【留学体験レポート】アメリカ留学の魅力とメリット・デメリットを体験者がご紹介!

こんにちは、りみです。現在、アメリカのロサンゼルスの語学学校に通いながらエンターテイメントビジネスを勉強しています。今回は、アメリカの魅力やアメリカ留学のメリット・デメリットを、この国で暮らし始めて3年になる私の実感も交えて、ご紹介したいと思います。

多様な民族が暮らすアメリカ

アメリカ合衆国は50州から成り、そのうちの48州はアメリカ本土にあります。米国国旗の星は州の数あることで知られています。現在、私が住んでいるカリフォルニア州のロサンゼルスであれば、東京から平均10時間の距離で、時差は16時間です(日本の方が、16時間進んでいます)。サマータイムの時期はさらに1時間の差があります。州や季節によって異なりますが、アメリカでは1日の中に四季があると言われるほど、日中と夜の温度に差があります。

また世界で最も多文化な国の1つと言われており、多様な民族が暮らしています。ロサンゼルスは特に多人種都市と言われ、昔、ヨーロッパ、アジア、メキシコなど様々な地域から多くの移民が移り住んだことから、「コリアタウン」、「チャイナタウン」、「タイタウン」、「リトルサイゴン」やメキシカンが多く住む町があります。また日本企業が多くあり、日系人が集中している「トーランス」という地域があるため、日本人の住みやすい街です。日本の町「リトルトーキョー」もあります。

アメリカ留学で学べること

アメリカへは3ヶ月未満の短期留学の場合、ESTA(エスタ)というビザ免除プログラムを取得すれば留学することができます。ESTAは、簡単にネットで取得できます。長期留学(3ヶ月以上)の場合、学生ビザ(F-1ビザ)の申請が必須となります。この場合、アメリカ大使館で面接をすることが必要です。

アメリカは、エンターテイメントが盛んなことで有名ですが、その他に医療や農業、ファッション、経済を学びに来る方も少なくありません。英語を学びたい、本場のエンターテイメントを観て感じたい、流行の最先端を追ってみたいなど、理由は人それぞれ。

アメリカには、4000以上の大学や短期大学があり、語学学校で英語を学んだのち、それらに進学する方が多くいます。語学学校によって異なりますが、一定のレベルに達したら、TOEFLやTOEICのスコアを取得せずに短期大学に進学することも可能です。専攻分野の幅も広く、ジャンルの異なる2つの分野を専攻することが可能です。また、入学後に専攻を決めるため、自分の将来をじっくり考え、自分にあった分野を専攻できるのがアメリカの大学の魅力です。短期大学や大学を卒業後、OPT(Optional Practical Training)という1年間の就業資格を取得することができ、アメリカで働くことも可能です。

留学におすすめの州

アメリカ合衆国内の留学先として私がおすすめするのは、西海岸側のカリフォルニア州と東海岸側のニューヨーク州です。多くの方が、ダンスなどエンターテイメントを学びに来ています。

日本人も暮らしやすいカリフォルニア州

カリフォルニア州は気候が良く、雨が降ることが少なく、とても過ごしやすいです。夏季は40度まで気温が上がりますが、湿気がないため、日本のようにジメジメしておらず、息苦しさを感じません。

ロサンゼルスではハリウッド、本場のディズニーランドやユニバーサルスタジオ、サンタモニカビーチなど有名な観光地を訪れることもできます。先ほど、ご紹介しましたが、ロサンゼルスには、日本の町があるため、簡単に日本のものを手に入れることが可能です。また、日本食レストランも多くあるため、ホームシックになりにくいのではないかと思います。

気をつけなければいけないのは、夜に一人で出歩かない事。日本の町「リトルトーキョー」はダウンタウン近辺にあり、1歩間違えれば、治安の悪い地域に足を踏み入れてしまいます。数年前、アメリカのギャング映画が流行り、多くの方が「コンプトン(Compton)」という町が危険とご存知だとは思いますが、現在はコンプトンよりもリトルトーキョー付近にある、「スキッド・ロウ(Skid Row)」という町の方が危険だと言われてます。そちらは日中でも1人で訪れないようにしましょう。

エンターテイメントを学ぶならニューヨーク州

ニューヨーク州は、アメリカ最大の都市でダンスやアートのみならず、様々なジャンルの最先端が集まっています。ニューヨーク州はカリフォルニア州とは異なり、冬はとても寒く、雪が降る日もあります。また、ニューヨークといえば、ミュージカル。マンハッタンにはミュージカルシアターが多く、シアター前には多くの方が俳優さんの出待ちをしています。運が良ければ、有名人に出会えるかもしれません。

ただし、ロサンゼルス同様、夜に出歩くのはとても危険です。特に地下鉄には注意が必要です。様々なことが学べるニューヨークですが、物価がとても高く、生活費が他の州に比べて高いというデメリットもあります。

アメリカの語学学校

アメリカには、少人数制の語学学校から大学付属の語学学校まで様々なタイプの語学学校があり、自分に合った語学学校を見つけることが可能です。大学付属の語学学校では、現地の大学生とのランゲージエクスチェンジプログラムがあって、授業の他に英語を話すチャンスがある場合もあります。英語のクラスの他にも、アメリカの文化を学ぶクラスや放課後のアクティビティーが豊富な学校もあります。学校によって、それぞれ学費も異なるので、自分の予算に合わせて選べます。

また、午前中のみでクラスが終わる学校もあるため、午後はダンスやアートなどの学校に通ったり、短期の場合、観光を楽しんだりすることもできます。短期、長期に関わらず、自分に合った留学スタイルを選べるのがアメリカ留学の魅力です。

最後に

これまでに、留学、旅行を含め、7州を訪れたことがあるのですが、どの州でも簡単に日本のものを手に入れることができ、不便に感じた事はありません。日本人にとって住みやすい国だと思います。デメリットをあげるのであれば、地域によっては治安の悪いところがあるというところ。それでも、その地域を訪れなければ安全ですし、現地の人たちも優しい人ばかりです。短期の留学で学べることもたくさんあるので、一度、留学先として検討してみてはいかがでしょうか。

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

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