英語シャドーイング教材の選び方:音声素材選びのポイントと注意点は?

シャドーイングといえば、自宅で簡単にリスニング力を鍛えられる定番のトレーニング法です。誰でも気軽に始められる点が魅力ですが、始めるにあたり「どのような教材を使えば効果が高いのかを知りたい」という声も聞かれます。

そこで今回は、英語学習のプロにシャドーイングの音声素材選びのポイントや注意点について質問し、その回答やアドバイスをご紹介します。また、シャドーイングの教材と音源、添削サービスがセットになった話題のサブスクリプションサービス「シャドテン」についても、実際の受講体験を通して、教材や詳しい取り組みの内容をレポートします。

目次

シャドーイングとは?

シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、その音を真似て即座に発音するトレーニングのこと。音声を影(シャドー)のように追いかけることから、シャドーイングと呼ばれています。推奨されているトレーニングの流れは、学習者の英語レベルや目的などにより少しずつ異なります。

シャドーイングに取り組むことで、音声を知覚する力をつけ、リスニング力を高めることができます。自分のシャドーイング音声を録音すれば、どの音の聞き取りが苦手なのかを認識することも可能です。また、スピーカーと同じような発音を意識して取り組むことで、英語のリズムやイントネーションを習得できます。

シャドーイング音声素材選びのポイントと注意点

ここでは、シャドーイング添削サービス「シャドテン」を提供する英語コーチングスクールプログリット(PROGRIT)のトレーナー、今井氏に教材・音声選びのポイントを伝授していただきました。

Q. シャドーイングには、どのような音声や教材を使って取り組むと効果的?

ポイントは、自分のレベルに合った教材を選ぶことです。簡単すぎても学習効果が薄く、難しすぎても挫折してしまうので、音源の速さと使われている語彙を元に、適切なレベルを選ぶことが何より大切です。

Q. シャドーイング音声や教材を選ぶ際に、気を付けなければならない点は?

スクリプト(音源の文字起こし)があることと、教材が長すぎないことが大切です。

スクリプトがないと、単語と音の結びつきが把握できず、単に音真似をするだけになってしまいます。シャドーイングでは、それぞれの単語、文章がどのように発音されているのかを理解することが何より重要です。

また、長くても1分半程度の無理なく反復できる長さの教材を使用することも大切です。一つの音源を反復して音源の再現度合いを高めることで、意識しなくても音を取れるようになり(=音声知覚の自動化)、リスニング力向上につながります。

シャドーイング教材と添削がセットになったプログラムも

シャドーイング用の教材選びでは、自分の英語レベルに適した文章で、適切な長さの音源であることなどが大切なポイントだと教わりました。

それでも、自分で適切な教材を選び、トレーニングを通して自分自身の発音を矯正するのは難しいと感じる方もいるでしょう。そこで「自分に合った教材が知りたい」「シャドーイングのフィードバックが欲しい」という方に紹介したいのが、「シャドテン」です。

シャドテンとは

英語学習のプロによる添削を毎日受けられる

シャドテンの大きな特徴が、自分のシャドーイングの仕上がりについてプロから添削を受けられることです。シャドーイングの音声を録音後、チャットアプリを通して音声を送信するだけで24時間以内に添削結果を受け取れます。月額21,780円(税込)の定額で毎日添削を受けられるため、モチベーションを保ちやすいのが魅力です。

レベル別・学習目的別に豊富な教材と音源を活用できる

学習者は事前に英語力を測定するレベルチェックテストを受け、その結果をもとに音声教材を選びます。自分のレベルに合った教材を利用するため、学習途中で挫折しにくいのがポイントです。

トレーニングにはビジネスにも役立つ300以上の教材と8ヵ国(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、イスラエル、アイルランド、スウェーデン、メキシコ)対応の音源を利用でき、さまざまなトピックやアクセントに触れながら楽しく学習できます。

また、各課題終了時にもチェックテストがあり、その結果が次の教材選びに反映されるため、常に自分の英語力に合った教材でトレーニングを継続できます。

スマホがあればOK!いつでもどこでも学習できる

教材選びや録音、添削結果の受け取り、担当者とのやりとりなどはアプリ上で完結するため、スマホさえあればどこにいても気軽に作業できます。また24時間いつでも学習できるので、休憩中や就寝前の空き時間を活用して課題を提出することも。第二言語習得論に基づいたトレーニングを、忙しい方でもストレスなく1日30分から取り入れられます。

「シャドテン」7日間体験レポート

今回はシャドテンの7日間集中トレーニングを受講したので、実際の様子をレポートします。シャドテンの教材やサービス内容、学習スケジュールを詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

受講前のリスニングレベルチェック

学習を始める前に、まず自分のレベルに合った教材を選ぶためのリスニングレベルチェックをスマホで受けました。英文の一部が空欄になったテキストが画面に表示され、その空欄に当てはまる英単語を音声から聞き取る穴埋め形式のテストです。

シャドテン 体験 レベルチェック

このリスニングレベルチェックでは、学習者がどのくらいの速度の英語を理解できるかをWPMという指標で算出します。WPMは1分間に理解できる英単語の語数を表し、筆者の場合はWPM140~160で「TOEICレベル」という診断でした。この結果をもとに、自分のレベルに合った教材を選ぶことになります。

