ここでは、語学留学を検討されている方のために、オーストラリア・アデレードへ語学留学をされたHIROAKIさんの体験談をご紹介します。オーストラリアへの語学留学をお考えの方はぜひ参考にしてください。
語学留学体験者のプロフィール
ニックネーム | HIROAKIさん(男性) | 留学時の英語レベル | 英会話初級 |
留学時の職業 | パート・アルバイト | 留学時の年齢 | 20代前半 |
留学先の国 | オーストラリア | ||
留学先の都市 | アデレード | ||
留学期間 | 2014年9月から2015年9月まで | ||
語学学校名 | Kaplan International English | ||
通っていたコース | 日常英会話 | ||
レッスン形式 | グループレッスン(5名以上) | ||
滞在スタイル | 最初の一ヶ月間をホームステイで過ごし、その後シェアハウスに引っ越しました。 |
語学留学体験談インタビュー
語学留学について
語学留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
ネパールにボランティアに行ったのですが、英語が全く分からず悔しい思いをしたからです。ボランティアでは学校に行ったのですが、子ども達は公用語はネパール語であるにもかかわらず英語を普通に話していました。子ども達に日本の歌を教えたのですが、その歌の意味を聞かれた時に何も答えられませんでした。自分も中学から大学まで英語を勉強をしたはずなのに何も話すことが出来ず、情けなくなり語学留学に行くことに決めました。
語学学校での授業はどうでしたか?
教科書は学校が作成しているものを使用し、適宜プリントも配ってくれました。先生はオーストラリアはもちろんのこと、ハンガリー、マレーシア、南アフリカやイラン出身の先生など国際色豊かでした。授業は文法、リーディング、リスニング、スピーキング満遍なく行ってくれます。宿題も毎日出されるので、復習もしっかりとできました。授業の中では留学生同士で議論する時間もかなり取られ、そこで話さないと先生からすぐに注意されます。プレゼン発表などもあり、真面目にやればどんどん話せるようになっていきます。
滞在先(ホームステイ・学生寮など)での生活はどうでしたか?
ホームステイ先のホストファミリーはオーストラリア人で、長い間留学生の受け入れを行なっているということで留学生の扱いにはとても慣れていました。とても優しい方々でしたが、ルールをしっかり守らないと当たり前ですが怒られます。最初はそのルールが理解できなく苦労しましたが、ホストファミリーに何度も確認することはお互いにとってとても大切でした。食事に関しては夜ご飯は毎日用意され、朝ごはんは食パンなどを勝手に食べて行くというスタイルでした。お母さんが料理好きで、いろいろな料理を作ってくださりとても美味しかったです。肉ばかりでなく、野菜やライスも出ました。
授業以外の時間や休日はどのように過ごしていましたか?
最初の3ヶ月くらいは家で必死に勉強をしていることが多かったです。基礎が全く無かったので、この期間にしっかり勉強したことでクラスもどんどん上がっていけました。その後は外国人の友人も増え、放課後は毎日友人たちと食事をしたり飲みに行ったりしていました。授業で習ったことを飲みの場で何度も使うことで英語も上達していきました。休日はシェアハウスの大家さんやフラットメイト達と公園でBBQをしたりもしました。大家さんはオーストラリア人でしたので、私の英語を直してくれました。学校生活だけですとなかなかネイティブスピーカーと話す機会は少ないので、大家さんとのやりとりは勉強になることばかりでした。予定がないときには、図書館で借りたDVDをひたすら観ていました。1回目は英語の字幕付きで、ストーリーが理解できたら字幕なしでもう一度観たりしました。リスニング力と語彙力向上にとても良かったです。
留学中にどのような出会いがありましたか?
学校ではたくさんの友達が出来、今でもフェイスブックなどを通じて連絡を取り合っています。韓国人の友達とは特に仲良くなり韓国まで会いに行ったりもしました。毎日友達と英語を話すことが何よりの英語の上達に繋がりました。また日本人の友達もたくさん出来、帰国後もよく飲みに行っています。みんな何かしらのきっかけがあって海外にでた方達なので気が合う方が多かったです。意外かもしれないですが、どの国の方も自分と同じ出身の国の人と基本的には一緒にいることが多かったことが印象的です。
語学留学によってどのぐらい英語力は伸びましたか?
最初は一番下のクラスからスタートしましたが、半年程で一番上のクラスに上がりました。初めはとにかく聞き取りができず、発音も悪かったのでなかなか英語が伝わらなかったので苦労しました。留学前はTOEIC300点程でしたが、帰国後は700点程になりました。帰国後は英会話スクールに勤めましたが、外国人講師とも普通に日常会話や仕事の話が出来るようになりました。
語学留学で一番楽しかったことは何ですか?
