留学体験者が伝授!海外生活でトラブルを避けるために留意すべき3つのこと

留学するのであれば、危険な目に合わずトラブルもなく、楽しく充実した日々を送りたいと誰もが思うはずです。私は現在、英語の勉強に追われながらも、毎日楽しくアメリカでの留学生活を送っていますが、実はこれまでに何度かトラブルを抱えたこともあります。そこで今回は、私が実際に経験して学んだ海外生活でトラブルを避けるために留意すべきことを3点ご紹介します。

おびえすぎないこと

海外=危険と思っている方は多いのではないでしょうか。私も留学するまでの1ヵ月間、両親から海外は危険だから気を抜いてはいけないと言われ続け、現地に着いてから慣れるまでの1ヵ月ほどはおびえながら生活していました。でも実際に暮らしてみて、アメリカは私が恐れていたほど危険な場所ではないのではないかと感じています。夜は一人で遊び歩かない、危険だと言われている場所へは行かないなど、自ら危険な行動をしないように注意していれば、これまであまり危ない目に合うことはありませんでした。逆におびえすぎていると色々な人に声をかけられ、危険な目に合うことが増えるのではないかと私は感じています。

私の渡米1日目は休日だったので、語学学校の場所を確認するためにハリウッドへ出かけました。ハリウッドといえば、チャイニーズシアターやウォーク・オブ・フェームがあることで有名で、曜日に関わらず、多くの人が訪れます。初めてのハリウッドということで、ワクワクしつつも、英語を話せない私が安全に観光することができるのかとおびえながら歩いていると、着ぐるみを着た人に話しかけられ、携帯を出せと言われました。そして一緒に写真を取らされた私は、ただ写真を撮りたかっただけなのかと安堵したのもつかの間、「金を出せ!」と言われて半ば強制的に支払いをさせられることに。ハリウッドにはチップをもらうために着ぐるみを着た人が多くいて、旅行客にしつこく話しかけてきます。傍目にもおびえながら歩いていれば、声をかけられる可能性は高いはずです。

ハリウッドではなくても、自信を持って行動していた方がトラブルには巻き込まれにくいのではないでしょうか。アメリカには、街中の人に話しかけているような人がたくさんいます。親切でフレンドリーな人もいますが、突然叫ばれたり、つきまとわれたりすることもあるので、自分が危険だと感じたらその場はすぐに去りましょう。

私物の管理は慎重に

アメリカでは日本から来た人なら驚くほどの頻度で盗難事件に遭遇します。おびえすぎないようにと言ったばかりですが、気を抜きすぎるのもよくありません。私はこれまでに携帯とヘッドフォンを盗まれたことがあります。携帯の盗難にあったとき、カバンの中には財布とパスポートも共に入っていたのですが、盗まれたのは携帯のみでした。財布が盗まれなかったのは、アメリカはカード社会で現金を持ち歩いていなかったため、このとき中に入っていたのがカードのみだったからでしょう。カードを盗んでも、被害者がカード会社に連絡してアカウントを凍結させれば使えなくなるので、犯人もリスクを負ってまで盗もうとしないのかもしれません。私は盗難時に適応される保険に加入していたので、盗難に合ってすぐに新しい携帯を入手することができましたが、そのような保険に加入していなかった私の友人は、全額自分で負担しなければなりませんでした。警察に盗難届けを出しても、日本のように戻ってくることはほぼありません。

外出先で、テーブルに携帯を置いたまま目を離す、自分の私物で場所取りをするなどの行動は控えましょう。またカバンが閉まっていても、気がつかない間に開けられて中の物を抜き取られることもあるので注意してください。また、よく耳にするのがランドリーでの盗難被害です。ドミトリーやシェアハウスにはランドリールームがあることが多いのですが、ない場合は近くのランドリーまで行く必要があります。一回の洗濯に45分ほどかかりますが、そのあいだにランドリーから離れると、衣類を盗まれてしまうことがあります。

安易に信用しない

多くの方が留学先で家を探すとき、大学やコミュニティカレッジの情報を日本語で得たいときなど、現地の日本人向けのサイトなどを利用すると思います。私もよく利用していますが、最近悪い噂をよく耳にします。住みたい理想の物件を見つけて契約を結んだはずが、実際に引っ越してみると、大家さんも部屋もすべて架空だったケースや、物品を売買できるサイトでお金を振り込んだにも関わらず送られてこなかったケースなどがあるようです。日本語の通じる相手だからといって簡単に信用するのではなく、安全性に確信を持ってから契約やオーダーに踏み切ることをおすすめします。

まとめ

海外で暮らしていると、日本での生活がどれだけ安心感のあるものだったかに気づかされます。自分の身近なところで危険なことが毎日が起きるわけではありませんが、いつ起きてもおかしくないのがアメリカでの生活です。自分の身は自分で守る、トラブルを避けるためにも夜に出かけるのは控え、危ない場所は訪れないなど、危険な行為はせずに安全に安心して生活できるように心がけましょう。

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

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