【アメリカ留学体験レポート】まったくの英会話初心者がネイティブと自然に話せるようになるまでに実践した6のこと

こんにちは。初めまして、りみです。現在、エンターテイメントビジネスを学ぶために、アメリカのロサンゼルスの語学学校に通いながら生活しています。今年でアメリカで暮らし始めて3年になりました。

留学するまで、私は一切英語を話すことができませんでした。初めてアメリカに短期留学したときに、ホストファミリーと上手く会話することができず、悔しい思いをしたことから、長期留学を決意しました。恥ずかしながら、中学、高校と真面目に勉強しなかったので、知っている単語はごくわずか。もちろん、語学学校はアルファベットから学ぶ一番下のクラスからスタートしました。
 
今回は、そんな私がアメリカ留学を通してネイティブと話せるようになるまで実践したことをご紹介します。英語圏で暮らしていれば、誰もがいつの間にか流暢に英語が話せるようになるわけではありません。初級レベルから学び始めて急速に会話力をアップさせる人は皆、独自の効率的な学習方法を編み出しているものです。

1.動詞の単語暗記

語学力ゼロの私がアメリカに来て、最初に始めたことは、ひたすら動詞の英単語を覚えることです。なぜなら、最低でも動詞さえ知っていれば、コミュニケーションをとることが可能だからです。例えば、レストランに行ったとき、「〇〇が欲しいです」と綺麗な文章で話すことはできなくても、want(欲しい)という動詞知っていれば、注文することができます。大体のお店のメニューに写真が載っているので、注文したいものを指差しながら、「want」というと、お店の方が理解してくれます。最初の頃、動詞とボディーランゲージは私の1番のコミュニケーションツールでした。

2.恥を捨てる

 
覚えた単語が増えてくると徐々に話せるようになるのですが、慣れてくると、話すことに対して恥を感じるようになります。外国とはいえ、周りにたくさんいる日本人に「下手だと思われたらどうしよう」と恐れたり、相手に「理解してもらえないかもしれない」と不安に思ったりして、話し方は分かるけれど、恥ずかしいから話すことをやめてしまうときがあります。でも、英語を学ぶ上で、話さないのが一番もったいないことです。語学学校の先生も話すことが英語上達の近道とおっしゃっていました。誰でもいきなり、第二言語を話せるようになっている訳ではありません。ミスしたからこそ、学べることもたくさんあります。英語を学ぶときは、恥は捨てるべき!恐れず、恥ずかしがらず、どんどん話していきましょう。

3. 話す

 
多くの単語を覚え、慣れて来た頃に実践したことは、ひたすら日本語の通じない人に話しかけること。恥を捨てることができたら、ひたすら話すようにしていました。私は学校のドミトリーに住んでいたので、周りには大勢の外国の方がいました。特に用はなくても、出身地はどこなのか、何人兄弟なのか、何歳なのか、知っている単語、文法を使い、問いかけ続けました。日本では、中学校、高校で英語の授業を受け、単語や文法を知っているにもかかわらず、話し方が分からないという方が多く、テストでは良い点が取れるけれど、全然話せないという方もたくさんいます。自信がなくても話し続けることが、英語上達の近道です。

4. 発音

話すことができても、ある程度正確に発音できないと何と言っているのか理解してもらえません。特に日本人にとって、LとRの発音は難しく、どちらかが含まれている単語は聞き取ってもらいにくいものです。発音を改善するために大切なことは、1回1回発音するたびに意識することと、大きな声で発音することです。発音改善はとても難しく、テキストで勉強したからと言ってできるものではありません。トレーニングが必要です。毎回毎回できるだけ正確な発音を心がけることと、ネイティブスピーカーが話すとき、どのように口を動かして発音するのか学ぶことが大切です

5. 聞く

話すことができても、聞き取ることができなくては、会話が成立しません。自分が話し手の場合、頭で1度整理をしてから話すことができますが、聞き手の場合、そうはいきません。話し方を勉強するのは、とても大切なことですが、それと同時に音楽を聴いたり、街中での外国人同士の会話に耳を傾けたりと、耳を英語に慣らすことも必要です。アメリカ人は特に単語と単語を繋げて発音する傾向があり、kind ofを「カインダァ」と発音したり、becauseを省略して「cuz」と発音したりするので、このような砕けた英語を知ることもリスニング力の向上になります。

6. 本を読む

本は1番オススメの勉強ツールです。英語の本は抵抗があるという方には漫画や絵本がいいと思います。本を読むことは、単語力や文法力、ライティング力の向上につながります。単語力が低くても、絵本や漫画であれば、絵を見ることによって、分からない単語の意味をなんとなく理解することもできます。私がアメリカに来たばかりのときは、図書館に行って、幼稚園生向けの本をたくさん読みました。英語で本を読むことに慣れてきたら、レベルを上げ、絵の少ないものに変え、単語だけで理解できるようにしました。そのおかげで、単語力、文法力が向上し、単語のスペルミスを減らすことができました。本は、自分の好きなジャンルのものが選べるだけでなく、いつでもどこにいても読め、楽しく続けられる一押しの勉強ツールです。

まとめ

以上が私が実際に試してみて、英語力が伸びると感じた方法です。多くの留学生がこのようなことを実践し、日々勉強に励んでいます。誰もが最初から話せるわけではなく、多くの人が語学力ゼロからスタートしていることを忘れないでください。勉強すれば、誰でも話せるようになります。皆さんも恥を忘れて、一緒に楽しく英語を学びましょう!

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

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