英語学習者だけでなく、時にはネイティブスピーカーをも悩ます「;(セミコロン)」。
そんな「英文法界の小さなトラブルメーカー」セミコロンをテーマとした『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』が、2023年8月30日、左右社より発売されました。

『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』について
英文法の世界で、いくたびも論争を巻き起こしてきた「セミコロン」。本書では、セミコロン誕生の歴史から、解釈の違いが引き起こす騒動、句読点に対する作家たちの強いこだわりまでが紹介されています。
ハーマン・メルヴィル、レイモンド・チャンドラーほか、様々な書き手の文章を通して、セミコロンの効用を体感できる1冊です。
- 英文法家たちの仁義なき論争
- セミコロンのせいで酒も飲めない? ボストン中が大騒動に。
- 終身刑か死刑か、句読点が生死を分かつ。
- 句読点の使い方を指摘され、校正者にブチ切れるマーク・トウェイン
- 難解すぎてまったく売れなかった『白鯨』における大量のセミコロン
【目次】
-
はじめに 言葉のルールをめぐる愛憎
- 第1章 音楽を奏でるように セミコロンの誕生
- 第2章 科学的規則を目指して 英文法戦争
- 第3章 ファッションアイテムからトラブルメーカーへ
- 第4章 ゆるい条文と自制心 句読点ひとつでボストン中が大混乱
- 第5章 解釈に伴う偏見と慈悲
- 第6章 ルールを岩に刻み込む 現代の試み
- 第7章 セミコロンの達人たち
- 第8章 切なる訴え、単なる気取り セミコロンを使うのはひけらかし?
おわりに ルール違反?
『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』書籍概要

<商品情報>
【タイトル】『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』
【定価】2,420 円(税込)
【刊行日】2023年08月30日
【判型/ページ数】四六判変形 並製 192ページ
【ISBNコード】978-4-86528-383-9
【著】セシリア・ワトソン
【訳】萩澤大輝/倉林秀男
【装幀・装画】松田行正+倉橋弘/装丁
これまでセミコロンに特に注意を払っていなかった方も、本書を読み終えた後には、英文中からセミコロンを見つけるのが楽しみになるのではないでしょうか。
内容の面白さに加え、その装丁も魅力の『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』。英語を学んでいる方へのプレゼントとしてもおすすめの1冊です。
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