英語学習におすすめの洋楽アーティスト5選【女性アーティスト編】

最近は英語学習に便利なツールがたくさんありますが、その中でも簡単に手に入れられるのが音楽です。ストリーミングサービスが普及し、音楽へのアクセスは以前にも増して手軽になりました。移動中や空き時間などに洋楽を聴けば、時間がない方でも無理なく英語に触れられます。

そこで今回は、アメリカの音楽大学を卒業し、現在はOPT(Optional Practical Training)の制度を活用してアメリカの音楽業界で働く筆者が、英語学習におすすめの洋楽アーティストを5組ご紹介します。幅広いジャンルからご紹介しますので、自分の好みに合ったアーティストを見つけ、英語学習に取り入れてみてはいかがでしょうか。

英語学習におすすめの洋楽アーティスト5選【女性アーティスト編】

アデル(Adele)

イギリスやアメリカで大人気のアデル(Adele)。2008年にリリースしたデビューアルバム『19』は、全英アルバム・チャート初登場で1位を獲得し、その翌年には、最優秀新人賞を含む2部門でグラミー賞を受賞。2021年3月にオフィシャルチャートカンパニーが発表したレポートによると、2000年以降にイギリスで最も売れた女性アーティストとなっています。

アデルの代表曲といえば、『Hello』。海外アーティストだけではなく、日本のアーティストにもカバーされている名曲です。とてもスローなバラードなので、メロディーを覚えてしまえば、英語初心者の方でも歌えるようになるでしょう。彼女の楽曲の多くがバラードなので、初めて洋楽を歌う方におすすめです。

以前の記事(「アメリカの人気トークショーで学ぶ、ネイティブの自然な英会話表現! -「Carpool Karaoke(カープール・カラオケ)」編 – 」)で紹介した米TV番組の人気コーナー「Carpool Karaoke」にもアデルは出演しており、MCのジェームズ・コーデン(James Corden)と『Hello』や『Someone Like You』を歌っています。アデルは話すスピードが速く、アメリカ在住の筆者でも聞き取れないことも。リスニング力の向上を目指す方はぜひ挑戦してみてください。

★英語学習におすすめの曲:『Hello』『Someone Like You』『Send My Love』

オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)

オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)は、幼い頃から女優として活躍しており、2019年にはディズニー・プラスの『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』にも出演しています。そんな彼女が2020年にアメリカのメジャーレーベルと契約を結び、シンガーデビューを果たしました。彼女のデビューシングル『drivers license』のミュージックビデオは、2021年7月現在で再生回数が既に2億回を超えるなど、注目の新人アーティストです。

『drivers license』や2ndシングル『deja vu』は、歌詞に日常会話表現が多く登場し、また発音も比較的聞き取りやすいため、勉強向きです。

★英語学習におすすめの曲:『drivers license』『deja vu』

アヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)

デビューアルバム『Let Go』が全世界で1,600万枚以上のセールスを記録した、カナダ人アーティストのアヴリル・ラヴィーン。彼女の楽曲は、筆者がロサンゼルスで通っていた語学学校のテキストにも掲載されており、歌詞を見ながらミュージックビデオを観たり、発音の練習をしたりしました。音楽を使った英語学習にピッタリのアーティストで、口語表現をメインで学びたい方に特におすすめです。アヴリル・ラヴィーンの楽曲の多くがアップテンポで、歌うと気分が上がるので、英語を勉強しながら練習してみるのはいかがでしょうか。

★英語学習におすすめの曲:『Sk8er Boi』『Complicated』『Girlfriend』

アン・マリー(Anne-Marie)

イギリス出身のアーティスト、アン・マリー(Anne-Marie)。2016年に、ショーン・ポール(Sean Paul)とともにフィーチャリングされたクリーン・バンディット(Clean Bandit)の楽曲『Rockabye』は、全英シングル・チャートで9週連続1位を記録しました。英国レコード産業協会(BPI)が主催するブリット・アワードでは、2019年に最多4部門にノミネートされるなど、大きな注目を集めています。

幼い時に空手を習っており、世界選手権に出場し優勝するなど、アスリートな一面もあります。彼女の『Karate』という楽曲には、日本語で数を数える歌詞もあり、日本人にとって親近感が湧きやすいでしょう。『Karate』の他にも、『2002』や『Perfect to Me』など心に響く楽曲がたくさんあります。

★英語学習におすすめの曲:『Karate』『2002』『Perfect to Me』

ミミ・ウェッブ(Mimi Webb)

ハスキーボイスが魅力的なミミ・ウェッブは、2020年にデビューしたばかり。メロディーが心地良い『Good Without』『Before I Go』は、勉強時のBGMにも適しています。また、いずれの楽曲も中学英語を理解している方なら、日本語訳を見なくても歌詞の内容が分かる箇所があるはずです。

★英語学習におすすめの曲:『Good Without』『Before I Go』

まとめ

いかがでしたか?英語学習に洋楽を取り入れたいと考えている方は、ぜひ今回ご紹介したアーティスト情報を参考にしてみてください。一緒に楽しく英語を学習しましょう!

【参照サイト】National Album Day 2021: Adele named the UK’s Official best-selling female album artist of the 21st century
【参照サイト】The Late Late Show with James Corden
【関連ページ】洋楽カラオケランキング!平成に最も歌われた英語曲は?

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りみ

短期ダンス留学をきっかけに英語に興味を持ち、英語力ゼロで長期留学を決意。TOEFL50点、英検2級を取得。アメリカ・ロサンゼルス留学を6年(語学学校3年、ミュージックカレッジ2年、就職1年)し、帰国後は、習得した英語を使いながら音楽会社に勤める。帰国後も、習得した英語を忘れないように、英語を生活の“一部”にするように心がけている。

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