【海外旅行】おみやげショッピングで役立つ英語表現と注意点!

現地の人や、他の国からの旅行者と英語でコミュニケーションができたら、海外旅行は数倍楽しく快適になるでしょう。とはいえ、最初の一歩を踏み出すのは、なかなか勇気がいるかもしれませんね。しかし、海外旅行の楽しみの一つでもある「ショッピング」での会話には、通常それほど難しい単語は使われません。少しおさらいをしておくことで比較的簡単にチャレンジできます。そこで今回は、海外旅行中のおみやげショッピングに役立つ便利な英語表現をご紹介します。また、文化や習慣が違う海外での買い物で困ることのないように、注意点も併せてご紹介しますのでお役立てください!

おみやげショッピング全般に役立つ英語表現&注意点

入店時

海外では、お店に入るだけでも少し緊張するかもしれませんが、怪しい店でない限り、怖がる必要はありません。国や地域により習慣は異なりますが、入店時には通常「いらっしゃいませ」にあたる言葉をかけられます。代表的なやり取りは、以下のようなものです。

店員: Hi! How are you?  こんにちは!調子はどうですか?
客:Hi! (I’m)good. How are you? こんにちは!調子はいいですよ。あなたは?

商品を見ているとき

商品を見ていると、「May I help you?」や「Are you looking for something?(何かお探しですか?)」と、店員から声をかけられることがあります。もし何か目当ての商品がある場合には、「I’m looking for~.(~を探しています)」と伝え、商品を探すのを手伝ってもらいましょう。一人でゆっくり見たい場合には、「I’m just browsing. Thank you.(ちょっと見ているだけです。ありがとう)」と応じるとよいでしょう。

また、高級店の場合には、商品を手にとる前に「Can I pick it up?」と、必ず店員に一声かけて確認するようにしましょう。

値段を尋ねるとき

商品の値段を尋ねる場合には、「How much is this?(これはいくらですか?)」や「Could you tell me how much this is?(これの値段を教えていただけますか?)」という表現が使えます。どちらも意味は同じですが、Could you tell me~?と間接的に尋ねると、より柔らかいニュアンスになります。状況やお店の雰囲気に応じて、表現を使い分けると良いでしょう。商品を気に入って、購入する場合には「I’ll take this.(これをください)」と伝えます。

商品に「定価」というものが無い市場などでは、客に応じて値段を変える場合があるので、あらかじめ商品の相場を確認しておくことをおすすめします。円換算をすると一見安いように感じても、実は足元をみられているということもあります。

もし、値段を聞いて高すぎると思った場合には、たとえすすめられても、ハッキリと「No, thank you.」と言って断りましょう。優柔不断な様子を見せると、執拗にすすめて来る場合もあるので注意してください。

会計時の英語表現

買う物が決まったら、いよいよ会計です。店員から「How would you like to pay?」と支払いの方法を尋ねられた場合には、「I’ll pay in cash.(現金で払います)」や、「I’ll pay by credit card.(クレジットカードで支払います)」と答えましょう。

クレジットカードでの支払いが可能かを尋ねたい場合には、「Do you accept credit cards? 」や「Can I pay by credit card?」などの表現が使えます。

ラッピングを頼む英語表現

おみやげで渡せるように、商品を別々で包んでもらいたい場合には、「Could you please wrap these separately?(別々に包んでもらえませんか?)」と頼んでみましょう。おみやげを人に渡す際の袋が欲しい場合には、「Could I have two small bags, please?(小さい袋を2つもらえませんか?)」という表現が使えます。

国や地域、店にもよりますが、海外では日本のようにきれいなラッピングをしてくれることはほとんどありません。また、追加の紙袋の提供や、ラッピングサービス自体を行っていないお店もあります。たとえ断られても怒ったり落ち込んだりせず、文化の違いと捉えるようにしましょう。

食べ物のショッピングに役立つ英語表現&注意点

同じ商品を複数購入したい場合

旅先でお菓子などをおみやげとして購入する場合、同じものを複数買って配りたいというケースも多いでしょう。その場合には、「I’ll have 3 of these.(これを3つください)」や「Could I get 5 of these?(これを5つ頂けますか?)」などの表現が役立ちます。

賞味期限を尋ねる場合

食べ物を購入する場合、最も気になるのは賞味期限ではないでしょうか。おみやげとして人気のものは基本的に賞味期限が長いものが多いですが、日本に帰ってからすぐにお土産を渡せないような場合には、「What is the expiration date?(賞味期限はいつですか?)」と確認すると安心です。

おすすめの商品を尋ねる場合

商品が多すぎて選べず、お店の人気商品を教えてほしい場合には、「What is the most popular item?(一番人気のものはどれですか?)」と尋ねてみましょう。店員の方のおすすめを知りたい場合には、「What would you recommend?(どれがおすすめですか?)」という表現が使えます。

洋服のショッピングに役立つ英語表現&注意点

おみやげとして、旅先ならではのデザインや色使いの洋服を選びたいと考える人もいるでしょう。ここからは、おみやげで洋服を購入する場合の表現を紹介します。

別のサイズがあるかを尋ねる場合

  • Do you have a larger/smaller one? 大きい/小さいものはありますか?
  • Do you have this in a larger/smaller size? 大きい/小さいサイズはありますか?

また、より明確に欲しいサイズが決まっている場合には、「Do you have this in a small/medium/large?」と尋ねることもできます。Sサイズより小さいものは「XS(extra small)」、Lサイズより大きいものは「XL(extra large)」と言います。

違う色があるかを尋ねる場合

商品のサイズやデザインは気に入ったものの、違う色も見てみたいという場合には、以下のような表現が使えます。

  • Do you have a black one? これの黒はありますか?
  • Do you have this in white? これの白はありますか?
  • Do you have this in a different colour? 別の色はありますか?

その他・海外ショッピングでの注意点

最後に、せっかくの海外旅行で残念な思いをすることがないように、以下の2点にも気をつけることをおすすめします。

高級店には、それなりの服装で

高級ブランド店にカジュアルすぎる格好で入店すると、丁寧に応対してもらえないことがあります。ある程度きちんとした服装で行くことを心がけましょう。

営業時間を確認する

日本とは異なり、海外の店舗では週末や祝日が休みということもあるので注意しましょう。行きたいお店が決まっている場合には、事前に営業時間や営業日を確認して、スケジュールに組み入れることをおすすめします。

まとめ

海外旅行でのショッピングは、英語がたとえ話せなくても何とか乗り越えられるかもしれません。しかし、英語でのコミュニケーションができれば自信にもなる上、より思い出に残る旅行になるはずです。間違いを恐れて、なかなか話せないという人もいるかもしれませんが、間違いは恥ずかしいことではありません。大切なのは、自分の言葉で伝えること。完璧な英語を話す必要はありません。怖がらずに一歩を踏み出して、ショッピングも、英語でのコミュニケーションも楽しんでくださいね!

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reisuke

オーストラリア在住11年目。英語が最も苦手な教科でありながら英語を話すことに憧れ、海外生活を始める。コミュニケーションのツールとして英語を身につけ、現在では英語で夢を見るまでに。日本語教師として活動していることもあり、英語と日本語の文法の違いや国による英語の違い、言語と文化のつながりなどをライターとして発信中。

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