ここでは、語学留学を検討されている方のために、アメリカ・ワシントン州へ語学留学をされたkatyさんの体験談をご紹介します。アメリカへの語学留学をお考えの方はぜひ参考にしてください。
語学留学体験者のプロフィール
ニックネーム | katyさん(女性) | 留学時の英語レベル | 英会話上級 |
留学時の職業 | 学生 | 留学時の年齢 | 10代 |
留学先の国 | アメリカ | ||
留学先の都市 | ワシントン州 | ||
留学期間 | 2004年7月から2005年4月まで | ||
語学学校名 | Burley Christian School | ||
通っていたコース | 日常英会話 | ||
レッスン形式 | 私が通っていた学校は幼稚園児から高校生までで約70名の学校でしたので、基本的には中学クラスで普通に授業を受けていました。ちなみに日本人は私1人だけでしたので、留学生が来たからと言って特別なカリキュラムなどはありませんでした。 | ||
滞在スタイル | ホームステイ |
語学留学体験談インタビュー
語学留学について
語学留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
父が外資系の会社に勤めていたこともあり、小学生のころから英語の個別レッスンを受けていました。その時の先生が外国人留学生を多数ホームステイに受け入れている方で、いつも外国人との暮らしや生活文化の違いなどを教えてもらっていました。英語レッスン先でのハロウィンパーティーなどで外国人の方々と触れ合う機会もあり、もっとたくさん英語が話せるようになって外国(当時はアメリカに憧れていました)の文化も学びたいと思ったことがきっかけです。
語学学校での授業はどうでしたか?
私の通っていた学校は田舎にあり、幼稚園児から高校生までで約70人しかいないような小さな学校でした。ですので、交換留学生だとか、日本人だとか、といった特別なカリキュラムはなく、中学生クラスに入って他のネイティブの学生と一緒に普通に授業を受けていました。最初は英語もあまり聞き取れず苦労しましたが、授業内容が中学生のレベルですので2ヶ月もすれば数学も歴史もクラスでトップになっていました。授業の合間の時間には幼稚園児クラスにお邪魔させてもらい、先生のお手伝いなんかもさせていただき大変貴重な体験ができました。
滞在先(ホームステイ・学生寮など)での生活はどうでしたか?
ホームファミリーは両親・子供10人での大家族でした。私(当時17歳)は、長女(18歳)と次女(15歳)と3人でルームシェアをしていました。約6帖くらいの部屋に2段ベッドがあり、ベッド上段に長女、下段に私、空気を入れて膨らませる簡易ベッドに次女、というなんとも気を遣う生活でしたが、ホストブラザー達は4人で1部屋だったりと慣れてくればそれなりに快適に過ごすことができました。お風呂やお手洗いのタイミングなどは毎回気をつかいましたが、毎日なんとかやっているうちに10ヶ月過ぎてしまいました。肝心の語学力ですが、2歳から18歳までの子供たちと毎日会話をしていたおかげで、留学3ヶ月めにはリスニングはほぼ完璧に聞き取ることができ、留学が修了した時には洋画を字幕なしでしっかり理解できる程にまで上達していました。
授業以外の時間や休日はどのように過ごしていましたか?
授業以外の時間には小学生クラスと幼稚園児クラスにお邪魔して、先生のお手伝いをしていました。とてもリラックスできたし、小学生や幼稚園児は英語力もまだまだ完璧ではなく、リアクションやジェスチャーでの意思の疎通が可能でしたので、そういう意味でも「英語を使った会話だけがすべてではないんだ」と再確認させられるとてもいい体験ができました。休日には、ホストファミリーと教会に行ったり親族のホームパーティに行ったりといろいろと連れていってもらいました。
留学中にどのような出会いがありましたか?
教会の若者メンバーで結成されたyouth groupというものに参加して、スポーツやミサやゲームなどをして交流を深めました。あとは、私が通っていた学校には部活がありませんでしたので、近くの高校のバレーボール部に入部させてもらい、週2日で試合に参加していました。
語学留学によってどのぐらい英語力は伸びましたか?
