テイラー・スウィフト、セレーナ・ゴメスらが自ら解説!人気洋楽曲の英語歌詞への理解が深まるおすすめ動画3本

洋楽を聴くことは、日常生活の中で手軽に英語を取り入れる手段として有効ですが、「歌詞の意味が今一つ理解できない」「アーティストがその楽曲に込めた想いをもっと知りたい」と感じたことはありませんか?

YouTubeには楽曲の音源やMVのみならず、アーティストがその歌詞やコンセプトについて解説する動画も多数アップされています。歌詞は芸術表現なので、時には抽象的だったり、音楽的な響きやメロディーが優先されていたりして、すぐには腑に落ちないものもあります。しかし、その解説となると英語としても筋道が立っているので理解しやすく、背景知識を得ることで歌詞の解像度も高まり、リスニングの学習にもなります。

そこで今回は、日本でも高い知名度を誇るテイラー・スウィフト、セレーナ・ゴメス、ショーン・メンデスによる歌詞解説動画を3本ご紹介します!

目次

人気洋楽曲の英語歌詞への理解が深まるおすすめ動画3本

テイラー・スウィフト(Taylor Swift) – Style

アメリカの音楽雑誌Rolling Stoneの「100 Greatest Songwriters of All Time」にも選出されているテイラー・スウィフトは、これまでにグラミー賞を11回受賞(ノミネートは44回)している実力派。アメリカのDJ、ライアン・シークレストがホストを務めるラジオ番組「On Air with Ryan Seacrest」に出演した際、アルバム『1989』に収録された楽曲『Style』について話しています。

テイラーは本楽曲がsecret favorite(秘密のお気に入り)であり、その曲名の由来をfeeling that never goes out of style(決して時代遅れにならない気持ち)だと語りました。歌詞の一節について尋ねられ、「これ以上進めると、特定の個人について話すことになる」と会話を遮る様子もリアルで、テイラーが自身の体験を元に歌詞を書いていることが分かります。

セレーナ・ゴメス(Selena Gomez) – Lose You To Love Me

シンガー・女優であり、ユニセフ親善大使として慈善活動にも積極的に取り組んでいるセレーナ・ゴメス。これまでにリリースした3枚のアルバム全てがBillboardで首位、2021年3月には初のスペイン語によるEP『Revelación』をリリースし、BillboardのTop Latin Albums Chartで首位を獲得するなど音楽活動も活発に展開しています。

セレーナは楽曲『Lose You To Love Me』について「とてもパーソナル」であるとし、「経験していたたくさんの感情から抜け出したかった」、「苛立っていて、感じている気持ちも複雑だけど、このチャプター(章)を閉じ、前に進んでもいいと思った」と語っています。しかし、以前はそのように吹っ切ることが困難だったようで、心境の変化についても示唆しています。そして、「自分と同様の経験をした人がそのような気持ちの有効性を知り、安らぎの気持ちを感じてくれるといい」と話しました。他にも歌詞中で最もパワフルなフレーズや、聴いている音楽などについても触れており、コンパクトながらも充実したインタビューとなっています。

ショーン・メンデス(Shawn Mendes) – In My Blood

カナダ出身のシンガーソングライター、ショーン・メンデス。これまでにリリースした4枚のアルバム全てがBillboardで首位を獲得、カミラ・カベロとのデュエット曲『Señorita』が世界的大ヒットとなり、日本での人気も高いアーティストです。

本楽曲の歌詞がどこまでautobiographical(自伝的)なものなのかという質問を受け、ショーンは実体験に基づくことを認めた上で、「ごく身近にある自分の弱さについて語る時、感じた通りのこと、見た通りのことを全て言葉にする必要がある」と答えています。そして、よりシリアスに、より自分について歌った曲であり、それを「誇りに思う」とも話しています。この動画では、日本へのオマージュを感じさせる楽曲『Lost in Japan』についても触れています。

まとめ

テイラー・スウィフト、セレーナ・ゴメス、ショーン・メンデスは皆、世界的なアーティストですが、その歌詞の内容はパーソナルな心情や体験に基づいていることが分かります。歌詞についての背景知識を得ることで、その解釈や表現への理解の深さが変わってくるでしょう。インタビューは日常英会話に近いので、リスニングの勉強にもなります。是非、お気に入りのアーティストによる解説動画を探して、英語学習に役立ててみてください。

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Toshi

大学を卒業後、広告業界で営業職を務める。その後、音楽業界に転身。ライターとしては音楽・カルチャーを扱うメディアを中心に寄稿している。

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