ここでは、語学留学を検討されている方のために、オーストラリア・シドニーへ語学留学をされたSAKIさんの体験談をご紹介します。オーストラリアへの語学留学をお考えの方はぜひ参考にしてください。
語学留学体験者のプロフィール
ニックネーム | SAKIさん(女性) | 留学時の英語レベル | 英会話中級 |
留学時の職業 | パート・アルバイト | 留学時の年齢 | 20代後半 |
留学先の国 | オーストラリア | ||
留学先の都市 | シドニー | ||
留学期間 | 2016年2月から2017年2月まで | ||
語学学校名 | Greenwich English college | ||
通っていたコース | 日常英会話 | ||
レッスン形式 | グループレッスン(5名以上) | ||
滞在スタイル | 1ヶ月ホームステイ後、シェアハウス |
語学留学体験談インタビュー
語学留学について
語学留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
留学前の職業が家具販売だったのですが、海外のお客様が多かったためです。私が働いていたお店は輸入家具のお店だったのですが、海外のお客様が多く来店され、接客の際に英語力を必要とした事や、社内のやりとりが時に英語だったので日々英語に触れる機会が多くありました。ですが当時私は英語が出来ず翻訳機に頼るばかりで、その状況を脱したく英語力を伸ばしたいと強く思った時にワーキングホリデーに行こうと決意しました。
語学学校での授業はどうでしたか?
選んだ学校にもよると思いますが、日本人がクラスの半分以上いた為、せっかく英語を学びに海外に来ていても日本語を使ってしまう日本人が多くいました。授業の内容自体は難しくはなく、日本の中学校で習う英文法のおさらいのような感じでした。1週間の中で文法を2〜3つほど、週末にその週に習った文法に関する筆記テストを行っていました。
滞在先(ホームステイ・学生寮など)での生活はどうでしたか?
私が滞在したホームステイ先のマザーは残念ながらビジネス感が強く、部屋から出てこない事が多かったです。もちろん食事は費用に含まれていたので用意してくれていましたが、毎朝セルフ(食パンとジャム、バナナなどのフルーツ)、夜はパスタがよく出ました。ホームステイ先にはよく当たり外れがあると聞いていましたが、友人宅は毎食手作りのごはんが出て一緒に食卓を囲ったり、お出かけに連れ出してくれていたようです。
授業以外の時間や休日はどのように過ごしていましたか?
学校に通っていた時は3ヶ月間毎日家に帰ってから次の日の授業の為の予習、復習を含め最低3時間は勉強をし、休日は学校の友達からの誘いで海へ行ってバーベキューやバーへ飲みに行ったりする機会が多くありました。
留学中にどのような出会いがありましたか?
やはり色々な国の友人が多くでき、学校が終わってからも遊びに行く仲になったり日本に帰って来てからも英語でのメールのやりとりを多くするようになりました。私はワーキングホリデーでしたので、職場でも他国の友達が沢山でき、一緒に働いた事によってより仲の深い友達になれたかと思います。
語学留学によってどのぐらい英語力は伸びましたか?
中高の英語を全て忘れた状態で留学に行ったので、初めは文法のおさらいからだったのですが3ヶ月間語学学校に通い、その後日本食レストランで働き、最終的にはローカルの職場で仕事をできるまでになったので英語力中級、日常会話くらいは問題なくできるようになりました。今後は海外旅行で買い物も困らない程度まで成長する事が出来ました。
語学留学で一番楽しかったことは何ですか?
学生をもう一度して日々興味のある英語の勉強にゆっくりと時間を使う事が出来た事と、実際に毎日英語を使って人と会話をする事がとても楽しく感じました。また海外の生活に触れて日本との違いを感じた事や、国内旅行なども簡単に出来ることが魅力でした。
語学留学で一番辛かったことは何ですか?
病気をした時に専門医にすぐかかれなかった事が辛かったです。2.3回診てもらってからでないと専門医への紹介状を書いてもらえない為その点がすごく不便でした。語学学校が終わってからバイトだけの生活になった時も、もっと勉強がしたいのにバイトの時間が朝から夜遅くまでと長かった為なかなか自分の時間がうまく作らず辛かったです。
語学留学をして一番よかったと思うことは何ですか?
日常会話が出来るようになったという点が一番良かったです。日本にもこれからどんどん海外の方が訪れる事と思いますし、実際に海外に出て一番英語力が無いのは残念ながら日本人だと実感しました。私も以前は働いていたお店に海外のお客様が来ても意思疎通をするので精一杯でしたが、今では自信をもって対応する事が出来ると思います。
語学留学先の都市、オーストラリア・シドニーについて
留学先の国・都市を選んだ理由は何ですか?
シドニーはオーストラリアの中でも都会に分類され、メルボルンよりも天候が安定している事と、オペラハウスやハーバーブリッジ、ブルーマウンテンズなどの、自然と都会が混在している事に大変興味があった為です。またアルバイト探しについて調べた際にシドニーが一番働き口が多くあったので不便しないのではないかと思いました。
留学先の都市について、行く前のイメージと行った後でどのようなギャップがありましたか?
留学に行って実際に住み始める前はシドニーはもう少し東京のような都会の雰囲気があるかと思っていましたが、実際に行くと都会と行っても東京ほどのビルと人の多さは無かったように思います。日本で例えると札幌のような感じだと思います。
治安はどうでしたか?
ブラックタウン、レッドファンなど色の名前の付く街は治安が悪く気をつけた方がいいとの話を聞き、実際に行った際は夜中に大声を出す人や他の街に比べ汚く雰囲気が違うと感じるような場所もありましたが、基本的には大きな問題などなく、バイトが終わって0時すぎに女性が1人で歩いていても大丈夫なほどでした。
食事はどうでしたか?
オーストラリアは特に有名な食べ物というものがないので、多国籍料理のお店が多くありました。もちろん日本食料理屋も多くありますが、値段は日本の2〜2.5倍程するので、自炊やまかないで済ませる事が多かったです。
あなたが行った都市のよかった点はどこですか?
シドニーは確かに都会ではありますが、大きな公園やビーチ、山なども沢山あるので、休みの日はビーチや公園でゆっくり過ごしたりシティに出るとショッピングビルもあるので自然だけではなく買い物も楽しくする事が出来たのが良い点でした。
あなたが行った都市の悪かった点はどこですか?
街自体はそんなに大きくないので、観光する場所があまりなく、友達が旅行で来た際に紹介できる場所が少なかったり、あとは家賃が他の都市に比べて高めなのが悪かった点かと思います。電車やバス料金のルールが途中で変わり、以前に比べて割高になったのも残念でした。
語学留学を考えている方へのメッセージ
語学留学を検討中の方に一言アドバイスやメッセージをお願いします。
本気で英語力をアップさせたいと思っている方には語学学校での過ごし方が最も重要だと思います。日本人はどうしても他の国の方より英語力が低い為、その自信のなさから集団で行動しがちです。特に20代前半の方が留学生に多くいるので、その年代の方は日本人同士で固まりがちです。上級クラスでも三分の一が日本人、という事も多くありますが、せめて休み時間以外は日本語を封印する事や、バイト先をローカル環境にする、シェアハウスを日本人がいない場所にする、といった事が重要になってくると思います。
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