英語学習にやる気が出ない時に試したい6つのアイデア

英語学習の過程において、どうしてもやる気が出なかったり、勉強に身が入らなくなったりして悩んでいる方も多いのではないでしょうか。モチベーションの浮き沈みは、物事に継続的に取り組む上で誰もが経験するプロセス。しかし、工夫次第でやる気を取り戻すことも可能です。

そこで今回は、英語学習へのやる気が出ずに困っている方に向けて、モチベーションの維持・回復に有効な6つのアイデアをご紹介します。「自分にもできそう」と思ったものから、ぜひ試してみてください。

目次

英語学習にやる気が出ない時に試したい6つのアイデア

1. 自分の英語力を分析し、現状のレベルに合った目標を設定する

やる気が出なくなってしまう原因の一つとして、自分の英語レベルに見合わないレッスンや教材で学習していることが考えられます。「内容が難しすぎて理解できない」「頑張って取り組んでいるのに達成感が得られない」という状態が続けば、学習意欲の低下は避けがたいでしょう。

大切なのは、現状の自分の英語力についての正確な認識です。まずは、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能それぞれで「できること」と「できないこと」を挙げてみてください。「英語を話す際、単語はすぐに思いつくものの、文法が不正確で相手に内容が伝わらない」など、可能な限り具体的に状況を把握できていると、課題を解決するための目標設定もしやすくなります。

自分自身の英語スキルを細かく分析するのが難しければ、「無料体験でレベルチェックを受けられるオンライン英会話」を利用するのも一つの手です。プロの講師に英語力をチェックしてもらうことで、自分では気付かなかった強み・弱みが見つかる可能性もあります。

自分の英語レベルや課題を把握できたら、長期・短期の2つの視点から目標を設定するのがおすすめ。はじめに、英語を使ってどんなことをできるようになりたいのか、長期的なゴールを決めます。その後、最終目標を達成するために必要なステップを挙げていき、それらを短期的なゴールとして設定しましょう。

たとえば、英語初心者の方が仕事の会議やプレゼンテーションで英語を使いこなすことを長期目標とする場合、いきなりTOEICで800点を目指すより、中学レベルの英単語と文法を覚える、などの短期的なゴールを着実にクリアしていく方が現実的です。現状の英語力と照らし合わせた上で、最終目標までの具体的なステップを描ければ、一つひとつの課題を克服していく目的意識と達成感でやる気が起きやすくなるでしょう。

2. 興味があるテーマについて英語で調べる

インターネット上には、英語学習に役立つコンテンツが数多くあります。「テキストをひたすら読むだけの学習に飽きた」という方は、パソコンやスマートフォンから英語を使って海外の情報をリサーチしてみてはいかがでしょうか。スポーツや音楽など、自分が興味を持っているテーマをピックアップすると、机に向かって行う勉強とは一味違った形で楽しみながら英語に触れられます。

気軽に試せるのは、YouTubeを使った方法です。料理が好きなら、YouTubeで“How to cook”というワードを検索するだけで、世界各国の料理の作り方を英語で説明している動画がたくさん見つかります。動画で話されている内容のリスニングに挑戦してみたり、英語でコメントを書き込んでアウトプットの練習をしたりと、活用方法はさまざま。もともと自分が好きなジャンルであれば積極的に取り組みやすく、「もっと深く英語を理解できるようになりたい」と学習意欲も高まります。

3. 学習記録をつける

英語学習のように、物事に継続的に取り組む際に有効なのが、記録をつけることです。日々の勉強時間を記録すると、自分が積み重ねてきた努力が可視化されるので、モチベーション維持のためにも効果的。勉強量の推移を定期的にチェックし、反省点を踏まえて新たな目標を設定するサイクルを繰り返せば、学習習慣の形成にも役立ちます。

手軽に学習記録をつける手段として、「Studyplus(スタディプラス)」をはじめとする数多くのアプリがリリースされています。スマホで使えるアプリは、いつでも簡単に記録を入力できて便利です。無料で利用できるものもあるので、それぞれの機能や使い心地を試してみて、自分に合うアプリを見つけてみてください。

