦労した経験があります。お買い物中に、「英語がなかなか伝わらない!」なんてことがないように、渡米前にはぜひこの記事をチェックしてみて下さいね。
【関連ページ】アメリカ語学留学
【関連ページ】【海外旅行】知らないと注文できない、英語メニューの見方~アメリカ編~
りみ
最新記事 by りみ (全て見る)
- 英語学習者におすすめのお出かけスポット5選【関東編】 - 2023年5月19日
- 海外旅行時にダウンロードしておきたいアプリ7選 - 2023年4月5日
- 英語で歌ってみたい、おすすめの洋楽デュエット曲5選 - 2023年3月30日
- 英語で「コンセント」は通じない?身の回りにある、気をつけたい単語3選 - 2023年3月29日
- ニューヨークが舞台のおすすめ映画・ドラマ5選!旅行・留学前に雰囲気を味わおう - 2023年3月9日