ここでは、語学留学を検討されている方のために、マルタ・スリーマへ語学留学をされたK.Uさんの体験談をご紹介します。マルタへの語学留学をお考えの方はぜひ参考にしてください。
語学留学体験者のプロフィール
ニックネーム | K.Uさん(女性) | 留学時の英語レベル | 英会話初中級 |
留学時の職業 | 自由業 | 留学時の年齢 | 20代前半 |
留学先の国 | マルタ | ||
留学先の都市 | スリーマ | ||
留学期間 | 2008年11月から2008年12月まで | ||
語学学校名 | Linguatime School of English(リンガタイム・スクール) | ||
通っていたコース | 日常英会話 | ||
レッスン形式 | グループレッスン(5名以上) | ||
滞在スタイル | ホームステイ |
語学留学体験談インタビュー
語学留学について
語学留学をしようと思ったきっかけは何ですか?
旅行が好きな私は、漠然とヨーロッパの街並みに興味がありました。また、世界遺産がある街に行くことが、私の旅行の目的でもあります。大学卒業前に時間ができ、その機会に短期留学にチャレンジすることにしました。
語学学校での授業はどうでしたか?
マルタは日本人が少なく、ヨーロッパからの留学生が多いというところに惹かれました。実際、授業は多国籍で、今まで交流したことのないヨーロッパの国々の人とアットホームな雰囲気で学べたことは、今でもいい思い出です。例えば、発音ひとつとっても、スペイン人はRを発音したりと、意外な発見も楽しめました。テキストもわかりやすく、今でも大切に保存し、見返しています。私のクラスの担当になってくれた女性の先生は、とても優しく、また生徒同士も仲が良かったので、休憩の時間はみんなで学校横のカフェでお茶をすることも。ある時は、休憩時間に生徒みんなが集合していたこともあり、次の授業はカフェでディスカッションすることになりました。その時はクラスの半数の人が留学が終わるタイミングだったので、先生から「家に遊びにきて」と誘われ、クラスメイト全員でお邪魔したことも、素敵な思い出になりました。
滞在先(ホームステイ・学生寮など)での生活はどうでしたか?
ホームステイした先は、子育てを終え、リタイアした夫婦の家庭でした。私を含め3名の留学生が滞在していましたが、実際はあまり夫婦との交流はありませんでした。家に間借りさせてもらう、という感覚の方が近いかもしれません。仲良くなったクラスメイトは、ほぼ寮に滞在していたので、友人と仲良く過ごしたいなら学生寮がおすすめです。しかし、同じ家庭でホームステイをしていた同室の子とは仲良くなれますし、一緒に映画に行ったり、ごはんを食べる時はワイワイと和やかに過ごせました。また、ステイさきの家はとても伝統的なお家で、窓からは教会が望めたりと、マルタの普段の暮らしを垣間見れたのもとてもいい経験です。朝食、夕食は出ましたが、昼食は自分で購入していました。
授業以外の時間や休日はどのように過ごしていましたか?
平日は、近場の観光や買い物が主でした。マルタの繁華街は、いい意味で狭いので行き来がとても楽でした。また、街の賑わいもちょうどよく、どこからも海が近くに感じれることも魅力です。休日は、友人とコゾ島へ日帰り旅行に出かけたり、イムディーナという古都にバスで向かったりと、いろんなマルタの側面を観て、体験できました。金曜日の夜は、クラスメイトとセントジュリアンへ行き、健全な夜遊びもしたりと、治安がいいからこそ、安心して活発に活動できました。
留学中にどのような出会いがありましたか?
意外にも日本人の学生は多かったことに驚きました。ただし、当時のカナダやアメリカに比べ、比率は少なかったはずです。日本人同士でつるむというよりも、必ず他の国の学生がいたので、英語で会話をしていました。実際、日本人がいることで助かった面もあります。イタリア、フランス、スペイン、ロシアなど、ヨーロッパの国々の生徒が多く、しかも皆20代後半?なかには30半ばの医者などもいたり、多種多様な生徒が通っており、いろんなカルチャーショックと、新たな魅力を発見できました。また、先生との相性もよく、彼女にもう一度教えてもらいたいと思える素敵な女性でした。
語学留学によってどのぐらい英語力は伸びましたか?
