「留学後、会社に入社してから度々英語能力を問われる場面がありましたが、引け目を感じることはありませんでした。」フィリピン・セブ語学留学体験談

金融期間への内定が決まった際に、入社までにTOEIC800点を取得するよう推進されました。入社後は海外勤務を希望していたこともあり、内定までの期間を利用し、語学留学をすることを決意しました。TOEICの点数をあげることが目的でしたが、今後業務内で英語を扱う機会が増えると思ったため、マンツーマンで指導を受けることの出来るフィリピンでの入学を決めました。

非常に良かったと思います。私は、読み書きはある程度出来るけれども、英語が話せない典型的な日本人のタイプでした。これまで、英語を聞く、話すといった機会がなかったことから、初めはコミュニケーションが中々とれず大変でしたが、4ヶ月の間で十分な成果を出すことができました。マンツーマン指導に加え、一日の受講時間が長かったことから、自然と英語に慣れることが出来ました。きちんとカリキュラムが組まれていたため、必要とされる知識や能力を身につけることが出来ました。また、フィリピン人教師の方は、非常に明るく楽しい授業をする傾向にあると思います。そのため、あまりストレスを感じず、楽しみながら学ぶことが出来ました。

学生寮に滞在していました。私が通っていた当初は、新しいキャンパスであったため、非常にきれいでした。4人部屋でしたが、閑散期に留学していたため、ルームメイトが1人いるのみでしたし、部屋自体が広かったため、ストレスは感じませんでした。また、定期的に部屋を掃除してもらえたので、常にきれいで清潔な状態で過ごせました。食事、掃除、クリーニングのサービスが含まれていたことにより、自分の時間を全て勉強に費やすことが出来、非常に感謝しています。食事については、韓国系資本の学校であったため、韓国料理に近いメニューでした。但し、出来るだけアジア人の味覚にあったものを用意してくれていたことから、特に不満はなかったです。

平日の、授業前と授業後は、毎日自習をして過ごしました。今思い起こすと、随分とストイックな生活をしていたと思います。休日は、学校の友人や現地で友達になった人等と遊びにいくことが多かったです。現地レストラン巡り、ショッピングモールでの買い物、スパ巡り、近くの海で海水浴等を楽しみました。滞在期間が長かったため、自然と多国籍の友達が増え、土日を楽しむ事ができました。

韓国、フィリピン人との良い出会いが非常に多くありました。縁があり仲良くなったフィリピン人の家族との出会いは特に素晴らしいものでした。家庭料理を振る舞ってもらったり、一緒に小旅行へ出かけたりし、いい思い出となりました。実は、帰国した後も彼らに会うため2回フィリピンを訪れました。また、日本にほ来てくれてとても嬉しかったです。また、日本人との出会いも貴重なものでした。普段は出会うことのないような職業やバックグラウンドを持つ人々と親しくなり、様々な話や体験を聞くことができました。フィリピンには、留学当初には予想し得なかった素晴らしい出会いがたくさんありました。

非常に伸びたと思います。私は、平日は殆どの時間を勉強に当てており、授業の予習と復習も欠かさず行っていました。そのため、留学前のTOEICの点数は500点程度でしたが、帰国後には820点を取得することができました。また、会話は殆どできませんでしたが、帰国するころには日常会話に不自由しないレベルになりました。語学に集中出来る、この環境でなければなし得なかった成果だと思います。

異なった国籍の人と、多くを共有出来たことです。様々な人と話し、いろんな国の事情を知ることは本当に楽しく、自分の中の価値観を変化させるものでした。一緒に勉強し、生活をしたからこそ、互いにわかり合え、多くの関係を築けたと思います。

初めの3ヶ月は、これ以上ない程勉強しているにも関わらずあまり成果を感じられませんでした。現地にて、定期的にTOEICのテストを受けていましたが、点数は中々あがらなかったです。しかしながら、一定期間がすぎた後は、一気に点数をあげることが出来ました。また、授業にてスピーチを行う場面が何度もありましたが、初めのうちはうまく出来ずとても辛かったです。今まで、日本人のアクセントが中々抜けず、理解してもらえないこともあり、悔しい思いもしました。

自分の目標とするレベルの英語能力を身につけ、自信が持てたことです。会社に入社してから、度々英語能力を問われる場面がありましたが、引け目を感じることはありませんでした。また、これによって比較的高い社内評価ももらえたため、留学をして良かったと思います。

費用とクオリティを比較し、セブが最も良いと思ったからです。私は、実費での留学であったため、あまり予算がありませんでした。しかしながら、出来るだけ長期で学びたいと思っており、フィリピンであれば予算内で長く滞在できることを知りました。また、マンツーマン授業であったことも理由の一つです。会話に関しては初心者レベルであったことから、いきなりグループレッスンでネイティブの先生に教わることには抵抗がありました。自分にあったペースで学習を進めることが出来たため、良い選択だったと思います。

行く前のイメージは、リゾートのイメージが強かったです。しかしながら、フィリピンにもいろいろな地域や人々が住んでおり、途上国の雰囲気も強く感じました。それは、今後金融機関にてグローバルに仕事に携わりたいと思っていた私にとっては、衝撃的なものであり、とてもいい経験だったと思います。

治安は、決していいとは言えませんが、最低限のルールを守れば特に問題ないと思います。例えば、危険な場所に行かない、夜一人では出歩かない、気軽に知らない人について行かないといったような、基本的なものです。それさえ注意していれば安全に暮らすことができます。

特に問題ありませんでした。前述したように、基本てきには寮での食事だったため、韓国風の味付けでしたが、元々日本食を期待していたわけではなかったため不満はありませんでした。ただし、使用する油の量が多かったため、あまりヘルシーとは言えない内容だったと思います。

オスロブという南にあるリゾートへ行きました。人生で初めてジンベイザメと泳いだり、生きているサンゴ礁をみたり非常に興味深い体験でした。また、比較的リーズナブルにスキューバダイビングを体験でき、満足しています。

衛生状態が悪いと感じる点がしばしばありました。例えば、レストランに行った際は食べるものに気をつけていました。また、ストリートチルドレンが多く、囲まれることも何度かありました。常にすりにも気をつける必要がありました。

もし、あなたが迷っているのであれば、是非行くことを進めます。語学の習得はもちろんですが、素敵な出会いや、多くの価値観を得ることができます。真剣に語学を習得したいと希望するのであれば、渡航前にある程度の単語等、知識を身につけておくことをお勧めします。そうすることによって、定められた留学期間内は、インプットした内容をアウトプットすることに集中できるからです。