社会人の語学留学は計画的に!語学留学の流れ

ここでは、語学留学の検討から出発までの流れについてご説明したいと思います。留学を成功させるためには、事前の入念な準備と計画が欠かせません。特に社会人の方は仕事もしながら合間を縫って並行して準備を進めていく必要があると思いますので、より計画的な行動が重要となります。これから語学留学を検討されている方はぜひ参考にしてください。

語学留学までの流れ

一般的に、語学留学は下記のような流れで進みます。

  1. 留学先の国と都市を決める
  2. 期間を決める
  3. 学校とコースを決める
  4. 学校に出願する(3~4ヶ月前)
  5. 渡航前の手続き(2~1ヶ月前)
  6. 出発前の準備
  7. 出発
  8. 現地に到着
  9. 入学オリエンテーション
  10. 授業開始

ここではそれぞれのポイントについて詳しくご紹介していきます。

留学先の国と都市を決める

語学留学することを決めたら、最初に決めるのは留学先の国や都市です。国によって文化や経済状況、治安、留学費用、講師の英語の発音など様々な点が変わってきますので、それぞれの国や都市の特徴、メリット、デメリットなどをしっかりと比較・検討したうえで留学先を決める必要があります。

期間を決める

留学先を決めたら、合わせて留学期間も決めます。留学期間は目標や予算によって変わってきます。自分の目標を達成するために、一体どの程度の期間が必要なのかが分からないという方は留学エージェントのカウンセラーに相談するのも有効です。

学校とコースを決める

留学先の都市が決まれば、次は学校とコース選びです。語学学校には大学のキャンパス内にある学校、ダウンタウンに位置する都会の学校、社会人専門の学校、生徒数の多い大手チェーンの学校、少人数の学校など様々なタイプがあり、同じ都市にある語学学校でも学校によって滞在中の生活スタイルは大きく異なります。また、学校を決めたら次は入学するコースの選択も重要となります。ビジネス英語を学ぶのか、TOEIC対策・TOEFL対策に特化するのか、など目標に応じて最適なコースを選択しましょう。

学校に出願する(3~4ヶ月前)

入学する学校とコースが決まったら、次はその学校に出願をします。一般的に学校への出願は留学の3~4ヶ月前となります。学校への出願は、願書を郵便やFAXなどで郵送をする方法や、最近では学校のウェブサイトからオンラインで出願する形式も一般的になっています。

出願時には出願料や銀行の残高証明書、パスポートコピー、滞在先の分かる書類などが求められることがありますので、こうした必要な書類も全てしっかりと用意しておく必要があります。

人気の語学学校や定員が少ない学校の場合、早めに出願をしないと希望の時期に受け入れてもらえない可能性もありますので注意が必要です。特に大学生らが長期休みを利用できる8月、9月や2月、3月などは語学学校の空きが少ない早めの行動を心がけましょう。

渡航前の手続き(2~1ヶ月前)

出願が無事に受け入られると、語学学校から入学に必要な手続きに関する書類などが送られてきます。授業料も支払い、無事に入学許可証を入手したら、今度はその許可証を持って留学先の大使館にビザの申請をしにいきます。(留学先や期間によってはビザの申請が不要な場合もあります。)学生ビザの申請から発行までには数週間程度かかりますので、余裕を持ったスケジューリングが重要となります。

出発前の準備

全ての手続きを終えて無事に学生ビザを手にしたら、いよいよ出発に向けた最終準備となります。現地での生活に必要な日用品や洋服、常備薬などを揃えるほか、留学期間中の携帯電話や自宅の電気・ガス・郵便などの手続きなども済ませておく必要があります。

そして何より重要なのは、留学中の学習効率を最大化するために、一通り英文法や単語をおさらいする、現地でスムーズに溶け込めるように挨拶や自己紹介用の英語を頭に入れておくなど、留学の下準備となる英語学習をしておくことです。

出発

いよいよ現地に出発です。出発当日は飛行機に乗り遅れないよう、十分な余裕を持って空港に向かいましょう。パスポートとビザの確認も忘れずに。ホームステイをする方などは、ホストのために日本のお土産を買っていくと喜ばれます。

現地に到着

現地の空港に到着したら、送迎車などを用意していた方はその車で、そうでない方は自力で滞在先となる寮などに向かいます。学生寮では到着後にスタッフから利用方法や注意点などを説明してもらえます。通常、語学学校の授業は毎週月曜からスタートしますので、到着はその前の土日のいずれかにするのが一般的です。月曜日からの授業に備えて、到着当日は無理せずにゆっくりと休みましょう。欧米圏に留学する場合は時差ボケもありますので、万全な体調管理を心がけましょう。

入学オリエンテーション

語学学校の入学初日は、まず午前中にオリエンテーションやテストなどが行われます。(テストはレベル別のクラス分けのためですが、事前に出発前に受けておくケースもあります。)その後は、同じタイミングで入学した生徒同士で交流を深められるよう、簡単な観光アクティビティやウェルカムパーティーなどが開催されるのが一般的です。

語学学校での生活を最大限に楽しむためには友人作りが欠かせません。語学学校では誰もが異国から一人でやってきており、皆が不安を抱えています。そのため、同じタイミングで入学した生徒が集まる初日は友人作りの絶好のチャンスでもあるのです。拙い英語でも遠慮する必要はないので、ぜひこうしたアクティビティやパーティーには積極的に参加し、他の留学生に話しかけてみましょう。

授業開始

オリエンテーションが終わると、いよいよ授業が始まります。語学学校の授業は全て英語で行われますし、日本の英会話教室とは雰囲気も全く異なります。最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、一週間もすればすぐに学校生活にも慣れるはずです。ぜひ留学生活をエンジョイしましょう。

まとめ

いかがでしょうか?語学留学の場合、検討の開始から実際の出発までに3ヶ月~半年程度はかかるのが一般的です。直前では学校の空きがなかったりビザ申請が間に合わなかったりと色々な不都合が出てくる可能性もありますので、ぜひ余裕を持ったスケジュールで準備を進めることをおすすめします。

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