English Hubには、国内から海外まで様々な都市に暮らすライターの方が、英語学習に役立つ記事を日々寄稿してくれています。
英語学習ライターは、英語力を維持・向上させるために、日ごろどのような学習アイテムを活用しているのでしょうか。
今回は、アメリカ・ロサンゼルス在住のライター・りみさんに、英語力を磨くために欠かせないと感じている6つのアイテムについてお聞きしました!
英語学習ライターに聞く!英語力向上のマストアイテム6選
1. タブレット端末
タブレット端末が1台あると、勉強する時にとても便利です。たとえば、英文を読む時にも、分からない単語があったらクリックしてすぐに意味を検索することが可能です。最近では「オーディオブック」といって、本を読み聞かせてくれるサービスもあります。
タブレット端末があれば、ノートや重たい参考書を持ち運ぶ必要がないため、外出先などでも気軽に勉強できます。アメリカの学生で紙のノートを使用している人は少なく、多くの学生はマイクロソフトのワードやノートアプリを使って授業のメモを取っています。プリントは配布せずに、メールでデータを送信する先生も多いため、授業に出席する際にはパソコンやタブレット端末を持ってくる学生が多いです。
また、現在アメリカの殆どの学校では、新型コロナウイルスの影響により授業はオンラインで行われており、パソコンやタブレット端末などの電子機器が必須となっています。ある都市では、オンライン授業を受けられるように50,000人以上の生徒にタブレット端末が配布されるなど、タブレット端末は勉強に欠かせないアイテムとなっています。
2. ヘッドフォン
ヘッドフォンは、リスニングのトレーニングをする時にマストのアイテムです。タブレット端末やスマホで、洋画を観たり洋楽を聴いたりするときには、スピーカーから直接聴くよりも、ヘッドフォンもしくはイヤフォンを付けて聴くことをおすすめします。ヘッドフォンを使用することによって、よりクリアに英語の発音を聴き取ることができます。
個人的にはイヤフォンよりもヘッドフォンの方が聴き取りやすいため、リスニングのトレーニングをする時はヘッドフォンを使用しています。
3. 英語で書かれた文法参考書
英語学習初心者の方におすすめなのが、日本語で説明されている参考書ではなく、アメリカの小学生向けのものなど、説明がすべて英語で書かれた文法参考書です。
「英語で説明されている参考書で文法を学ぶのは、日本語のものを使用するよりも難しいのでは」と感じる方も多いと思いますが、中学1年レベルの英語を理解している方であれば、シンプルな英語で説明されているものの方が、日本語で書かれたものよりも分かりやすいことがあります。
日本語で書かれた参考書には、「関係代名詞」や「過去完了」などの文法の名称が使われているため、文法用語への理解が曖昧な状態だと、日本語で書かれていても逆に分かりづらいと感じる場合もあるでしょう。
私が使用している『Basic Grammar in Use』や『English for Everyone: English Grammar Guide: A Comprehensive Visual Reference』は、平易な英語で書かれており、さらに絵でも説明してくれているため、とても理解しやすくおすすめです。
日本の参考書で頭がこんがらがってしまって、英語を勉強するのを諦めてしまったという方は、英語とイラストで説明された参考書を使って、もう一度トライしてみてはいかがでしょうか。
4. 英語学習アプリ
通学や通勤中の時間を無駄にしたくない方にも、ソファやベッドでくつろぎながら英語を勉強したい方にもおすすめなのが、英語学習アプリ。
スマホさえあれば、いつでもどこでも、そして短時間でも、好きな時に英語を勉強することができます。特に、「kahoot!(カフート)」など、無料でダウンロードできるゲーム型の英語学習アプリを使えば、楽しみながら英語に触れられます。
5. 単語帳
英語を習得する上で欠かせないのが、単語の暗記。自分で一から単語帳を作るのが面倒という方は、書店などでゲットできる市販の英単語帳を使うとよいでしょう。
単語は、一度覚えても繰り返し実際に使わないと忘れてしまうので、このように小さくて持ち運びやすいアイテムを1つ持っておくと、いつでも簡単に復習することができます。
単語学習はスマホでも取り組めますが、私は単語帳も使用しています。その理由は、外出先で時間ができたときなどにも、ついSNSをチェックしてしまったり、英語学習と関係のないゲームをしてしまったりせずに、「わざわざ単語帳を持ってきたのだから勉強しよう」と、学習のモチベーションを高められるからです。
また、覚えた単語をリングから外していくことで、「今週中に全てのカードをリングから外す」など、学習の目標も立てやすくなります。
6. 洋書コミック
アメリカの小学生向けのコミックは、楽しく英語を学べるアイテムの1つです。難しい単語や文法が使われておらず、絵もあるので理解しやすいのが特徴です。最近では、日本からでも様々なジャンルの洋書コミックを購入することが可能なので、自分の好きなジャンルの作品を通して、飽きずに英語の勉強をすることができます。
まとめ
いかがでしたか。日本は緊急事態宣言が解除され、学校や仕事が再開している方も多いと思いますが、それでも以前と比べると、自宅で過ごす時間が増えているのではないでしょうか。
英語学習に集中できる機会だと思うので、ぜひ自分に合った英語力向上アイテムを見つけてみてくださいね。時間を有効活用して、一緒に英語の勉強を頑張りましょう。
【参照サイト】$23M to get Detroit students tablets, internet amid pandemic – ABC News
【関連ページ】英語で読んで語彙力アップ!英語学習におすすめのコミック5選
りみ
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