AI英会話アプリ「スピークバディ」でスピーキングトレーニング！【英語学習アプリレビュー】

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「英語学習アプリレビュー」では、English Hub編集部が人気の英語学習アプリをピックアップ。実際に使用してみた上で、その体験をレポートします。今回ご紹介するのは累積ダウンロード数300万を突破するAI英会話学習アプリ「スピークバディ」。

音声認識や生成AIなどの技術が搭載されたスピークバディでは、AIキャラクターとの対話を通してフレーズ・単語のインプットや、スピーキング練習が可能です。対話相手はAIなので、対人レッスンのような緊張感や講師への気遣いは無用です。スマホさえあれば、24時間いつでも好きなだけ気楽にスピーキング練習を進められます。ゲーム感覚で学ぶうちに学習が習慣化する仕様です。

2023年9月には、英語のイントネーションをカラオケ採点のように可視化する機能「コピーキャット」も加わりました。コピーキャットでは、自分の発音を多面的でわかりやすい評価で確認できます。

今回はそんなスピークバディの利用体験をレポートします！

※記事内の情報は、2023年12月時点のものです。
※iOS版スピークバディを使用したレビューです。Android版のSpeakBuddyでは未対応の機能の紹介も含まれます。

目次

• スピーキング力を伸ばしたい
• リアルなネイティブの表現を学びたい
• 発音を細かくチェックしてほしい
• スキマ時間で効率的に英語を学びたい
• 人目を気にせず英語を話したい

AIによるレッスンは、対人レッスンの緊張感が苦手な人でもリラックスして受講できます。講師への気遣い無用なので、例えばベットで寝そべったままなど、家でくつろぎながらの受講も可能です。

予約も不要で、思い立ったときにレッスンを始められます。理解が難しかったレッスンを繰り返し受講したり、気になった単語・フレーズを何度も発話してもらったりと、必要に応じて気兼ねなく学べる魅力があります。

所要時間10分程度の判定テストの結果をもとに、AIが現状の英語力を判定し、受講者一人ひとりに最適化されたカリキュラムを作成してくれます。学習内容は「会話」、「単語学習」、「リスニング」、「英作文」、「応用練習」の5つの「モード」で構成されており、希望に応じて調整も可能。1日当たりのレッスン数や学習する曜日も設定できます。どの教材を利用すべきか悩むことなく、自分の学習目標や英語レベル、ライフスタイルに合ったカリキュラムで学習を始められます。

スピークバディの1レッスンあたりの所用時間は15分程度が目安となっています。短めに設定されているので、忙しい方でも無理なく生活に学習時間を取り込めます。それでも時間がない場合は、1レッスンに含まれる「単語学習」や「リスニング」などのモードを個別に受講してもいいでしょう。まとめて受講する時間は取れなくても、１日の中のスキマ時間を積み重ねることで、レッスンを完了させられます。

最初に英語力の判定テストが行われます。AIキャラクターたちとの会話をベースに、音読・英作文・意見論述の順に出題があり、所要時間は10分程度です。英語力はレベル1から10までの10段階で判定され、 CEFR-J（※）での相当レベルも表示されます。

※1 世界的に活用されている外国語の習熟度に関する国際基準「CEFR（セファール）」を、日本人のためにカスタマイズしたもの

テストが終わると、個々のユーザーのテスト結果に基づいてAIがカリキュラムを最適化してくれます。これにより、教材選びに時間を取られることなく、すぐに学習を始められます。

カリキュラムの内容は自分で編集可能。会話は必須ですが、単語学習・リスニング・英作文・応用練習は任意なので、学習目的に応じて省くこともできます。また、1日当たりのレッスン数や学習する曜日、定時の学習リマインドも設定できます。例えば、集中的に学びたい方は毎日2レッスン、マイペースに学びたい方は1日1レッスンを隔日で設定するなど、学習の頻度や量も調整できるので無理のないスケジュールで学べます。

レッスン日にアプリから「カリキュラム」を開くと、下に「今日のレッスン」と表示されているのでタップします。

「すべてのモードをプレイ」を選択すると、「単語学習」、「リスニング」、「会話」、「英作文」、「応用問題」のうちカリキュラムに含まれる全モードに順番に取り組めます。時間がない場合は、単語学習から個別に解いていきましょう。

単語

まずは単語学習です。初めに出題される単語・フレーズとその意味を確認します。右側の発話マークをタップして、正しい発音を確認することも可能。準備ができたら「はじめる」をタップします。