正直なところ、現在も活かせているかと聞かれると、すでに忘れてしまっているのが現状です。しかし、当時はヒアリングで言っていることは理解できるまでになりました。1ヶ月という短期ということもあり、自分から英語で話すことへの苦手意識は克服はできずじまいでしたが、当時はとっさの一言が英語で出るようにはなりました。空港やカフェ、生徒との日常会話くらいは可能でした。
語学留学で一番楽しかったことは何ですか?
やはり、マルタという地中海独自の文化に触れることができたことです。ヨーロッパの人々のバカンスの場所ということもあり、のんびりとした空気感と、古い街ならではの街並み、文化、食べ物など、どれもが新鮮でした。観光地ということもあり、バーなどの歓楽街も賑やかで、生徒同士の交流も、「今夜セントジュリアンに行かない?」が合言葉となって、お酒をかわしながらさらに仲良くなれ、日帰り旅行など、密な関係を築けたことが楽しかったです。
語学留学で一番辛かったことは何ですか?
やはり、自分の言いたいことを話せないということがストレスでした。聞き取りはできても、間違っていると話したくないという、日本人にありがちな羞恥心が強く、他の国の生徒と、発言力に差がついてしまいました。しかし、終わってみればその国民性の違いも楽しい発見でした。
語学留学をして一番よかったと思うことは何ですか?
異文化に触れることができたのが、一番自分の身になったと思います。英語以外にも、スペイン語やイタリア語、ロシア語、日本語の特徴を授業で紹介しあったり、他の国の人を尊重しながら、過ごせたことは日本ではできない体験でした。
語学留学先の都市、マルタ・スリーマについて
留学先の国・都市を選んだ理由は何ですか?
まず、日本人が少ないということです。また、首都自体が世界遺産になっている、歴史ある国ということ、ヨーロッパの各地から様々な生徒が訪れるという多国籍な環境にも魅力を感じました。イタリアに近く、食文化も日本人に馴染みやすく、治安もよく安心して生活できる点も惹かれたポイントです。
留学先の都市について、行く前のイメージと行った後でどのようなギャップがありましたか?
日本人が少ないと色々な資料に記載してありますが、時期的なものもあったのかもしれませんが、実際には日本人学生がまったくいないということはありません。私が訪れた時期は、6人クラスの2名が日本人ということもありました。
治安はどうでしたか?
かなり安全です。夜遅くに出歩くこともできます。ただし、外国という緊張感もあって、日本ほど安心はできませんでしたが、スリや犯罪もなく、他の国と比べて、治安に関するストレスは比べものにならないくらい低かったです。
食事はどうでしたか?
イタリアの文化が強く、どの料理もとてもおいしいです。マルタの郷土料理もとてもおいしく、スナック(軽食)も日本人が好きな味つけです。また、ワインやハチミツも特産で、帰国時はマルタワインにハチミツをお土産に購入するほどでした。
あなたが行った都市のよかった点はどこですか?
一番印象に残っているのが、古都のイムディーナです。繁華街からはバスで1時間程度かかりますが、古くからの街並みが本当にきれいです。また、どの路地もひっそりとしていて、厳粛な雰囲気が漂い、時間が止まっているかのような、不思議な街でした。
あなたが行った都市の悪かった点はどこですか?
セントジュリアンには、バーもですが、クラブもたくさんあります。中には羽目をはずす人もいるため、悪い印象になってしまうこともあるかもしれません。雰囲気が怪しい人もいるので、自分をしっかり持つことが大切です。
語学留学を考えている方へのメッセージ
語学留学を検討中の方に一言アドバイスやメッセージをお願いします。
とても素敵な街なので、楽しく勉強できるおすすめの国です。日本人は少ないですが、まったくいないわけではないので、自分がどこまでステップアップするかは、現地での勉強と生活にかかると思います。国際交流なども楽しんでください。
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