マルタ留学ってどうなの?特徴が丸わかり

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マルタといえば国内外の著名人にも人気のリゾート地。しかし、「マルタって一体どこにあるの?」「何語が学べるの?」という疑問の声もまだまだ多く聞こえてきます。そんな疑問にお答えすべく、ここではマルタ留学の基礎情報をまとめてお伝えします。

目次

マルタについて

マルタ共和国は地中海に浮かぶ小さな島で、その大きさは約316㎢。東京都の半分ぐらいの大きさです。イタリアのシチリア島からマルタへは、フェリーで片道1時間45分と日帰りで行ける距離のため、イタリアから移住してきた人も多く暮らしています。

マルタはヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、中東などにアクセスがよく、その立地から様々な国に侵略された歴史を持ちます。紀元前にはフィニキア人の支配下に、その後チュニジアのアブラブ朝やノルマン人の侵略、フランスの占領、イギリスの領土化などがありました。第一次世界大戦では日本海軍も地中海に派遣され、英国輸送船の護衛にあたりました。帰らぬ人となった日本海軍、70名のためにたてられた墓が、今でもマルタに残っています。

オスマントルコの侵略などに応戦したのが、歴史的にも有名な「聖ヨハネ騎士団」です。元々は医療団体として誕生したものの、戦いの多い時代背景もあり、軍事的な動きが主になっていきます。

首都バレッタは町全体が世界遺産に認定され、現在では観光地の目玉になっていますが、当時は聖ヨハネ騎士団の本拠地として建設された要塞都市でした。騎士団長の宮殿や、戦いの最前線となった「聖エルモ砦」、騎士団が束の間の楽しみとして通ったマノエル劇場などが、今でも大切に残されています。実はこの聖ヨハネ騎士団、ローマのマルタ宮殿に本部を置き、国際連合に「国際連合総会オブザーバー」として加盟。「国家なき国家」として今でも活動を続けているのです。

1989年に開かれた米ソ首脳会議「マルタ会談」では、東西冷戦終結の場となったマルタが注目を集めました。美術の世界でいえば画家の「カラバッジョ」が有名です。イタリア人のカラバッジョがマルタに来たのは36歳の時。殺人を犯したカラバッジョはナポリから逃れてマルタにたどり着き、マルタ騎士団に入団します。マルタの首都バレッタにある聖ヨハネ大聖堂で、彼の素晴らしい絵画を見ることができます。

マルタという国を知らない人でも、マルタの犬、「マルチーズ」はご存知ではないでしょうか。意外と身近なところにマルタはあったのですね!(ちなみに「マルタ人」は、英語で ”Maltese・マルティーズ”といいます。)

マルタは英語が公用語

マルタの公用語は、「マルタ語(Maltese)」と英語です。イタリア語を話せる人も多く、イタリア語なまりの強い英語を話す人もいます。マルタ国内はマルタ語と英語が入り混じっていますが、地名などはマルタ語のみ表記されていることがあり、タクシーなどで行先を伝える時に困ることも。以下はマルタの地名です。

  • Msida:イムシーダ
  • Naxxar:ナッシャー
  • Swieqi:シウィーイ

観光地の一つ、「St. Julian’s」も英語読みでは「セント・ジュリアン」ですが、マルタ人は「サン・ジュリアン」と読む人もいます。マルタ語はアラビア語に近く、慣れないうちは「マルタの地名が読めない……」と戸惑うかもしれません。

マルタ語学学校の特徴

マルタの語学学校はその立地から、ヨーロッパ出身の生徒が多いことが大きな特徴です。マルタに留学すればイタリア人はもちろん、ドイツ、スイス、スウェーデン、ポーランドなど、ヨーロッパ各国の人と出会うチャンスが多くあります。最近ではコロンビアやブラジル人など、南アメリカ出身や中東諸国の留学生も多くなってきたようです。

学校のほとんどが私立の語学学校で、一般英会話コースの他、IELTSやケンブリッジ検定などの資格取得コース、ビジネス英語コースなどが選べます。英語教授法コースなどは、ヨーロッパ各国で英語を教える人に人気です。社会人留学生も多いマルタでは、「30歳以上のコース」など年齢でコースを選べる学校も存在しています。大人だけ集まる環境を求める人には嬉しい選択肢ですね。

滞在方法はホームステイと学校アパートでのシェア生活、ホテル滞在などから選べます。大人の場合は、ホームステイよりもシェア生活のほうが自由を満喫できて良いかもしれません。

マルタには電車が存在しない代わりにバスが全土を網羅しており、どの学校に行っても交通の便がよく、海までも徒歩やバスですぐに行けるという素晴らしい環境も、マルタの特徴と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。マルタには40校以上の語学学校がありますが、FELTOM(Federation of English Language Teaching Organizations Malta)という認定組織に登録がある学校は、そのうちの21校です(2020年1月現在)。FELTOMは留学生の満足度を高め、マルタ留学全体の品質向上を目的に、各学校の質や環境、学生向けのサポートやサービスなどをチェックしています。

認定を受けていない学校が悪いとは限りませんが、FELTOMの認定を受けている学校のほうが、安心感があるでしょう。マルタへの留学を検討される際は参考にしてみてください。

【参照サイト】FELTOM
【参照サイト】Go Global マルタ留学の特徴
【参照サイト】all about Malta マルタの基本情報
【参照サイト】all about Malta マルタで美術をみるなら知っておきたい「画家・カラヴァッジョ」
【参照サイト】地球の歩き方Plat マルタ

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マルタ語学留学におすすめの留学エージェント

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Go Global/all about Malta 代表 坂口弥生

大学2年生でイギリスのカレッジに留学。英語科教員免許を取得するが、民間企業での経験を求め、法人立上げや外資系・日系企業の人事部等にて採用・研修などを担当。その後WEB制作、留学サポート事業(Go Global)で独立。マルタ留学を始めるにあたり、マルタ総合情報サイト、all about Maltaを立ち上げる。

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