「単語学習」では単語・フレーズが1つずつ出題され、4つの選択肢の中から正しい意味を選びます。回答にはタイムリミットがあり、黄色のメーターが消える前に答えなければなりません。

リスニング

「リスニング」ではまず、ダイアローグ（※2）の音声を聞きます。必要に応じてダイアローグを再度聞き、内容を理解した上で「問題に挑戦」をタップ。ダイアローグの内容に基づいた問題が出題されるので、正しい回答を選びます。

※2 「リスニング」から「会話」、「英作文」まで同じダイアローグに沿って学びます

会話

「会話」ではダイアローグの中で、特定のキャラクターのセリフが英文で表示され、音読します。発話マークをタップすることでお手本の発音も確認できるので、まずはスムーズに発話できるまで練習します。準備ができたらマイクのマークをタップして、自分の発話を録音します。

音声認識機能により、自分の発話が文字で表示されるので、うまく発音できなかった箇所や不明瞭だった箇所を確認できます。

英作文

「英作文」では、まず「会話」同様に、セリフを音読していきます。途中、ダイアローグ中の一文のみが英文ではなく日本文で表示されるので、指定された単語・フレーズを使い、英作文を行います。準備ができたら、マイクをタップして英文を録音します。

応用問題

「応用問題」ではこれまでのダイアローグと異なるシーンが出現し、会話の内容も一新されます。キャラクターからの質問に対する答えが日本語で表示さるので、指定された単語・フレーズを用いて口頭英作文を行います。

すべてのモードを終え、デイリーレポートを見ると、到達レベル、学習時間、発話回数などを確認できます。また、公式キャラのプロティがカリキュラムの想定終了日を知らせてくれます。

スピークバディには以下のような便利な機能が搭載されています。

OpenAI社の提供する文章生成AI技術を活用して導入されたフリートーク機能「バディチャット」は、カリキュラム履修中に提供されます。これまでのレッスン内容に基づくミッションが設定され、ミッションに基づく発話を目標に、AIと自由に会話します。

最初に相手の発話を聞き取り、回答を続けながらミッション達成を目指します。回答が思いつかない場合は、「ヒント」で回答例を見たり、発話内容をテキスト表示したりできるサポート機能もあります。

会話後にはミッションの達成度と、AI視点での会話への感想が表示されます。その後の「フィードバック」では、会話内の良かった点と改善可能な点を確認し、復習に活かしましょう。

英語のイントネーション（抑揚）をAIが評価してくれる機能「コピーキャット」は、数日に一度「今日のスケジュール」に登場します。お手本となる音声を真似て発音すると、どこまで再現できているかをAIが評価してくれる仕組みです。AIが可視化したイントネーションを詳細なフィードバックで確認できます。

カラオケ風に採点された評価は視覚的にわかりやすく、楽しく学習できます。高得点が出ると、公式キャラクターのプロティがダンスでお祝いしてくれるなど、嬉しいサプライズも。

「キーフレーズ道場」はAIが学習者の履歴に基づき、学習済みのキーフレーズの中から毎回異なるキーフレーズを出題する機能です。フレーズが定着したとAIが判断するまで、繰り返し復習を促されます。会話文の和訳部分に相当する適切なフレーズを選んだり、キーフレーズを使って発話して回答するなどの練習を行うと、「道場」の結果が表示されます。

キーフレーズごとに5段階で習熟レベルが表示され、次回の復習までの目安日程も知らされるので学習のモチベーションにもつながります。

学習進捗を管理してくれるのも便利な機能の1つ。「カリキュラム」では、今後の学習予定日やカリキュラムの終了予定日、学習済みのレッスンなどが一覧できます。「学習ログ」ではこれまでの学習時間や総スコアの他、現在の英語力やレッスン履歴も確認できるので、継続学習のモチベーション維持に効果的です。

スピークバディでは、たくさんの発話を通してスピーキング力を鍛えます。英語力の判定やカリキュラムの作成はAIに任せ、ユーザーは英語の学習そのものに集中できます。キーフレーズを反復的に学ぶなど、英語を体で覚える感覚があり、「使える英語」の習得に向けて前進している実感を得られるはずです。無料体験もできるので、ゲーム感覚で楽しく学ぶうちにスピーキング力がアップするスピークバディのレッスンを、ぜひ試してみてください！

iOS版「スピークバディ」概要

※表内に記載の金額は税込です。
※サービス内容・料金については変更されている可能性があります。最新情報については ホームページを参考にしてください。

【関連ページ】厳選！英会話力を向上させるスピーキングアプリ4選

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