最近では英語学習を効率化するためにAI(人工知能)など最新のテクノロジーを取り入れたサービスなども増えてきていますが、今回ご紹介するのは、AIを活用して自分の苦手な発音を特定し、効率的に練習できるという優れものアプリです。
ジョイズ株式会社が提供するAI英会話アプリの「TerraTalk(テラトーク)」は、10月26日から新たにAIを用いて受講者の学習データから苦手分野を特定する、「弱点特定機能」の提供を開始しました。
テラトークはAIとの英会話を通じて英語4技能を学習できるアプリで、職種や場面ごとに100以上のコースがあり、「恋人との会話」「空港のバゲージクレーム」といった実生活のシーンに沿ったコースから「ウェイター」「ソフトウェア・エンジニア」など職種別のコースまで豊富なコースで実践的な英語を楽しく学べるアプリです。
今回実装された弱点特定機能により、これまで人間の耳では正確な分析が難しかった発音記号レベルでの弱点をAIが特定し、苦手な分野を効率的に学習することができるようになりました。具体的には、専用のドリルの結果をAIが瞬時に解明し、発音記号レベルでの弱点ランキングを表示してくれるほか、また、その弱点を克服するための効果的なドリルも自動生成してくれるため、苦手な発音に特化して効率的に練習をすることができるとのこと。
さらに、テラトーク内に蓄積される学習データに基づいて弱点の特定精度もどんどん上昇していくため、使えば使うほどより学習効率が高まります。ジョイズによると、日本人が苦手とする英語の発音ランキングTOP3は下記となっているそうです。
- 1位:日本語にはない英語特有の音「ð(th)」 例)they, this, with
- 2位:息の強さが日本語と違う音 「d」 例)dash, do, card
- 3位:rを習得する以上に注意が必要な音「l」 例) late, bottle
「th」や「r」の発音が難しいというのは日本人の英語学習者であれば誰もが感じている共通認識だと思いますが、テラトークのAIによると、意外にも2位の「d」の音もみんなあまり上手に発音ができていないようです。こうした自分では気づかない弱点をしっかりと指摘してくれる点もありがたいですね。
発音は一人で練習するのはなかなか難しいですが、テラトークを使えばAIが練習相手となってくれ、苦手な発音だけ効率的にトレーニングできるので、発音矯正をしたい方にはとてもおすすめです。興味がある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
【参照サイト】AIがあなたの学習データから弱点を解明するコーチング機能をリリース
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