ここでは、語学留学を検討されている方のために、オーストラリア・マンリーへ語学留学をされたluluさんの体験談をご紹介します。オーストラリアへの語学留学をお考えの方はぜひ参考にしてください。
語学留学体験者のプロフィール
ニックネーム | luluさん(女性) | 留学時の英語レベル | 英会話初級 |
留学時の職業 | 専門職 | 留学時の年齢 | 20代後半 |
留学先の国 | オーストラリア | ||
留学先の都市 | マンリー | ||
留学期間 | 2005年1月から2005年12月まで | ||
語学学校名 | ACE | ||
通っていたコース | 日常英会話 | ||
レッスン形式 | グループレッスン(5名以上) | ||
滞在スタイル | ホームステイ |
語学留学体験談インタビュー
語学留学について
語学留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
会社の先輩がオーストラリア留学から戻って来られて、仕事の合間にその時の思い出や経験を話して頂いて、海外に関心持ったのがきっかけでした。そのころ看護師として4年目で色々な事に行き詰まっていたのも重なり、日本から脱出したい気持ちが大きくなっていきました。
語学学校での授業はどうでしたか?
初日は筆記テストやインタビューがあり、その後クラス分けがありました。当たり前ですが質問自体が全て英語でしたので、英語初級の私にはとても難しく感じましたし、インタビューではほとんど答えることができませんでした。ネイティブの英語はほとんどといっていいほど聞き取ることができませんでした。案の定、1番下のクラスからのスタートでした。しかし初級のクラスの先生の方が教える技術が高いようで、1ヶ月でみんなメキメキと実力をつけていきました。スピーキング、ライティング、リスニング、全てにおいてバランス良く構成されており時々文化のトピックスもありアジア人同士で歴史問題について熱くバトルもしました。英語で話せば割と冷静に話せるものでした。
滞在先(ホームステイ・学生寮など)での生活はどうでしたか?
ステイ先の家族構成はアイルランド出身のパパ、ニュージーランド出身のママ、3歳と5歳の男の子たちの4人家族でした。子供たちが小さくナースの仕事をされていて忙しく、ママはほとんど料理をしてくれませんでしたので、自分でうどんを作って食べたりファーストフードや缶詰などで済ませました。学校が終わると子供たちと庭で鬼ごっこをしたり、夜はビール好きのパパとビールを飲んでテレビでサッカーやラグビーの観戦をしました。週末の朝は家族みんなで、近くのレストランに朝食ととりに行きました。子供たちは本当に可愛くて、いつも私がシャワーを浴びるのをこっそり覗きにきてはキャーキャー言いながらはしゃいでいました。
授業以外の時間や休日はどのように過ごしていましたか?
学校のプログラムで週末のアクティビティがあったので、それに参加してクラスメイトと観光に出かけたり、友達とショッピングモールに行ったりしました。サーフィンにも興味があったので、そのレッスンを受けたり、ビーチで日光浴やシュノーケリングも楽しみました。金曜日の夜は必ず、友達やクラスメイトと飲みに出かけ国際交流と言いながら明け方まで遊びました。
留学中にどのような出会いがありましたか?
ある中国人男性と出会い、お互い好感を抱きましたが泡の様に消えました。。ある金曜日の夜にクラスメイト達と飲みに出かけました。ステイ先に戻る際みんなで乗り合わせて帰ることになったのですがその人はそのタクシーのドライバーでした。私のステイ先が一番遠くにあったので私が最後にそのタクシーを降りようとしました。そのときその人は私を鏡越しに見ながら『そのワンピースよく似合ってるよ。天使みたい。。』今まで言われたことのない様なほめ言葉でした。眠いからとコーヒーを頼まれたので、分けも分からずステイ先からコーヒーを持ってきて渡しました。そのお礼に無料でビーチ一周のドライブに連れていってくれると言い出しました。海外にいるという開放感からか、恐怖心はありましたが誘われるままドライブに行きました。ビーチでパンとコーヒーを買っていろんな話をしました。ほのかにどきどきしたのを覚えています。
語学留学によってどのぐらい英語力は伸びましたか?
ネイティブの人達とも簡単な会話はできるようになり、英語に対する苦手意識が無くなりました。旅行も自分でバスや電車のチケットをネットで手配し現地でできた友人とも全て英語で会話していました。新聞の簡単な記事も読めるようになっていたので地元の新聞でアルバイトを探し、面接に受かり現地の人たちに混ざってアルバイトもしました。帰国後は英検2級の面接官から『あなたの英語力は2級を超えていますので1級を受験してください』とまで言われました。英語学校では一番下のクラスからスタートしたのにおどろきでした。
語学留学で一番楽しかったことは何ですか?