学校のイベントでクラス毎に出し物をするお祭りがあったのですが、その練習から発表までの期間は本当に楽しかったです。私たちのクラスはダンスをしたのですが、みんなで曲からダンスまで全て話し合いで決めて一生懸命練習しました。みんなこだわりも強く、言い合いになったりもしたのですがそれだけ真面目にみんなが取り組むことが新鮮でとても充実していました。
語学留学で一番辛かったことは何ですか?
ホームステイは一ヶ月間の契約だったので、海外生活をスタートして二週間で新しい家を探さなければいけなかったのがとても大変でした。インターネットで良さそうな部屋を見つけたら電話をかけて内見の予約を取らなければいけないのですが、ジェスチャーなどもちろん使えないので英語が伝わらず苦労しました。あまりに伝わらず電話を切られてしまうこともありました。なかなか良い家も見つからず途方に暮れましたが、語学の面でもメンタルの面でもかなり強くなった出来事だったと思います。
語学留学をして一番よかったと思うことは何ですか?
英語を英語のまま理解できるようになったことです。英会話でもレスポンスが早くなりましたし、インターネットなどの英語の記事も抵抗なく読むことが出来るので、情報収集力も向上しました。また洋画を観たときに、ストーリーが理解しやすくなりました。やはりうまく日本語に訳せない英語というものがあるので、それが英語のまま理解できるので映画をもっと楽しむことが出来るようになりました。
語学留学先の都市、オーストラリア・アデレードについて
留学先の国・都市を選んだ理由は何ですか?
治安が比較的良いということと、日本人が少ないということに重点を置いて決めました。またオーストラリアは英語の発音の癖が強いと言われ避ける方もいらっしゃいますが、学校の先生は発音は綺麗だと思っていましたし、そもそもオーストラリア人と話をする機会はそれほど多くないと思っていたので、そのあたりはあまり気にしていませんでした。
留学先の都市について、行く前のイメージと行った後でどのようなギャップがありましたか?
オーストラリアということで、日本とお店の種類や置いてある品物に差はそれほどないと思っていましたが、かなり品質の悪い商品が多かったように感じます。Tシャツも生地が薄いものが多かったですし、サランラップなどもレンジにかけると溶けてしまうなんてこともありました。またお店も17時で閉まってしまうところも多く、日曜日や祝日はレストランも含め基本的にお店はお休みなのもびっくりしました。
治安はどうでしたか?
かなりよかったですが、ホームレスは多かったです。また夜中などはやはり注意する必要があり、友達はお財布を道で取られてしまいました。アデレードでは北のほうが治安が悪かったので、北のほうに行くときはバスの中なども注意が必要でした。どこの都市も治安が悪い地域があると思うので、あらかじめホストファミリーや先生などに聞いておくことも大切でした。
食事はどうでしたか?
オーストラリアは多国籍なのでたくさんの国の料理が食べられました。味も大変美味しくチャイナタウンなどもあるのでご飯も普通に食べられます。日本食レストランもたくさんありますが基本的に割高です。お米や醤油、味噌などもスーパーで普通に売っているので日本食も自分で作ることが出来ます。ビールやワインなどたくさんの種類があり、お酒好きにはたまらないと思います。
あなたが行った都市のよかった点はどこですか?
小さい都市だったので、人が少なく静かで落ち着いて生活出来た点が良かったです。海も電車で20分程で行けたので天気のいい日はよく行っていました。お祭りも多い都市だったので、毎月いろいろな催し物があり飽きることがありませんでした。野菜なども安かったので、生活費を安く抑えることが出来ました。
あなたが行った都市の悪かった点はどこですか?
商品の品質が悪いものが多かったことです。サランラップはレンジにかけると溶けてしまったり、文房具なども日本のものと比べると品質が大変悪かったです。また日曜日はレストランや商業施設なども閉まっていることが多く、遊びに出かける場所が少なかったです。
語学留学を考えている方へのメッセージ
語学留学を検討中の方に一言アドバイスやメッセージをお願いします。
やはり出発の前にしっかり勉強をしておくことをお勧めします。特に単語力は付けておくと留学先でかなり楽だと思います。TOEICに出てくる単語は意外かもしれませんが日常会話でもよく出てきますし、学校の授業でもよく使われる単語が多いので勉強しておくとかなり役立つと思います。英検なら2級までの単語力があるとかなり早く話せるようになると思います。私は思い切って留学をして本当に良かったと思っています。目標も見つけられましたし、生き方も変わりました。行ってしまえば何かが変わると思いますので、是非思い切って海外に飛び出してください。
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