リスニング力は留学開始から約3ヶ月でほぼ完璧に理解できるようになりました。数学や理科での専門的な用語も徐々に覚えていき、半年くらいたったころには授業もネイティブと同様に受けることができました。留学終盤では、ホストシスターと2時間語りあったり、近所のスーパーで普通に買い物をしたりと、日常会話のレベルは上級になりました。
語学留学で一番楽しかったことは何ですか?
ホストファミリーとの時間です。人数が多いので常に誰かとコミュニケーションを取ることが出来ましたし、とても信頼をしてもらっていたのでベビーシッターや用事を頼まれることもしばしばありました。毎日庭(家の裏は森でした)で子ども全員でバレーボールをしました。誕生日パーティーも毎月のようにあり、本当に毎日が楽しかったです。
語学留学で一番辛かったことは何ですか?
やはり最初の2ヶ月くらいの、まだ意思疎通がうまく取れない時期が辛かったです。親戚がお家に集まってきてもなかなか自発的に部屋を出てコミュニケーションを取りにいく勇気が出ずに、ホストシスターが部屋まで呼びに来てくれるのよく待っていました。
語学留学をして一番よかったと思うことは何ですか?
留学前は「英語を話せるようになる」が目的でした。でもいざ留学をしてみると、大切なことは英語を話すことではない事に気が付きました。英語はコミュニケーションのツールでしかなく、本当に大切なことはコミュニケーションを取ろうという勇気です。勇気を出して友達を作って、毎日コミュニケーションを取っていれば英語力はいつの間にか勝手についてきていました。
語学留学先の都市、アメリカ・ニューヨークについて
留学先の国・都市を選んだ理由は何ですか?
ずっとアメリカに興味がありました。(日本の)高校で交換留学のカリキュラムがあり、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドから選択できましたが、迷わずアメリカにしました。都市は自動的にワシントンに決まりました。
留学先の都市について、行く前のイメージと行った後でどのようなギャップがありましたか?
行く前のイメージとしてはカリフォルニアなどのビーチや明るいイメージでしたが、カナダのすぐ下の州で東海岸なので、年間を通して涼しく、初めて空港に降り立った時は思わずスーツケースからパーカーを出して着ました。
治安はどうでしたか?
田舎なので治安はとてもよかったです。アメリカはあまり子供だけで行動をさせないので、常に大人が一緒にいてくれましたし、学校までもスクールバスで必ず通学していました。夜も救急車の音なんで聞いたことがなかったです。
食事はどうでしたか?
毎日ピザやマカロニチーズが出てきました。ケーキも着色料がとても凄い真っ青な色など、「ザ・アメリカン」な食事内容でした。お昼のランチも映画で見ていたようなピーナッツサンドにリンゴとスナックと、日本との違いがとても面白かったです。
あなたが行った都市のよかった点はどこですか?
治安がいいところと、カナダのすぐ下なので年間通してカラッと空気が乾いていて涼しいところです。自然も多いので毎日森を散歩したり、ドライブをしたり、たまに映画館に連れていってもらいましたがこれも雰囲気がとてもよく古き良きアメリカ映画の中に迷いこんだようでした。
あなたが行った都市の悪かった点はどこですか?
特にありません、といいたいところですが、しいて言うならばスーパーやショッピングモールが少なかったり、遠かったりしたことです。ファーストフードレストランまで30分かかりましたので、全然気軽に行けるようなものではありませんでした。
語学留学を考えている方へのメッセージ
語学留学を検討中の方に一言アドバイスやメッセージをお願いします。
語学留学というと、とてもビビッてしまったり少し不安な気持ちになると思います。ですが、勇気を出して一歩足を踏み入れると、そこには大きな世界が待っています。怖がらずに、後悔しないように、少しでも興味がありましたらまずは挑戦してみてください。
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