あるオーストラリア人の友達と楽しい時間を過ごせた事です。いろんな人との出会いがそれぞれ楽しかったのですが、特に心に残っているのはその彼女と過ごした時間です。彼女はナタリーというカンボジアとイングランドにルーツを持つ40台の女性でした。アルバイト先で出会いましたが、明るくて分け隔てなく接してくれましたし、よく面倒をみてくれました。当時私は日焼けをしていたのでベトナム人だと思っていたそうです。ナタリーのお家でホームパーティ、誕生日パーティ、パブに飲みに行ったり、お互いの家に泊まりあったり、庭でアフタヌーンティーをしたりとまるで、オーストラリア人になった気分で彼女を通して現地の生活を満喫できました。
語学留学で一番辛かったことは何ですか?
セクハラを何回か受けたことです。1回目はゲイパレードの最中の人ごみの中でした。人ごみにまぎれ私のすぐ後ろに立った人が自分の体を押し付けてきたり、お尻を触られました。初めての事で恐怖で声も出ませんでした。。じっと我慢しているしかなかったのですが、勇気を出して隣の男友達に訴えました。そうしたら手で追い払ってくれました。本当にありがたかったです。2回目はクラスメイトのブラジル人にみんなで一緒に飲みに行った帰りに強引に人気のないビーチに連れて行かれキスされそうになりましたが強く抵抗して逃げかえる事ができました。その人は次の週いは何もなかったように挨拶してきました。ブラジルではあれは挨拶だったの?という感じでした。
語学留学をして一番よかったと思うことは何ですか?
色んな意味で視野が広がったことです。世界中の友達と出会い、英語を通してさまざまな国の文化に触れ、色んなジャンルの会話もしました。留学を通じて日本のよさ、看護師の仕事の良さを改めて感じて自分に生まれて、本当に良かったなあと思い、両親に本当に感謝することができました。人生で初めて『産んでくれてありがとう』と母に伝える事ができました。
語学留学先の都市、オーストラリア・マンリーについて
留学先の国・都市を選んだ理由は何ですか?
当時日本でも人気の海外留学先でしたしレートも良かったので、オーストラリアを選びました。1つの大陸がそのまま1つの国という想像もできないスケールをもっているのが一番の魅力でした。学校のある場所はある程度日本人コミュニティーのあるエリアを選びました。勇気がなかったので。。
留学先の都市について、行く前のイメージと行った後でどのようなギャップがありましたか?
想像していたより、はるかに中国人を中心としたアジア人がおおく、海外に来たという実感が感じられない場所がたくさんありました。それに移民の国なので差別も無いと思っていましたが、特にアジア人は差別的な言葉を受ける事が多かったです。思ったより日本食が手に入りました。
治安はどうでしたか?
凶悪事件に遭遇することはありませんでしたが自分自身が車購入において詐欺にあいました。被害金額は約7万円です。この件に関しては警察にも被害届をだしましたし、あまり思い出したくない出来事ですね。あとドラッグが夜の街にはあふれています。何回か見知らぬ人にパブのトイレで勧められました。怖かったです。
食事はどうでしたか?
はっきり言っておいしいものとまずいものがはっきり分かれています。肉やフルーツなどの生鮮食品はおいしいです。缶詰やレトルト食品などはまずいです。外食はとても高く、特に日本食はすごく高かったです。ラーメン1杯が800円以上していました。さすがオージービーフは安くておいしかったです。
あなたが行った都市のよかった点はどこですか?
なんと言っても綺麗なビーチがたくさんありましたし、町の人たちのほとんどが移民で外国人に親切にしてくれました。バスやフェリーで30分行けばすぐにシティに出れましたし緑やビーチ、とにかく自然がとても美しかったです。その辺の道路なども緑にあふれ、どこをみても綺麗でした。
あなたが行った都市の悪かった点はどこですか?
シティから離れていたのでバスかフェリーを使うのですが、料金が高かったです。一ヶ月15000円以上しました。ビーチエリアで人気の都市だったので、家賃も日本より高いか同等の値段でした。日本食はほとんどシティーでしか買えず、ほとんどの場合近所にあるアジアマーケットで中国産や韓国産の品物で代用していました。
語学留学を考えている方へのメッセージ
語学留学を検討中の方に一言アドバイスやメッセージをお願いします。
どう過ごすかで払った対価以上のものが得られると思います。そして是非自分でお金を貯めて行ってください。そうすればおのずと無駄使いはしませんし、もし、したとしても自分で解決策を見つけることになります。海外では自主性が大事です。留学するまでの道のりが大変です。思い立ったらすぐにでも行きたい気持ちになるかもしれませんが、そこは、ぐっと抑えてたっぷり資金を準備してから行ってください。自分の想像以上にお金を使うことになります。人生は一回きりですので、何か挑戦したいことがあれば是非実行してください。必ずその成果は自分に返ってきます。自分を信じて。。
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English Hub 編集部
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