シャドーイング教材選び

シャドテン

シャドテンで学習を始める際は、専用のアプリから教材選びや課題の送付を行います。トレーニング教材のジャンルには「The Japan Times NEWS DIGEST」やTOEIC、TOEFL、IELTSなどの試験対策音源、「VOA(ボイス・オブ・アメリカ)」などがあり、自分のWPMと一致する教材を選ぶことで適切な難易度の課題に取り組めます。TOEICのスコアアップを目指している方はTOEICの教材、ニュース性の高い話題に触れたい方はJapan Timesなど、自分の目的に合った教材を選択することで効率的に目標達成を目指せるでしょう。

またビジネスや音楽、心理学など幅広いジャンルのトピックが用意され、サッカー選手や大統領夫人など多様なスピーカーの英語を聞けるのが特徴です。

アメリカやイギリスのほか、イスラエルやアイルランドなど日本人にとってあまり聞き慣れないアクセントの教材も用意されています。

1日目:オーバーラッピング

シャドテン スケジュール

1日目の学習では、シャドーイングではなくオーバーラッピングを行いました。オーバーラッピングとは英語の音声と同時に発音するトレーニングで、教材を目で追いながら発音します。1分間の音声を10回オーバーラッピングし、最後に録音したものを課題として提出しました。その後、次のような添削結果が届きました。

今回のGood Points
– am so [pleased to be] here today
音の消失を捉え[プリーズトゥビー]と忠実に再現できています。

– they just can’t attend [But we] all know
音を消失させ[バッウィー]のように正確です◎

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今回のDevelopment Points
– Japan announce a new [partnership] to educate
パートナーシッのように発話されていましたので、
tを消失させ[パーッナーシップ]のように発話すると、音源に忠実です。

– school in their [community] doesn’t have
コミュニティーのように発話されていましたので、
フラップのTを捉え[コミューニディー]のように発話すると精度が高まります。

初回の添削では、Good Points(良かった点)とDevelopment Points(改善点)を教えてもらえます。シャドテンでは、受講生が混乱しないように1回の添削では改善点を2~3箇所に絞り込んで伝えているとのこと。この2~3点を改善しながら学習を進めることで、確かなリスニング力と正しい発音を着実に身につけられます。

2~4日目:シャドーイング

シャドテン スケジュール

2~4日目は、初日と同じ教材を使って1日20~30回ほどシャドーイングを行います。初回の添削でPartnershipの発音方法と母音に挟まれたTの音の変化について言及があったため、この点に注意しながら取り組みました。初日と同様に、2日目以降の添削でも「Good Points」と「Development Points」について評価があります。

5~7日目:シャドーイング(新しい課題)

5日目以降は、新しい課題に挑戦することが推奨されています。理由としては、同じ教材を何度も使っていると文章そのものを覚えてしまい、聞き取りではなく暗記した文章をただ発音するだけになってしまうから。同じ難易度の課題を進めてもよく、今までの課題が難しすぎたり、逆に簡単すぎたりした場合は難易度を変更してもOKです。

5~7日目では課題の難易度を変えませんでしたが、Development Pointsを上手く改善できず同じ発音を2度指摘されてしまい、悔しく思うことも。7日間の体験期間中にDevelopment Pointsを全て改善することができなかったため、期間に余裕があればレベルを1つ下げた教材も試してみたいと感じました。

シャドテンを体験して

今まで英語学習にシャドーイングを取り入れてきましたが、「自分の英語レベルと教材のレベルが一致しているか」という点については深く考えてこなかったため新鮮でした。

最初のリスニングレベルチェックで自分の英語力を測定し、レベルに合った教材を選べたことで、ストレスなくシャドーイングに取り組めた気がします。レベルが低すぎて飽きてしまったり、逆にレベルが高すぎて挫折してしまったりしないためには、最初の教材選びが重要なのだと実感しました。

まとめ

シャドーイングの音声素材選びでお困りの方は、ぜひ本記事を参考にしながら教材を探してみてください。また教材選びに自信がない場合は、「シャドテン」のようなサービスを活用するのもひとつの選択肢です。自分に合った教材でシャドーイングを行い、効率的に英語力を高めましょう。

「シャドテン」概要

サービス名 シャドテン
URL https://www.shadoten.com/
運営会社名 株式会社プログリット
本社所在地 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館5F
設立 2016年9月6日
資本金 9,891万円
入学金 0円
教材費用 レッスン料金に含まれる
期間 1ヵ月~
コースと料金 ・月額:21,780円

※1週間の無料体験があります。無料体験期間中はいつでもキャンセル可能です。

※表内に記載の金額はすべて税込です。
※サービス内容・料金については変更されている可能性があります。最新情報についてはホームページを参考にしてください。

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佐藤 ひより

佐藤 ひより

外国語大学に進学し、英語とインドネシア語の勉強にハマる。卒業後は企業の海外営業職として働きつつも、「場所に縛られない暮らし」への憧れから会社を退職。フリーライターとして東南アジアでノマドワークを経験後、現在は日本でライティングや翻訳の仕事を中心に活動している。

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