英語を勉強していると、日々、知らない単語や表現に出会うもの。今回は、アメリカに暮らして4年目を迎える筆者が、学生生活を送る中でよく耳にする英語の口語表現5つをご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
ginormous
「ginormous」は、 ともに「巨大な」という意味を持つ「gigantic」と「enormous」がくっついた言葉で、「とてつもなく大きな」という意味を持ちます。
例えば、アメリカの多くのカレッジでは、新学期初日や最初の週には「Student Mixer」という、学生間の交流を目的とした会が開かれます。会場ではよくピザが提供されますが、そのピザが毎回、日本では見たこともないような巨大サイズ。「Ginormous!」と多くの学生が言っているのを耳にします。
「The pizza was really ginormous(そのピザはめちゃくちゃ大きかった。)」のように、文の中で使うこともできます。
bae
インスタグラムを始めとするSNSでもよく見かける「bae(ベイ)」は、「before anyone else」の頭文字をとってできた言葉(※)で、彼氏、彼女がお互いを呼ぶ時などに使われます。ティーンエージャーを中心に、若者を中心に使われる言葉です。
例えば、休み明けには、クラスメイト同士が突然カップルになっているなんていうこともよくありますが、そんな時、2人が付き合い始めたことをどのように周りが気づくかというと、「呼び方」です。今まではファーストネームで呼び合っていたのに、急に「bae」とお互い呼び合っている、ということがしばしばあります。
baeは、彼氏彼女以外に、仲の良い友達に対して使われることもありますが、異性に使う場合は「好意を持たれているのかな」と勘違いさせてしまう場合もあるので、要注意です。
※「bae」の起源については、諸説あります。
Don’t have a cow
「cow」は「牛」という意味ですが、「have a cow」は、「腹を立てる」「いら立つ」という意味の表現です。
「Don’t have a cow」は、「Calm down」と同様に、「落ち着いて」「怒らないで」「イライラしないで」と相手に言う場面で使われます。
wallflower
wallflowerは「シャイな人」を表すときに使われる単語で、新学期など、新しいクラスでの自己紹介の時によく耳にする言葉です。
アメリカ人というと、社交的で明るいと言うイメージを持っている人が多いと思いますが、中にはシャイな人ももちろんいます。
また、人見知りではないにも関わらず、新学期初日の自己紹介タイムに「I am a wallflower.(僕は人見知りです。)」と、言って笑いを取る人もいます。
cakewalk
「cakewalk」は「簡単」「楽勝」といったニュアンスの単語で、「The homework was a cakewalk.(あの宿題、簡単だったよ。)」のように使います。
「アメリカでは、大学に入学するのは簡単だけれども、卒業するのが大変」と耳にしたことがある方も多いと思いますが、実際に、日本の大学と比べると宿題の量も多く、また試験範囲も広いように感じます。
学期が始まってすぐの時期の宿題は比較的簡単であることもあるので、「The homework was a cakewalk!」と言う学生も多くいますが、学期末には一転、「難しい・・・」と頭を抱える学生で溢れます。
まとめ
いかがでしたか。3年以上アメリカに住んでいる筆者でさえ、まだまだ知らない単語や表現は多く存在します。「覚えても、覚えてもキリがない」と、心が折れそうになる時もありますが、お互いに焦らず、自分のペースで1つずつ覚えていきましょう。
また、今回ご紹介した「bae」のように、比較的新しく生まれた言葉を覚える1番の方法は、最近のコメディードラマを観ることです。コメディードラマには、スラングを含め、日常生活で使われる単語や表現が多く使われているので、ぜひ学習に取り入れてみてくださいね。
【関連ページ】海外ドラマで楽しく効率的に英語を学ぶ方法
【関連ページ】海外ドラマ頻出!知らないと聞き取れない「英語省略形」10選!
りみ
最新記事 by りみ (全て見る)
- 英語学習者におすすめのお出かけスポット5選【関東編】 - 2023年5月19日
- 海外旅行時にダウンロードしておきたいアプリ7選 - 2023年4月5日
- 英語で歌ってみたい、おすすめの洋楽デュエット曲5選 - 2023年3月30日
- 英語で「コンセント」は通じない?身の回りにある、気をつけたい単語3選 - 2023年3月29日
- ニューヨークが舞台のおすすめ映画・ドラマ5選!旅行・留学前に雰囲気を味わおう - 2023年3月9日