ここでは、語学留学を検討されている方のために、オーストラリア・ブリスベンへ語学留学をされたmimiさんの体験談をご紹介します。オーストラリアへの語学留学をお考えの方はぜひ参考にしてください。
語学留学体験者のプロフィール
ニックネーム | mimiさん(女性) | 留学時の英語レベル | 英会話初中級 |
留学時の職業 | 学生 | 留学時の年齢 | 20代前半 |
留学先の国 | オーストラリア | ||
留学先の都市 | ブリスベン | ||
留学期間 | 2008年3月から2009年1月まで | ||
語学学校名 | QUTIC | ||
通っていたコース | 進学準備 | ||
レッスン形式 | グループレッスン(5名以上) | ||
滞在スタイル | ホームステイとシェアハウス(コンドミニアム)の半々 |
語学留学体験談インタビュー
語学留学について
語学留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
英語が好きで英語を学べるように大学の英文科に進学したものの、まわりは帰国子女や留学経験者が多く、英語を話せないことで劣等感を感じていました。外国人講師の授業でも質問に答えることができず、クラスの皆の前で「あなたは英語が嫌いなの?」と言われ悔しい思いもしました。そんなことをきっかけに、「英語を嫌いになりたくない」「英語を話せるようになりたい」という強い思いから留学を決意しました。
語学学校での授業はどうでしたか?
大学進学準備コースということで、雰囲気も内容も厳しい授業でした。先生も真剣、生徒も真剣ですが、決して張り詰めたような空気ではなく、和やかな雰囲気でありながらもきちんと内容をクリアしていく理想的な授業でした。リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングとまんべんなく教えてもらいました。
滞在先(ホームステイ・学生寮など)での生活はどうでしたか?
50代独身女性(オーストラリア人)の家にホームステイをしました。お金だけの為に生徒を受け入れ、まともに食事を作らない、コミュニケーションもとらない、という受け入れ先もあるそうですが、私のホストは当たりで大満足でした。面倒見がよく、教育の意識も高いので、よく宿題をみてもらいました。気さくで話しやすく、食事の時間は積極的に質問を投げかけてくれ、よく恋愛の相談もしていました。娘が3人いるのですが、頻繁に家に遊びにくるので一緒に食事や遊びにも連れて行ってもらい、良い思い出です。彼女たちの会話に混ざるのは難しかったですが、聞いているだけでも勉強になったと思います。その後交通の便が良いコンドミニアムに引っ越しましたが、そのシェアハウスでの韓国人達との共同生活も、違った文化を学ぶ貴重な経験となりました。
授業以外の時間や休日はどのように過ごしていましたか?
授業が始まる前も早めに学校に行き、自習室で単語の勉強などしました。帰宅後や休日の家での過ごし方は宿題やインターネットです。その他休日は友人とバーベキューをしたり、買い物、映画、テニス、パーティーなどをして過ごしました。図書館に行って勉強をすることもありました。
留学中にどのような出会いがありましたか?
友達100人できるかな、と思っていたら本当にその位の友達との出会いがありました。積極的なパーティーなどに参加することで様々な国の友達ができ、お互いに文化を紹介し合ったりしながら、英語以外のものを得ることができました。ぐんと自分の視野が広がったのは、多くの国の人と関わることができたからだと思います。また、同じような考えや目標を持った日本人との出会いもありました。お互いを高め合える存在は貴重な存在です。留学中に出会った友達は、一緒に多くを経験したからか、特に絆が強いように感じます。
語学留学によってどのぐらい英語力は伸びましたか?
大学進学用英語を学んだので、会話力よりは文法がきっちりと身についたと感じました。大学卒業後にすぐ海外で仕事を始めましたが、メールの作成ではあまり苦労しなかった記憶があります。また、日本の大学で外国人講師の質問になかなか答えられない、会話もろくにできないような状態から、日常会話は問題ないくらいのレベルまで話せるようになりました。
語学留学で一番楽しかったことは何ですか?