4. 切磋琢磨できる英語学習仲間とのつながりを持つ

学校や仕事などの場で、「自分一人では達成できなかったことも、誰かと一緒だったから頑張れた」という経験はありませんか?英語学習も同じで、お互いを励まし、努力を認め合える仲間がいれば、モチベーションアップにつながります。

とはいえ、周りの友人の中には自分と同じように英語学習に取り組んでいる人がいないという方も多いはず。身近なところで仲間が見つからない場合は、TwitterやInstagramといったSNSを使って、英語の学習記録を投稿している人を探すのがおすすめです。SNSユーザーの中には、自分が取り組んでいる学習方法を紹介したり、オンラインで勉強会や交流会を開いたりしている人もいます。仲間が頑張っている様子をSNS上で目にすることで、「自分も負けていられない」と刺激を受け、積極的に英語学習に取り組めるでしょう。

5. 英語関連の資格試験を活用する

英語学習へのモチベーションを維持するには、資格試験を活用するのも効果的です。試験を受けるという具体的な目標を定めると、やる気を呼び起こしやすくなります。試験によっては、テスト結果を受け取る際に分野ごとの正答率や評価のポイントが分かるので、自分の強みや苦手分野を発見できることも。

たとえば、TOEICを受けるのであれば、「半年後までに700点を取る」のように目標期限とスコアをセットで設定しておくのが大切です。「自分が掲げている目標が現実的なのか分からない」「目標から逆算して学習計画を立てるのが苦手」という方は、「TOEIC対策に強い英会話スクール」の無料カウンセリングを利用してみてはいかがでしょうか。カウンセリングはオンラインで受けられる場合も多く、自宅から気軽に参加可能です。

試験を受けることで味わえる達成感や悔しさは、いずれも英語学習を続けていく上での刺激となり、やる気の向上につながります。

6. 英語コーチングサービスを利用する

「海外業務に携わることになった」「転職や海外駐在の条件としてTOEICのハイスコアが必要」など、英語学習の緊急性が高い方にとっては、短期間で英語スキルを鍛えられるコーチングサービスが強い味方になります。

英語コーチングサービスでは、専属のコーチが受講生の英語力を細かく分析した上で個別のカリキュラムを作成。日々の学習の進捗も管理してくれるので、継続的に学習に取り組む習慣形成の面からも有効です。

専属コーチが英語学習をフルサポートしてくれる分、通常の英語スクールと比べて受講料が高くなるのが一般的ですが、中には月額2万円台から受けられるサービスもあります。場所を問わずどこからでも受講できるオンライン完結型のプログラムもあり、多忙な社会人でも利用しやすいでしょう。複数のコーチングサービスを比較してみたい方は、「料金が安い英語コーチングサービス8選 月額2万円台から!」のページもご参照ください。

まとめ

今回は、英語学習に対してやる気が出ない時に試したい具体的なアイデアを6つご紹介しました。思っていた通りに学習を進められない自分を責めてしまうと、勉強に対するハードルがどんどん上がってしまいます。一時的な学習意欲の低下は、誰もが経験するもの。モチベーションが下がってきたと感じたら、今回紹介した方法などで、英語学習を前向きに捉えるための工夫を取り入れてみましょう。

やる気の低下に悩んでいるということは、英語学習についてそれだけ真剣に考えている証拠でもあります。困難に直面した時こそ、「英語を学ぶのは楽しい」と思い出せるように、ぜひこの記事のアイデアを実践してみてください。

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佐藤 千嘉

中学2年時にニュージーランドの現地校へ1年間留学。高校進学後、オーストラリアへ交換留学で再び1年間留学。高校在学中に英検1級、TOEIC965点、TOEFL iBT106点を取得。早稲田大学国際教養学部に現役合格。英会話講師やTOEICコーチの経験を経て、現在はフリーライターとして活動している。

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