1フレーズで元気を補充!パワーをくれる英語のことわざ

気合を入れて勉強や新しいことを始めたつもりがなかなか成果に結びつかないと、やる気が低迷してしまうものです。失敗をして落ち込んでいるときや負のループから抜け出せないとき、ずっと心に残っていた誰かが発したふとした言葉に救われた経験はありませんか?

いい言葉は私たちがキャリア形成などの人生の岐路に立ったときや迷いを断ち切る勇気が出ないとき、大きな力を与えてくれます。

今回は、時に一呼吸置くことの大切さを思い出させてくれ、前向きな気持ちにさせてくれる英語のことわざをご紹介します。

You reap what you sow.

直訳すると「貴方は自分のまく種を収穫する」ですが、これは四字熟語の「因果応報」のような意味で使われます。「因果応報」は「現在の状況は過去の行いにより形成され、現在の行いは将来の結果に結びつく」といった意味で使われます。

ヨガ行者のスリ・スワミ・サッチダーナンダさんの本、「The Golden Present」の一部にこのことわざが使われているのでご紹介します。

What you sow you reap. Don’t worry about the future and don’t worry about the past. A great thinker once said the past and the future are not even visible. But what is visible? The golden present. Think of the golden present, sow what is necessary, what is right. Sow good thoughts, sow good deeds, and I am sure you will reap good fruits. There is no question about it. What you do comes back to you. What you sow, you reap. So do the right thing in the present, and don’t worry about the future. The people who worry about the future miss the present as well.

(Sri Swami Satchidananda from “The Golden Present”)

【関連単語】

  • reap(収穫する)
  • sow(種をまく)
  • deed(行為、偉業)
訳:貴方は自分の蒔く種を収穫する。将来のことを心配するな、そして過去のことを心配するな。偉大な思想家は昔「過去と未来のことは明白でない」といった。でも何が明白なのだろうか。金色に輝く現在だ。金色に輝く現在のことを考え、必要で正しい種を蒔くのだ。良い思考を蒔き、良い行いを蒔くと、あなたが良い果実を収穫するということを私は確信している。それに間違いはない。貴方がすることは貴方に返ってくる。あなたが種を蒔き、あなたが収穫するのだ。だから現在(人として)正しいことをしなさい、そして将来のことを心配するな。将来のことを心配する人々は現在のことも見逃すのである。

ー スリ・スワミ・サッチダーナンダ著「The Golden Present」より
(※筆者の少し詩的な原文のニュアンスが伝わるよう、訳には大きな意味的な解釈を加えていません。)

The fruits of your labor.

このショートフレーズの直訳は「労働の果実」ですが、「努力の成果や報い」というニュアンスで使われます。スリ・スワミ・サッチダーナンダさんの言葉の一部に”I am sure you will reap good fruits”とありますが、ここではこのthe fruits of your labor「労働の果実」の意味でのfruitsが使われています。

Better late than never.

これは、「全くしないよりは遅れでもしたほうがましだ」という言い回しです。年のせいで「もうこんな年だから~」と目標を断念するのではなく、遅いと思っていても何もしないよりはましだということを思い出させてくれます。英語の学習も、留学も”better late than never”ですね。

又、遅刻した時や提出物などが締め切りに間に合わないかもしれないときにも使えます。

【例】

  • Oh my gosh, I forgot to turn in the assignment last week!
    (やばい、先週課題提出し忘れてた!)
  • Better late than never, might as well just submit it now. Give it a try.
    (出さないよりはましだよ、どうせなら提出しな。試しに!)

まとめ

いかがでしたか?気分が沈んでいるときは一度立ち止まり、自分自身に合った形で気持ちをリセットすることが大事ですよね。そうすることできっと問題に向き合う姿勢を整えることができ、目標に焦点を合わせられるようになるのではないでしょうか。是非、参考にしてみてください。

【参考書籍】The Golden Present(Sri Swami Satchidananda)

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蟹っ娘(かにっこ)

18歳で単身渡米、ロスのハリウッドでジャズやボサノバの歌を学ぶ。現在は、在米中に経験したことをもとに日本語・英語講師、ライターとして活動中。異文化コミュニケーションや心理学関連の読書が好き。TESOL、英検1級保有。在米7年、現在鳥取県在住。

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