休日に友達と過ごす時間が一番楽しかったです。主に、バーベキューですかね。色々な国の友達と、毎週のようにバーベキューをしていました。その国ならではのゲームを教えてもらって皆で遊んだり、恋愛の話をしたり、若いうちにしかできない良い思い出です。
語学留学で一番辛かったことは何ですか?
学校の宿題も辛かったのですが、泣くほど辛かったと思い出せるのは、ホームステイ先の食事です。ホストマザーはとてもいい人で何の不満もないのですが、恐らく欧米の国自体の食文化の違いだと思います。普段の食事はお肉に野菜など、とてもシンプルなものが多く、嫌になって涙を流したことがあります。ランチも食パンにサラミのようなソーセージをチーズというとても簡単なものだったのですぐに飽きてしまいましたが、ホストマザーにはなかなか言えず、自分でハムやレタスなどを買って用意するようになりました。食文化の違いは結構大きかったです。
語学留学をして一番よかったと思うことは何ですか?
英語を学びにいったのですが、正直一番の成果は、自分に自信がついたことです。視野が広がり、物事を様々な角度でみることができるようになったし、一つの考えに固執することもなくなりました。また、小さなことで悩むこともなければ、人見知りをすることもなくなり、度胸がつきました。この留学経験がなければ、新卒で見知らぬ国に就職するなんていう度胸はなかったはずです。
語学留学先の都市、オーストラリア・ブリスベンについて
留学先の国・都市を選んだ理由は何ですか?
親戚がコーディネートをしてくれたのですが、その方のおすすめです。ブリスベンの市内は賑わっているもののこじんまりしていて、自然も豊かであるので勉学には最適だということで選んでくれたようです。その通りだと思います。
留学先の都市について、行く前のイメージと行った後でどのようなギャップがありましたか?
特に渡航前にイメージがあったわけではないのでギャップを感じたことはないです。ただ、想定外の人種差別があり、街中で現地人との良い思い出はあまりないです。例えば、スーパーの定員さんの態度が、地元オーストラリア人に対する態度とは全く異なり、不快でした。
治安はどうでしたか?
悪いと感じたことはないですが、夜になるとオーストラリア人の若者が悪さをする行動が目立っていました。瓶を投げつけられた友達もいます。また、タクシーは中東系のドライバーが多く、夜は注意が必要です。ドライバーに隣に座るようしつこく言われたことがあります。
食事はどうでしたか?
オーストラリア人の家庭料理は簡素なもので正直飽きてしまいます。家庭にもよりますが、お肉に野菜というのが主で、ケンタッキーやフィッシュ&チップス、ハンバーガー、ピザ、ということもありました。中華系のオーストラリア人の家庭にホームステイしていた友人は、ご飯も中華系で美味しかったといっていました。
あなたが行った都市のよかった点はどこですか?
ダウンタウンがこじんまりしている所と、自然も多いところです。大都市の遊びやショッピングの誘惑もないので勉学に励めるし、綺麗な公園も多いので息抜きには最適です。寂しくなったら街にでていけば、誰かしら友達に会えるのも小さい街ならではかと思います。
あなたが行った都市の悪かった点はどこですか?
オーストラリア人の若者が暴れているのは怖かったです。他の都市も同じかもしれませんが、若者が他人の車に飛び乗ってボンボンと壊したり、街の車道をスケボーで走り回ったり、迷惑行為をよく見かけました。こちらにも危害を加えられるのではという怖さがありました。
語学留学を考えている方へのメッセージ
語学留学を検討中の方に一言アドバイスやメッセージをお願いします。
言語を学びたいだけではなく、少しでも自分を変えたいという気持ちがあるのであれば、絶対に行った方がいいと思います。留学中の過ごし方にもよりますが、きちんと頑張れば自信がつきます。また、沢山の国の人達との出会いがあることで、視野が広がり、価値観が変わったりもします。とにかく、行かないで後悔するなら行ってから後悔した方がよっぽどいいですから、勇気を出して行ってみてください。
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